きょうは、徹頭徹尾吟行し季語にこだわり、例句のない季語への挑戦を説く俳人協会理事・茨木和生さんの「俳句上達講座 多作こそ飛躍への力」(朝日新聞社刊2002年)を読む。
一言で言って“こだわりの精神”とでもいえようか。それも半端でない。「ひとつの季語を深く追う」。じっとみつめる。視野を広げて見る。繰り返し見る。毎年同じ季語に挑戦する。「季語の現場」で句作をする。体験の目を通じて生まれる句はじつにみずみずしい。
日本の「伝統を負う季語」、花(桜)、杜鵑、螢、月、雪への挑戦を提唱してはる。花鳥風月を現代に詠い継ぐこと。御隠居趣味ではない。自然をいつくしむ、郷土を愛する心を大切にしたいね。写真上=千里南公園南の花壇に大葉牡丹が植わる。下=異国へ来た錯覚をする尼崎植物園のサボテンの花。
浅漬けがよけれさつまいもの茎も 茨木和生
まんなかに大葉牡丹の年用意 龍尾
ふとわれに植物園の冬帽子 同
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