晴れのち曇り。朝、千里東町の食品スーパーへ土曜日は野菜類が安いというので買いにゆく。老人たちが開店前から集っている。外売りしているキャベツ・白菜・大根・人参・玉ねぎ…。ジャガイモ以外はどれもええ値や。買わずに開店待ちする客に向かって大柄な兄ちゃんが半ばやけくそに大声で「は～い、いらっしゃい、いらっしゃい」。お客は無慈悲に笑っている。野菜は店内も安くない。広告商品が目当てなのだろう。広告の品へまっしぐら。野菜が目当ての愚老は高くてもしょうがない。玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、ふきなど買う。昼はきょうもパスタ・ナポリタン。昼過ぎ木枯らしが吹く。
部屋の中も寒いので毛糸のジャージーを着て世の中のこと少し勉強する。名士が語るマナー読本ー「新行儀読本」。食事のマナーとか、パーティでのマナーとかわが輩には縁のない話。「靴を揃えて脱ぐのはなぜか」。あたり前やないか。帰るとき履き間違わんためやないか。ちぐはぐに履いて帰るやつが居るんや。じつにくだらん行儀作法を５０ページほど読んでバカバカしくなってやめる。写真は、みんぱくで開催中の「カナダ先住民の文化の力」展から。下の「イロコイ族」は、L・H・モルガンが「古代社会」で調査したイロクオイ族のことか?
こがらしがマンションの谷吹き上がる 昇龍子
