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ノーやん日記パート2

青嵐

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 雨が上がって陽が射す。午前中は本読んだり音楽を聴いたり。午後、花壇に出て宿根草と球根類以外のパンジー・ビオラなどを撤去。雨上がりなので作業がしやすい。リナリアは種を採るため先に抜いて乾燥させていたが二日続きの雨のため種が落ちた上ナメクジがいっぱい寄生していた。作業中、きょうも年輩の皆さんからつぎつぎ声をかけられる。「こんにちは。よう降りましたねえ」「こんにちは。いつもきれいなお花たのしませていただきありがとうございます」「こんにちはごくろうさんです」。そのひとことで目と頭の痛みがひっこむよう。ありがたい。

 風がある。ケヤキ並木の風音が聞こえる。育苗中のトレイにかけているビニールが風の勢いでぱたぱたしている。覆いを張り直す。苗は大丈夫だった。

 午後南千里の公園へ。樹林が風で大揺れしている。沼杉もユーカリ(写真上)も栃の木も楠の木も。風音がたつ。しばらくそのさまを眺める。青嵐や。どういうわけか野鳥の鳴き声が聞こえない。池の野鳥も姿が見えない。人気の少ない公園にひとりいると、みんな忙しく立ち働いているんやなあ。腰が浮いてくる。

 竹見台団地の角地で花壇の土おこしをしているところに出くわす(写真下)。「ちょっと写真撮らしていただいていいですか」「どうぞ」。聞けばシルバー人材センターから派遣されたみなさん。「腐葉土は入れないんですか」「上にばらまいてるのがそれです」。なるほど。ごく薄くばら撒いて梳きこんでいる。「こんどは何の苗でっか」「イソトマいう花や」。
「楽しみにしてます」。こんどはぼくが言う番。人生は、いいついわれつ。

楠の花落ちるは捨て身青嵐 愚句
ユーカリの細き葉一面青嵐 同
青嵐欅の下の土起こす 同

コメント一覧(10/1 コメント投稿終了予定)

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}fmさんありがとうございます。「あおあらし」です。「青葉のころに吹きわたる清爽な、やや強い風」(文芸春秋刊「最新俳句歳時記」)です。
fm
「ユーカリの細き葉一面青嵐」

この句が印象に残りましたが、青嵐をなんと読むのですか?
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