初心者の心得は―。
①五・七・五の定型とふつう一つの季語と「や」「かな」など切れの三つの基本を習得すること。
②理屈を述べないこと。わけや説明はしないこと。
③散文と詩の違いを知ること。
④俳句は「今」を詠むもの。
⑤気取ったり古めかしく詠わない。
⑥“その通り”という当たり前のことを述べるだけでは句にならない。
⑦一句中の焦点を絞る。つきすぎを避ける。
⑧「楽しい」「美しい」など思いを直接的に言わない。
基本を一応理解している人の問題は―。
①繰り返し同じような雰囲気の句づくりから脱して、自分の持ち味を生かした句をつくること。
②もう一歩句境を深め視点を広げる努力を。より新鮮で独自性の加わった作品を。
③多くの作品を読み観賞・批評力を高めよう。
④よい作品の発想法や言葉づかいの使い回しを避けよう。よい句は覚えて真似しないという態度。
⑤「よい句」と「うまい句」を区別する。くすぐり程度の「月並句」はよい句とはいえない。
⑥得点のゲームのような方向に流されず「月並」でない多様性をめざし各人冒険を。
ここまでわが輩流に整理してみると、うかうか句がだせんなあ。う~ん。写真上=冬に咲くヒマラヤ桜(尼崎植物園)。
下=蛸の足のように伸びるサボテン(同)
海越えてこれがヒマラヤ桜かな 龍尾
にゅるにゅると温室を這う仙人掌よ 同
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ノーやん
fm
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