自分で書きながら、時々その存在を忘れるカテゴリー「鹿児島を面白くする『思いつき提案』」。久しぶりの今回は、与次郎ケ浜長水路の活用について提案します。
鹿児島市の魅力の一つは、南北に長く延びる海岸線です。ところが市街地近くに海と親しめる場所はほとんどありません。海岸線といっても、荷役作業が行われる港であったり、防波堤であったりして、安心して海辺に近づけないのです。
そんな中で、私がもったいないなあと思うのは与次郎ケ浜に沿った長水路です。北の甲突川河口から南の海釣り公園近くまで延長1・6キロくらいあります。ここからの桜島や海や大隅半島の眺めは最高です。
水路を一周できる遊歩道でジョギングしたり散歩したりする近所の人たちはいますが、車でここに来ようにも、専用の駐車場がなく、遠くからの人には不便です。
ここをもっと多くの人に利用してもらうために、水路の半分くらいを埋め立てて、駐車場や飲食店スペースにすればどうでしょうか。以前、小さな観光施設がありましたが、やがてなくなりました。中途半端だったのでしょう。心機一転、大胆な改造を願いたいところです。
ついでにここを通る、文字通りウオーターフロントコースの周遊バスを走らせたいものです。鹿児島はもっともっと海の魅力をアピールする必要があります。