のり屋のバーサン日記

落語に親しみ、犬猫と和む…
何でもないけど、めでたい毎日

急ぎすぎた彼女

2019-03-02 20:20:06 | ひとりごと


54歳の若さで急逝した仕事仲間の
お別れの会に行ってきた。

会場は彼女のご自宅至近のホール。
個人でマルチに活動し、
現役バリバリのまま、
呆気なく逝ってしまった彼女を偲んで、
会場ビルからは人が溢れた。

会が終わり、仕事関係者8名で、
彼女が大好きだった洗足池を眺め、
彼女の行きつけの中華料理店で
ランチを囲んだ。
(お店の人も彼女をご存知だった)

自身が大病と判明し、
医師から緊急入院を促されても、
それを1日遅らせて、
仕事関係者ひとりひとりに
メールを送ったことを知る。
なんと責任感の強い!
(のり屋にも丁寧なご報告つきで、
仕事資料の添付メールを送ってくれた)

父が逝って1年経っても、
涙1滴出ない薄情者が、
3回しか会ってない彼女の旅立ちに
号泣してしまいました。

親しいご友人の話では、
「5分空いたら何かをするわ」と、
無益に過ごす時間を嫌っていたとか。

人の何倍も働き、生き急いで、
急ぎすぎてしまったのだろうか?

自分にできることは、
そんな彼女の足跡を伝えること。
微力ながら実行します。

画像は、
彼女の行きつけパン屋さんの製品。
彼女のいちばん好きな明太子フランスパンは売り切れだったので、
ノルウェー伝統のクリームパンにしました。

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2 コメント

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Unknown (石山久美子)
2019-03-13 18:39:32
先日はナタリーのお別れ会に来ていただきましてありがとうございました。
神沢さまのイラスト、とてもナタリーは楽しみにしていました。
この話を初めてしてくれた時の嬉しそうなあの顔を思うと、一回でいいから本になったのを見せたかったと、、、残念です。次号のお知らせを見つけたので、写真を撮って送ったら、とても喜んでいたのが、まだ、ついこの間です。
ナタリーが行っていた中華、洗足池ですか? パン屋さん、わざわざ久が原までいらしたのでしょうか?
Facebookにも投稿しましたが、ナタリーとフランスのゲームとお菓子を1/26に大爆笑でした。そのゲームをこれからも広めていくために、フリップから譲り受けました。
神沢さまの益々のご活躍をお祈りすると共に、4コマ漫画、楽しみに拝見させていただきます。
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Unknown (noriya_bahsan)
2019-03-13 20:57:12
石山久美子様
ご丁寧なコメントをありがとうございます。
お別れ会から10日余りが過ぎましたが、ナタリーさんの突然の旅立ちに、まだ今ひとつ現実感がありません。
「病院のエピソードだけで本が何冊も書けそう」と、入院直後にもメールを送ってくれたのに…あれからまだ1ヶ月も経っていないのです。

あの明るいキャラクター、鈴を転がすような日本語トークはテレビ向きだね。と、ナタリーさんを私に紹介してくれた友人ともよく話していました。本当に多くの可能性を秘めた方で、これからますます活躍されること確実だったので、残念でなりません。
ナタリーさんご本人にも、ご遺族にも喜んでいただけるように、楽しい連載にします!

お別れ会後、洗足池の中華料理店に行きました。お店の方から「ナタリーさんの?」と声をかけられました。パン屋さんは、その近くにある、ドキュメンタリー番組にも登場したお店です。
ナタリーさんが毎日見ていた洗足池の写真を撮らなかったことを後悔しているので、また行ってみようと思っています。
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