のり屋のバーサン日記

落語に親しみ、犬猫と和む…
何でもないけど、めでたい毎日

子役を観る楽しみ

2014-06-02 00:08:11 | 歌舞伎も好きです
仕事が一段落したら、
歌舞伎を観に行く予定で、
今から楽しみにしている。

とはいえ、ここ数年、
生の歌舞伎に接したのは、
せいぜい年1頻度。
歌舞伎を観る勘どころが、
すっかり薄れてしまった。

予習(?)として、
録画しておいた
Eテレの『俳優祭』を観る。

歌舞伎役者ほぼ総出演の、
数年に1度のお祭り。

新・歌舞伎座建設中に
重鎮たちを次々と失った
歌舞伎界ではありますが、
その分(?)、子役たちが
わらわら控えている。

数年前(でもないか?)まで、
チョウチョの役で愛らしく踊っていた、
中村児太郎くん、中村隼人くんは、
今やすっかり大人。
(時間がたつの速っっ

今回のメインは、
市川染五郎の息子の金太郎、
尾上松緑の息子の藤間大河。
(いずれも小学校低学年?)

特に、藤間大河くんの
顔の出来上がりっぷり

化粧しているとはいえ、
何なの、この完成度の高さは!?
未来の立役の風格充分
(お父さんの松緑も個性的で面白い役者さん。
 映画やドラマにも出てほしい)

落語を聴きに行っても、
面白い前座・二つ目さんを見つけると、
テンション上がるけど…

伝統芸能の楽しみのひとつは、
「これからの人」の成長を
(勝手に)見守ることでもある。

まぁ、そのへんはAKBとかの
アイドルファンと心理は同じか。。。

お祭りなので、
珍妙な場面もあり…
(特に真ん中の左團次さん

歌舞伎って、世間で思われてるほど、
敷居、高くないと思う。
チケット代が高いだけ。

舞踊とか、わからないから
早送りしようと思ってたけど、
けっこうしっかり観こんでしまった
2時間半。

歌舞伎鑑賞の勘どころ、
少し戻ったような、
つかみ損ねたような、
日曜の午後でした

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