のり屋のバーサン日記

落語に親しみ、犬猫と和む…
何でもないけど、めでたい毎日

紳士録詐欺にご用心

2011-01-14 00:31:36 | ひとりごと
実家に顔を出したら、
父が険しい表情で電話応対の真っ最中。

そばで見ていたら…

「頼んでもいないのに!
 そっちが勝手に載せたんでしょう? 
 知りませんよっ!」
 ガチャ

日頃、外づらだけはマイルドな父が、
珍しくブチギレて電話を切った。

何ごと

【紳士録】だって。

「紳士録に名前を掲載したから、掲載料を払え。
 削除を希望するなら、削除料を払え」

という内容だったとか。

父は職業柄、元祖にして正規の紳士録として、
明治時代から定期的に発行されていた【日本紳士録】に
名前が載っていた。

が、個人情報保護の時代になり、
【日本紳士録】そのものが、
数年前に廃刊になったそうだ。

ゆえに、イマドキ、
【紳士録】を語って連絡してくるヤカラは、
はっきり言って、詐欺目的

でも、その種の電話が後を断たないとか。

世の中、お金を出してでも、
ワケわからん紳士録に個人情報を載せたい人が
大勢いるのかもね…

そんな電話がかかってきたら、
のり屋のバーサンなら、こう言うね。

「そっちが勝手に載せたんだ。
 掲載料を払うのは、そっちだろっ

(ま、そんな電話自体、こないけど

詐欺電話の発信元を確認したら、
〈ヒョウジケンガイ〉だった。

「こういう怪しい発信元の電話には出ちゃダメ」

と、両親に忠告。
でも、高齢者はそれができないんだよね。
かかってきた電話は、
ぜんぶ出なくちゃ悪いと思うみたい。

バーサンなんか、
発信元を見て、出たい電話にしか出ないもんね。

昔、ナンバーディスプレイを導入したとき、
親しい仕事仲間にも言われたっけ。

「うちの電話番号、着信拒否に登録しないでね」

あのぉ~~・・・
いくらなんでも、
そこまで性格悪くないスけど…

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