ノーやん日記パート2

きょうは寒露

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 曇りのち晴れ。きょうは寒露。24節気の1。秋分から15日後。露が寒冷で凍りそうなころ。雁など渡り鳥がきて、菊が咲き始め、エノコロ草が穂を垂れ、蟋蟀が鳴き、銀杏がぽとぽと落ちる頃。朝、身体がひんやりする。寒露を詠む俳人は少ない。茶の木咲きいしぶみ古ぶ寒露かな 蛇笏。昼はパスタ。ピアソーセージとシメジを炒めきのうの蕎麦汁の残りに牛乳を加えて温めパスタにどばっと掛ける。おいしい。

 消化がよかったのか午後、うとうと午睡。人間、緊張ばかりしてられん。緩和も必要。身体が自然と要求するのだろう。3時過ぎ目覚めて、かねてから買い忘れを続けていたセロテープとメモ帳のことを思いだし100均ショップへ買いに走る。帰りに魚屋さんで造り用蛸が安かったので買う。焼酎の肴や。

 元最高裁判事の浜田邦夫さん(弁護士)が「私の闘争宣言」を発したというニュースに注目。保守反動の最高権力機構に身を置いた人物が「私の闘争宣言」とはタダゴトではない。「自由で、平和な美しい日本を守ろう!」ではじまる「宣言」は、「戦前の暗黒の日本への逆コースを阻止しよう!そのため言論の自由、学問の自由そして憲法と法の支配をあくまでも守るために、皆で立ちあがろう!」と呼びかけている。45年前の安保闘争でぼくがプラカードに書いたスローガンとそっくりや。憲法無視無法の輩が国を牛耳っているという危機意識は共有する。

 ドイツの法学者ルドルフ・フォン・イエーリングは“権利は闘いとるものだ”と「権利のための闘争」(岩波文庫)に書いている。法曹を志すものの必読書だが、学問の自由、言論の自由、思想の自由…さまざまな自由は、そして平和も生活もおよそ生きる権利はすべてたたかって実現したものばかりだ。ぼくは法曹人ではないが浜田さんに連帯して「自由で平和な美しい日本を守る」ために共闘宣言する。写真上=千里南公園のオキザリス、下=エノコロ草。
               草茫々各々穂には露溜めて 昇龍子

 

 

 

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}「ホシガリマセンカツマデハ」ですかね。消費税増税してナベカマ供出してイザ突撃てな馬鹿な活躍ニッポンはドン・キホーテの話に止めてほしいね。
fm
ノーやんさんは法学部出身でしたね。昨今の政府のやり口を見るにつけ、我々以上に憤慨やる方ない想いがあるでしょうね。

「一億火の玉内閣」大将、私を一億に数えないで下さいといいたいですね。
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