『ヘルタースケルター』
2012年日本映画 127分
監督・脚本協力:蜷川実花
原作:岡崎京子 脚本:金子ありさ 音楽:上野耕路
撮影:相馬大輔 美術:小泉博康、ENZO 照明:佐藤浩太
録音:阿部茂 編集:森下博昭 スタイリスト:長瀬哲朗、篠塚奈美
ヘアメイク:冨沢ノボル、赤間直幸 装飾:高畠一朗
音楽プロデューサー:安井輝
テーマソング:浜崎あゆみ「evolution」
エンディングテーマ:AA=「The Klock」
出演:沢尻エリカ(りりこ)、大森南朋(麻田誠)、寺島しのぶ(羽田美知子)、桃井かおり(社長・多田寛子)、原田美枝子(院長・和智久子)、綾野剛(美知子の恋人・奥村伸一)、水原希子(後輩モデル・吉川こずえ)、新井浩文(メイク・沢鍋錦二)、鈴木杏[友情出演](検察庁事務官・保須田久美)、寺島進(刑事・塚原慶太)、哀川翔(映画プロデューサー浜口幹男)、窪塚洋介[友情出演](りりこの恋人・南部貴男)、COSMO(クマ)、斎藤工(映画共演者)、平愛梨(同・maco)、タナカノリユキ(映画監督)、村上淳(ドラマ共演者)、マメ山田(道化)、MEGUMI(番組司会者)、吉田国セ郎(麻田の上司)、住吉真理子(りりこの妹・比留駒千加子)、近野成美(貴男の婚約者・田辺恵美利)、葛西幸菜、淵上泰史、山本裕子、下村一喜(カメラマン)、石橋杏奈(本人)、江口のりこ、古坂大魔王(番組司会者)、吉川真実(5年後の千加子/麗奈)、原田裕章、蜷川みほ(イベント司会)、山口芙未子、渡辺真佳、佐藤優莉夏、汐見ゆかり、広山詞、原裕美子、堀杏子、文月ユウ、岡崎智、まつゆう*、藤沼豊、岸健太朗、上村聡、気谷ゆみか、小林優、坂井香里、楠本奈美、安田敬一郎、中島そよか、青木一、菊池敏弘、横田恵美、生駒芳子、ヴァンサン ニダ、村岡晴美、ファブリス シンドラー、木川泰宏、田口恭一、真銅宏二郎、加藤瑞基、稲岡祐樹、青木真治、斎藤くみ、豊山拓斗、MIN、平松有吾、松井智則、三谷侑未、重藤瑠衣、クルミナカダ、瀬戸あゆみ、横山芽衣、みずほゆき、森田朋依、小宮茜、marimo、戸塚純貴、松井美飛里、鈴木愛、秋山具義、徳尾隆昌、中川えりこ、福王寺彩野、阿部葉子・俊喜雄・多聞、世永亜実・空・花、山上麻琴・純之介、高田典子・大雅・宮雅、小市会里子、上野祥子、Mauro Arrighi、Gunnar Bauer、魑魅魍魎ズ、GIMICO、片山真理、土山直純、MONDO、MOYAN[東京キャ☆バニー]、円奴、Yuca[東京キャ☆バニー]、一生、まりか、汚軽田夢子、LADY LILY、スグル、POLEDANCER KUMI、雷平、AIKO[東京キャ☆バニー]

券\界の頂点に君臨するトップスターりりこ。雑誌、テレビ、映画―日本中どこを見ても、りりこ!りりこ!りりこ一色!しかし、りりこには誰にも言えない秘密があった―。彼女は全身整形。「目ん玉と爪と髪と耳とアソコ」以外は全部つくりもの。その秘密は、世の中を騒然とさせる【事件】へと繋がっていく―。整形手術の後遺症がりりこの身体を蝕み始める。美容クリニックの隠された犯罪を追う者たちの影がちらつく。さらには、結婚を狙っていた御曹司の別の女との婚約スクープ! 生まれたままの美しさでトップスターの座を脅かす後輩モデルの登場。そして、ついに…! 究極の美の崩壊と、頂点から転落する恐浮ノ追い詰められ、現実と悪夢の狭間をさまようりりこは、券\界を、東京を、日本中を、スキャンダラスに、めちゃくちゃに疾走する。りりこが【冒険】の果てに辿りつく世界とは? 最後に笑うのは誰?【公式サイトより】
岡崎京子さんの同名コミックを蜷川実花さんが映画化。
本作のヒロインはもちろんりりこなのだが、描き出しているのはそんなりりこに群がる大衆(特に女子高生を中心とした若い女性)。終盤、麻田が「美しいと若いはイコールではない」という台詞があるが、彼女たちには根本的にそれが分かっていない。表面的に美しいものだけを追い求め、中身はすっからかん。だからこそ、りりこが落ち目となればすぐに新しいアイコンが現れる。要は誰でもいいのだ。
りりこはそんな風潮における悲劇のヒロインとも言えるが、彼女こそがもっとも表面的な人間であるため、こうした末路も自業自得であろう。
蜷川実花監督は前作『さくらん』に引き続いての極彩色溢れる映像で、見た目から楽しませてくれる。ただ、両方とも原作がマンガなだけに、今度はオリジナル脚本か小説を原作にした作品をどのように映像化するかを見せて欲しい。
…ところで江口のりこさんはどこに出ていた?
2012年日本映画 127分
監督・脚本協力:蜷川実花
原作:岡崎京子 脚本:金子ありさ 音楽:上野耕路
撮影:相馬大輔 美術:小泉博康、ENZO 照明:佐藤浩太
録音:阿部茂 編集:森下博昭 スタイリスト:長瀬哲朗、篠塚奈美
ヘアメイク:冨沢ノボル、赤間直幸 装飾:高畠一朗
音楽プロデューサー:安井輝
テーマソング:浜崎あゆみ「evolution」
エンディングテーマ:AA=「The Klock」
出演:沢尻エリカ(りりこ)、大森南朋(麻田誠)、寺島しのぶ(羽田美知子)、桃井かおり(社長・多田寛子)、原田美枝子(院長・和智久子)、綾野剛(美知子の恋人・奥村伸一)、水原希子(後輩モデル・吉川こずえ)、新井浩文(メイク・沢鍋錦二)、鈴木杏[友情出演](検察庁事務官・保須田久美)、寺島進(刑事・塚原慶太)、哀川翔(映画プロデューサー浜口幹男)、窪塚洋介[友情出演](りりこの恋人・南部貴男)、COSMO(クマ)、斎藤工(映画共演者)、平愛梨(同・maco)、タナカノリユキ(映画監督)、村上淳(ドラマ共演者)、マメ山田(道化)、MEGUMI(番組司会者)、吉田国セ郎(麻田の上司)、住吉真理子(りりこの妹・比留駒千加子)、近野成美(貴男の婚約者・田辺恵美利)、葛西幸菜、淵上泰史、山本裕子、下村一喜(カメラマン)、石橋杏奈(本人)、江口のりこ、古坂大魔王(番組司会者)、吉川真実(5年後の千加子/麗奈)、原田裕章、蜷川みほ(イベント司会)、山口芙未子、渡辺真佳、佐藤優莉夏、汐見ゆかり、広山詞、原裕美子、堀杏子、文月ユウ、岡崎智、まつゆう*、藤沼豊、岸健太朗、上村聡、気谷ゆみか、小林優、坂井香里、楠本奈美、安田敬一郎、中島そよか、青木一、菊池敏弘、横田恵美、生駒芳子、ヴァンサン ニダ、村岡晴美、ファブリス シンドラー、木川泰宏、田口恭一、真銅宏二郎、加藤瑞基、稲岡祐樹、青木真治、斎藤くみ、豊山拓斗、MIN、平松有吾、松井智則、三谷侑未、重藤瑠衣、クルミナカダ、瀬戸あゆみ、横山芽衣、みずほゆき、森田朋依、小宮茜、marimo、戸塚純貴、松井美飛里、鈴木愛、秋山具義、徳尾隆昌、中川えりこ、福王寺彩野、阿部葉子・俊喜雄・多聞、世永亜実・空・花、山上麻琴・純之介、高田典子・大雅・宮雅、小市会里子、上野祥子、Mauro Arrighi、Gunnar Bauer、魑魅魍魎ズ、GIMICO、片山真理、土山直純、MONDO、MOYAN[東京キャ☆バニー]、円奴、Yuca[東京キャ☆バニー]、一生、まりか、汚軽田夢子、LADY LILY、スグル、POLEDANCER KUMI、雷平、AIKO[東京キャ☆バニー]




券\界の頂点に君臨するトップスターりりこ。雑誌、テレビ、映画―日本中どこを見ても、りりこ!りりこ!りりこ一色!しかし、りりこには誰にも言えない秘密があった―。彼女は全身整形。「目ん玉と爪と髪と耳とアソコ」以外は全部つくりもの。その秘密は、世の中を騒然とさせる【事件】へと繋がっていく―。整形手術の後遺症がりりこの身体を蝕み始める。美容クリニックの隠された犯罪を追う者たちの影がちらつく。さらには、結婚を狙っていた御曹司の別の女との婚約スクープ! 生まれたままの美しさでトップスターの座を脅かす後輩モデルの登場。そして、ついに…! 究極の美の崩壊と、頂点から転落する恐浮ノ追い詰められ、現実と悪夢の狭間をさまようりりこは、券\界を、東京を、日本中を、スキャンダラスに、めちゃくちゃに疾走する。りりこが【冒険】の果てに辿りつく世界とは? 最後に笑うのは誰?【公式サイトより】
岡崎京子さんの同名コミックを蜷川実花さんが映画化。
本作のヒロインはもちろんりりこなのだが、描き出しているのはそんなりりこに群がる大衆(特に女子高生を中心とした若い女性)。終盤、麻田が「美しいと若いはイコールではない」という台詞があるが、彼女たちには根本的にそれが分かっていない。表面的に美しいものだけを追い求め、中身はすっからかん。だからこそ、りりこが落ち目となればすぐに新しいアイコンが現れる。要は誰でもいいのだ。
りりこはそんな風潮における悲劇のヒロインとも言えるが、彼女こそがもっとも表面的な人間であるため、こうした末路も自業自得であろう。
蜷川実花監督は前作『さくらん』に引き続いての極彩色溢れる映像で、見た目から楽しませてくれる。ただ、両方とも原作がマンガなだけに、今度はオリジナル脚本か小説を原作にした作品をどのように映像化するかを見せて欲しい。
…ところで江口のりこさんはどこに出ていた?
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