川内原発の再稼働に反対する住民たちが県庁玄関横に張ったテントを囲むように、あるいは牽制するように、柵が張り巡らされていました。
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テントのそばで座り込んでいた人に話を聞くと、「きのうの夜、100人ほどの作業員や職員がやってきて柵を設けた」そうです。「中にいる私たちは動物園の動物のよう。エサをやらないで、みたいな」と苦笑いしました。
柵は、隣の県議会の建物の前にも設置してありました。
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柵を設けた県に対して、強い怒りを覚えました。
原発再稼働について、おざなりな住民説明会しか開かなかった県の姿勢を象徴していると感じました。
フクシマからまだ3年8ヶ月。先が何も見えないまま、日本で最初に原発を再稼動させていいのか、という県民の素朴な疑問を振り切るように、県議会や伊藤祐一郎県知事はバタバタとゴーサインを出そうとしています。フクシマからいったい何を学んだのでしょうか。
開かれた県庁や県議会でなければいけないのに、どうして閉ざそうとするのか、さっぱりわかりません。
目先の利益とか、大企業の事情よりも何よりも、多くの県民の将来や幸せを一番に考えるのが県や県議会の務めではないでしょうか。
伊藤知事は身の危険を感じてか、自身の動静を公表していません。しかも原発再稼動の責任は国だけに押し付けようとしています。卑怯極まりないのではないでしょうか。
住民説明会をネット中継して欲しいと願う住民の声も無視しました。
先日テレビで、高知県知事が「知事室を24時間ネット中継している」と話していたのと大違いです。
今こそ伊藤知事をリコールしたい。