作:渡辺あや
音楽:佐藤直紀 演奏:フェイスミュージック
主題歌:「カーネーション」椎名林檎
出演:尾野真千子(小原糸子)、麻生祐未(小原千代)、綾野剛(周防龍一)、六角精児(松田恵)、田丸麻紀(安岡八重子)、玄覺悠子(縫い子・昌子)、野田琴乃(小原優子)、二宮星(小原直子)、杉本湖凜(小原聡子)、那々實あぐり(近所の主婦)、宮川サキ(同)、田畑利治(大工)、森川航(周防の息子)、劇団東俳、舞夢プロ、劇団ひまわり、キャストプラン、テアトルアカデミー
完全版DVD-BOX 1は3月21日発売!

昭和23年(1948)12月。周防のオルガンに合わせて「お正月」を歌う三姉妹。周防には紳士服の仕事を続けてもらっていたが、色々思うところもあって隣町に紳士物専門の別の店「テーラー周防」を構えることにした。建物はあちこち天井が腐っていたため、糸子は大工に修理を頼む。団子を買って店に戻る糸子だったが、昌子も松田も糸子のことを気にもかけない。糸子は2階に上がり、周防に建物の報告をし、生地が濡れたら大ごとであるため、万が一雨漏りがしたらすぐに言うように伝える。近所にも一通り挨拶しておいたという糸子は、みんなこの町にもテーラーができると喜んでくれていたと話す。糸子は周防に団子を食べるように勧め、うちの分は別に買っておいたと言う。周防がおやつをこっそり子供らに持って帰っているのを知っていた糸子の心遣いだった。今の糸子には団子を100個でも200個でも買うことができた。店は繁盛し、常連客と盛り上がる糸子。松田は売上げを報告し、利益の2万8250円を糸子に差し出す。安岡美容室では八重子を相手に稼ぐだけはきっちり稼いでいるから、松田も昌子も自分のやることに何も口を出せなくなったと話す糸子。周防の店は年明けで、派手にやるからまた覗いてという糸子に、背広を着るような男がいないと応える八重子。夕刻、優子が習字に向かおうとしていると、家を覗いている男の子と女の子がいる。優子が呼び止めると、男の子は優子を突き飛ばして「おいん父ちゃんば返せ!」と叫ぶ。2人が立ち去った後、糸子が帰ってくる。優子は糸子が家の中に入っていくまで見つめ続ける。12月30日。仕事納めとなり、昌子たちは道行く人たちに来年もよろしくと挨拶する。糸子は内装の済んだ店に周防を連れて行く。机にも張り込み、時計も電子式にしたと話す糸子。ねじ式は巻きすぎると壊れてしまうという糸子は、いつか周防に直してもらったことを思い出して笑うが、周防の表情は沈んだまま。何を間違えたのかと尋ねる糸子に、何も間違っていないと答える周防。自分の店を持つのは長崎にいた時からずっと夢だったという周防の言葉を聞き、荷物を持って外に出る糸子。「テーラー周防」の看板を見上げながら、初めて自分の看板を見上げた時、とても嬉しかったことを思い出していると、周防が出てくる。糸子は周防に、周防の夢を叶えたのではなく、取ってしまったのだと詫びる。自分じゃなくて女の金で看板を上げてもらっても何も嬉しくないと周防の気持を察した糸子に、「でもありがとう、糸子さん」と感謝する周防。糸子は「うちは周防さんをほんまに幸せにはでけへんのやな」と涙ぐみ、周防は「おいも…おいもそうたい」と言う。その夜、糸子は生まれて初めて無断外泊をする。朝方、周防に店を月賦で売りつけ、月々2000円の返済をする契約を取り交わす。2人は抱き合い、「さよなら。お元気で」とお互いに言い合う。帰宅すると千代が待ち構えている。糸子は謝りながら追いかける千代を振り切り、2階へと上がる。布団で寝ている3人の娘たちの間に横になり、伸びをし、また前に進む決意をする糸子。
あら? 周防との関係はこれで終わりですか。
実際には20年ほど続いたそうですが、まぁ周防との関係をこれ以上引っ張ってもどこかに後ろ暗さが付きまとってしまいますから、ドラマ的にはこれでよかったのかも知れません。このドラマは小篠綾子の生涯ではなく、小原糸子の生涯を描くドラマですし。
それにしても展開早いなぁ。
奈津が結婚したことも忘れてしまいそう(笑)。
来週からはいよいよ大人になった三姉妹が登場。
中でも優子役の新山千春さんは実年齢では尾野真千子さんより数ヶ月お姉さんですから、果たして母娘に見えるのかという懸念はありますが…。
音楽:佐藤直紀 演奏:フェイスミュージック
主題歌:「カーネーション」椎名林檎
出演:尾野真千子(小原糸子)、麻生祐未(小原千代)、綾野剛(周防龍一)、六角精児(松田恵)、田丸麻紀(安岡八重子)、玄覺悠子(縫い子・昌子)、野田琴乃(小原優子)、二宮星(小原直子)、杉本湖凜(小原聡子)、那々實あぐり(近所の主婦)、宮川サキ(同)、田畑利治(大工)、森川航(周防の息子)、劇団東俳、舞夢プロ、劇団ひまわり、キャストプラン、テアトルアカデミー
完全版DVD-BOX 1は3月21日発売!




昭和23年(1948)12月。周防のオルガンに合わせて「お正月」を歌う三姉妹。周防には紳士服の仕事を続けてもらっていたが、色々思うところもあって隣町に紳士物専門の別の店「テーラー周防」を構えることにした。建物はあちこち天井が腐っていたため、糸子は大工に修理を頼む。団子を買って店に戻る糸子だったが、昌子も松田も糸子のことを気にもかけない。糸子は2階に上がり、周防に建物の報告をし、生地が濡れたら大ごとであるため、万が一雨漏りがしたらすぐに言うように伝える。近所にも一通り挨拶しておいたという糸子は、みんなこの町にもテーラーができると喜んでくれていたと話す。糸子は周防に団子を食べるように勧め、うちの分は別に買っておいたと言う。周防がおやつをこっそり子供らに持って帰っているのを知っていた糸子の心遣いだった。今の糸子には団子を100個でも200個でも買うことができた。店は繁盛し、常連客と盛り上がる糸子。松田は売上げを報告し、利益の2万8250円を糸子に差し出す。安岡美容室では八重子を相手に稼ぐだけはきっちり稼いでいるから、松田も昌子も自分のやることに何も口を出せなくなったと話す糸子。周防の店は年明けで、派手にやるからまた覗いてという糸子に、背広を着るような男がいないと応える八重子。夕刻、優子が習字に向かおうとしていると、家を覗いている男の子と女の子がいる。優子が呼び止めると、男の子は優子を突き飛ばして「おいん父ちゃんば返せ!」と叫ぶ。2人が立ち去った後、糸子が帰ってくる。優子は糸子が家の中に入っていくまで見つめ続ける。12月30日。仕事納めとなり、昌子たちは道行く人たちに来年もよろしくと挨拶する。糸子は内装の済んだ店に周防を連れて行く。机にも張り込み、時計も電子式にしたと話す糸子。ねじ式は巻きすぎると壊れてしまうという糸子は、いつか周防に直してもらったことを思い出して笑うが、周防の表情は沈んだまま。何を間違えたのかと尋ねる糸子に、何も間違っていないと答える周防。自分の店を持つのは長崎にいた時からずっと夢だったという周防の言葉を聞き、荷物を持って外に出る糸子。「テーラー周防」の看板を見上げながら、初めて自分の看板を見上げた時、とても嬉しかったことを思い出していると、周防が出てくる。糸子は周防に、周防の夢を叶えたのではなく、取ってしまったのだと詫びる。自分じゃなくて女の金で看板を上げてもらっても何も嬉しくないと周防の気持を察した糸子に、「でもありがとう、糸子さん」と感謝する周防。糸子は「うちは周防さんをほんまに幸せにはでけへんのやな」と涙ぐみ、周防は「おいも…おいもそうたい」と言う。その夜、糸子は生まれて初めて無断外泊をする。朝方、周防に店を月賦で売りつけ、月々2000円の返済をする契約を取り交わす。2人は抱き合い、「さよなら。お元気で」とお互いに言い合う。帰宅すると千代が待ち構えている。糸子は謝りながら追いかける千代を振り切り、2階へと上がる。布団で寝ている3人の娘たちの間に横になり、伸びをし、また前に進む決意をする糸子。
あら? 周防との関係はこれで終わりですか。
実際には20年ほど続いたそうですが、まぁ周防との関係をこれ以上引っ張ってもどこかに後ろ暗さが付きまとってしまいますから、ドラマ的にはこれでよかったのかも知れません。このドラマは小篠綾子の生涯ではなく、小原糸子の生涯を描くドラマですし。
それにしても展開早いなぁ。
奈津が結婚したことも忘れてしまいそう(笑)。
来週からはいよいよ大人になった三姉妹が登場。
中でも優子役の新山千春さんは実年齢では尾野真千子さんより数ヶ月お姉さんですから、果たして母娘に見えるのかという懸念はありますが…。
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