指先の向こう側

「見たこと 聞いたこと 感じたこと」 を書く 私的日記

「氷壁」 1

2006年01月15日 02時15分32秒 | TV&映画
NHK・土曜ドラマ「氷壁」 第一回[運命のザイル」を見ました。

見た感想は、一言、「さすがNHK・・」 です。

まず、ドラマの重厚さに、参りました・・
コレを見たら、他の民放ドラマの軽さが、気になります(ごめん)
このドラマなら受信料払いますよNHKさん!
新春ドラマの、私のイチオシです。

物語は、K2山頂直下、親友のザイルパートナーが謎の滑落死を遂げます。登山道具のカラビナの不具合か? 操作ミスか? 自ら犠牲になったのか? それとも・・・

土曜ドラマ「氷壁」HP

実はモデルとなる事件があります。世に言われる「ナイロンザイル切断事件」です。昭和30年代に起きたナイロンザイル切断事故が元となって、「安全神話」を誇っていたナイロンザイルも使い方や状況によっては切れることが明らかになりました。そこで、登山家たちが「命を預ける道具」としてザイル同様に重要なカラビナの破損疑惑に変更しました。(HPより引用)

今回、物語の最重要ポイントである、原案の「ザイル切断疑惑」をドラマでは「カラビナ破損疑惑」に変更しました。

父から子供の頃、聞いた話です。
私の住んでいる愛知県の中に「蒲郡市」があります。この街は「ナイロンロープ」を多く生産しています。そのため、この事件が起きた時、街は大騒ぎになったそうです。「絶対切れないナイロンザイル」。その信頼が揺れたのですから大変だったのでしょう。(現在でもナイロンロープ製造と、看板の有る町工場が、あります)
その事件をモデルにした小説、それが「氷壁」でした。
かなり前から小説の題名は、知っていたのですが(映画の存在も知っていました)話の内容は知りませんでした。
今回、NHKドラマとして、放映されると聞き、楽しみにしていました。

第一回は、それぞれの登場人物の紹介と、K2登山に至る経緯、背景が物語になっていました。
十分楽しみました。まさに大人のドラマという感じです。二人のクライマー奥寺(玉木宏)北沢(山本太郎)の演技が光っていました。
次回はいよいよ、迫真のK2登攀シーンがあるそうです。かなりの迫力が期待できそうです。また、この後の人間模様もどうなるのでしょう?
次回、期待します。


8000メートルの極限の世界にたちはだかる巨大な氷壁で、宙吊りになる二人のクライマー。ザイルを切れば、自分は助かる。切らなければ二人とも死ぬ。あなたならどうしますか?(HPより引用)

[K2]
カラコルム山脈(カラコルムとは黒い岩山の意味)に位置する、世界第2の高峰K2(8611m)。K2は測量記号でカラコルム山脈、第2番目に測量された山、と言う意味だそうです。(世界高峰2位という意味では無いそうです。)
登頂の難しさでは、エベレストより上と言われています。



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