番外８５ 鹿児島が変わる

ガヤマスさん、サンキューべりマッチです。大変お世話になりました。

明日午後１時、県庁記者クラブへ行ってきます。
県知事リコール署名を携えて。

今夜は、天文館の飲み屋を何軒か駆け足で訪ねて、受任者になってもらった店主に渡していた署名簿を回収して回りました。

あるカラオケスナック。署名簿に加えて、別紙として手製の名簿をいただきました。「署名簿が足りなかったので、こうやって書いてもらいました」とママさん。

あ、それは無効です、とはとても言えず、「お世話になりました。ありがとうございました」と言って受け取りました。

形はどうあれ、署名したいという人たちの気持ちが伝わりました。どうしても書いてもらおうというママさんの気持ちも伝わりました。

今回のリコール活動は間もなく終わろうとしています。どうしても越えられない高いハードルが立ちはだかっていました。

ママさん手製の名簿を手にして、リコール活動をやって本当によかったと思いました。飲み屋の人だけでなく、実にさまざまな人たちが署名に応じてくれました。客待ちのタクシー運転手、工事現場の作業員、ネクタイ姿のサラリーマン、赤ちゃんを抱っこしたお母さん、腰の曲がったおばあちゃん…。「上海はおかしかった」「あんな税金の使い方はない」「知事のあの、上から目線は許せない」と口々に。

あまり声を上げようとしなかった鹿児島の人たちが、自分の意思で「ノー」と署名したのです。画期的なことではないでしょうか。

鹿児島が変わる予感がしています。

皆さん、本当に本当に、ありがとうございました。