能勢謙三の鹿児島まち案内日記

番外58 さよなら非常識

中国の一航空会社の不採算路線を維持するため、税金1億1800万円を使い、研修名目で鹿児島県職員1000人を上海へ派遣しようとした。
伊藤祐一郎県知事が5月に突然発表した驚きの事業を、非常識な発想を、私たちは決して忘れてはなりません。時が流れようと決して忘れてはなりません。決して水に流してはいけません。

県民からたちまち噴出した批判をそらすため、その後伊藤知事は規模を縮小したものの、この事業は実際に9月まで続けられたのです。こんなおかしなことが許されていいでしょうか。

今後について伊藤知事は「もう大規模な職員派遣は考えていない」としています。小規模だったら、まだやるということでしょうか。上海に、中国に、いったい何を学ぼうというのでしょうか。逆に、世界に誇れる「技と人力」を持つ日本、鹿児島こそを売り込むべきではないでしょうか。

非常識な発想をする知事には、辞めてもらわねばなりません。

福祉、医療、教育…。足元の鹿児島には改善すべき課題がたくさんあります。こんな県内の課題にこそ税金を使うべきではないでしょうか。県民が「よかった」と納得する県政を進めるべきではないでしょうか。馬鹿げた上海旅行ではなく。馬鹿げたスーパーアリーナではなく。馬鹿げた全寮制中高一貫男子校ではなく。

非常識な知事には、辞めてもらわねばなりません。

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