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法 水 道~The Road to NORIMIZU

映画・演劇についての戯言。ブログ引っ越しの際、一部文字化けや画像の不具合が出ております旨、ご了解ください。

『ねこタクシー』

2010-07-07 23:41:00 | 映画道
『ねこタクシー NEKO-TAXI』

2010年日本映画 106分
監督・編集:亀山亨
原作・脚本:永森裕二  脚本:イケタニマサオ
撮影:中尾正人  美術:西村徹  衣裳:永井伸子
音楽:野中“まさ”雄一  主題歌:水木一郎「ソラノワダチ」
出演:カンニング虫R(間瀬垣勤)、鶴田真由(間瀬垣真亜子)、山下リオ(間瀬垣瑠璃)、芦名星(丹羽仁美)、内藤剛志(宗形誠二)、室井滋(松本スミエ)、高橋長英(所長・真泉平)、甲本雅裕(同僚・沼尻崇)、草村礼子(宗形の母)、水木一郎(炎悟)、塚本高史(乗客・菅沼)、根岸季衣(飯島・妻)、田村泰二郎(飯島・夫)、柳沢なな(盲目の乗客)、李千鶴(無線配車番・山梨景子)、リッキー[ブッチャーブラザーズ](同僚・美濃部進)、唐沢美帆(ペットショップ店員)、秋山実希(乗客)、味里(乗客・町田麻美)、多菊八重(麻美の上司・間所千恵)、加藤英美里(DJみちる・声のみ)


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40歳になる間瀬垣勤は、人付き合いが苦手なタクシー運転手。元は教師だったが、生徒との人間関係が原因で辞職、3年前からタクシー会社で働いていた。だが、営業成績は最下位、家庭では妻で教師の真亜子や受験を控える娘の瑠璃から馬鹿にされ、自分の居場所を失いつつあった。彼が唯一心安らぐ場所は、人気のない公園。そこで運命の出会いが訪れる。ふてぶてしい目に太り気味のオッサンのような姿をした三毛猫が現れたのだ。首輪には“御子神”と記されていた。妙な貫禄と、勝手にタクシーに乗り込む図々しさに心奪われる間瀬垣。ある日、猫を使ってネコババする事で有名な通称“ねこババァ”に乗車賃を奪われる間瀬垣。お金を返してもらおうと、ねこババァが暮らす猫屋敷を訪れると、沢山の猫の中に御子神さんを発見。彼は御子神さんと子猫のコムギを引き取ることにする。帰宅すると家族に、御子神さんをタクシーに乗せたいと宣言。真亜子は大反対だったが、瑠璃は「お父さんがやりたいことを話すのは初めてだから」と味方につく。御子神さんを乗せると、それをきっかけにお客さんとの会話が生まれ、成績も右肩上がり。間瀬垣の人生は次第に上向いてゆく。だが、演歌歌手の炎悟(ほむらさとる)を乗せたことから、事態は急変。ある夜、炎がブログで“ねこタクシー”を話題にしていることを知る。しかも、そのブログは炎上状態の大騒ぎ。不安を胸に出社すると、同僚の仁美が“ねこタクシー”に乗っているという記事を掲載する雑誌が。電話は“ねこタクシー”の予約でひっきりなし。騒然とするオフィスに、“ねこタクシー”を問題視した保健所職員の宗形が現れる。宗形は「動物取り扱いの資格もなく営業することは言語道断」と仁美を糾弾。それを聞いた間瀬垣は、御子神さんとの日々を思い返し、“ねこタクシー”の正式開業に向けて動き出す。【「キネマ旬報映画データベース」より】

今年の1月から3月にかけて放送されたドラマ『ねこタクシー』の映画版。

うーん、いくら何でも地味すぎやしないかい。
『幼獣マメシバ』同様、人付き合いの苦手な主人公が動物を通して変化していく様を描いているわけだが、間瀬垣が成し遂げたことと言えば、1年かけて動物取扱責任者の資格を取得しただけのことだもんなぁ。
教職に復帰するのも彼にとっては成長なのかも知れないが、何だか自分勝手に感じてしまう。会社はあんたのために動物取扱業の申請までしたというのに。「御子神さんじゃなければねこタクシーはやらない」という言葉に嘘はなかったわけだが。

また、保健所の宗形を説得するためにタクシーに乗せるのはいいのだが、何の必然性もないのに宗形の母親が登場。間瀬垣にあれこれ言う息子をたしなめる(東北弁の草村礼子さんはうまい)という展開も取ってつけたよう。
どうせなら宗形を助手席に乗せて、乗客の反応を見せた方がよかったのに。

本作より『幼獣マメシバ』の方が面白く感じたのは、私が犬派だからという理由だけではあるまい(笑)。


★★


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