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板[101]画像上の補足 ~ ウイキョウ(食材・野菜)

板[101]画像上の補足 ~ ウイキョウ(食材・野菜)

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  • 投稿者:李中
  • 投稿日:2021年12月16日(木)11時12分15秒

 

板[101]画像上の補足 ~ ウイキョウ(食材・欧州野菜)

 

その後判明したもので、、

中華では「そのまま炒めたり生食したりせず、刻んで少量を餃子やにくまんの具材の香り付けに使う」と教わりました、、

 

中国野菜でないが、割と自生しているとも…

 

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野菜 <パック>

中国 <プラテート・チーン> ※何れも既出

 

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M; 【茴香;(英)Fennel(仏)Fenouil(フェンネル、フヌイユ、フィノッキオ、ういきょう) とは 】

 

フェンネル、フヌイユ、フィノッキオ、ういきょうはどれも同じものをさし、セリ科ウイキョウ属の植物の名前です。海外西欧ではお馴染みの野菜又はハーブとして知られ、英語でフェンネル(Fennel)、フランス語で(Fenouil)、イタリアではフィノッキオ(Finocchio)と呼ばれ、日本での和名はウイキョウ(茴香)といいます。 とは言っても、通常フェンネルと呼ばれるのはハーブとして上の葉の部分を指し、フィノッキオは野菜として根元近くの肥大した鱗茎を食用とするものを指しています。

 

★地中海沿岸が原産とされ、古代エジプトや古代ローマでも栽培されていた記録が残っているそうです。 日本ではまだまだレストランで使われる程度で、一般家庭の食卓には馴染みが無い野菜ですが、★イタリア料理の普及と共にフィノッキオという食材としても徐々に知られつつあるのではないでしょうか。

 

食材としての部位には3つのパートがあります。 フェンネルと一言で言っても、利用できるのは3つのパートがあり、そのパートによって使い方や食べ方が違います。ひとつは白く膨らんだ「鱗茎」と呼ばれる根元のカブのような部分。そして綺麗なグリーンで針のような葉の部分。最後は秋に採れる種の部分です。

フェンネルの鱗茎部分をイタリアではフィノッキオを呼んでいます。この部分は、★丁度セロリの根元のような食感と独特の香りがあり、生のまま、又は加熱調理して食用とします。 ヨーロッパでは比較的ポピュラーな野菜の1つです。

葉の部分は所謂ハーブとして利用されます。サラダの他、刻んで和え物に加えたり、スープに加えるなどの食用の他、ハーブティーとして飲用にもされています。

フェンネルの種にも強い香りがあり、★主に香辛料として用いられている他、化粧品などにも使われています。

 

スティックタイプのスティッキオもあります。 フェンネルを日本で品種改良し、鱗茎部分があまり大きく肥大せず、スリムな形にしたスティッキオという品種がトキタ種苗から販売されています。 しかし、フェンネルは世界で見るとカレーで知られるインドや中国、エジプト、そしてヨーロッパなどで多く作られているようです。 しかし日本ではまだまだレストランで使われる程度で、一般家庭の食卓には馴染みが無いこともあり、作られているのは極限られた数量しかありません。それらの多くはレストランなど飲食店向けに卸されています。 産地としては岡山県をはじめ福岡県、長野県や静岡県、岩手県、富山県などがあります。

 

生のフェンネルが出回る旬の時期は概ね★4且から12月です。 フェンネルは種をまく時期や栽培地の気候などによって収穫できる時期が違ってきます。 通常平地での花期は、6月から8月あたりにかけてで、鱗茎部分が十分にふくらみ美味しくなるのはその直前あたりとなります。

また、葉の収穫は基本的には随時柔らかい先の部分を収穫することができます。なので、葉が元気に成長する比較的暖かい時期が収穫時期となります。

(出展; /旬の野菜百貨)

 

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M2; 【ウイキョウの薬用利用 】など

 

昔から、❶腸内ガスによる膨満感、❷通風、❸さしこみ痛、❹胸焼け、❺膀胱炎、❻コリック(疝痛)、❼けいれんなどの予防に使わてきている。 生薬としては、ウイキョウの★果実が使われる。 同じセリ科のイノンドと同様に、❽健胃、❾消化促進、❿抗酸化、腸内ガスの排出(駆風)、抗膨満、⓫去痰などの薬効が有るとされる。

 

フェンネルの芳香は★女性ホルモン(エストロゲン)と同じ働きをするフィトエストロゲン(植物性エストロゲン)が豊富に含まれている。 北米更年期学会(NAMS)の研究班の調査から、⓬女性の更年期障害のほてり(ホットフラッシュ)や⓭不眠、⓮不安の症状の改善に効果が出ると判明している。

 

中国薬物名として★小茴香(しょうういきょう)と称する場合が有る。 日本列島では7月から9月にかけて果実を採取し、それを干した物が、日本で茴香(ういきょう)と称している生薬である。 和漢薬として用いられ、⓮急性カタル、脚気、嘔吐、腹痛などの症状に処方される。

 

漢方方剤の★安中散(あんちゅうさん)に配合される生薬の1つとして知られ、また、太田胃散(漢方+西洋薬の処方)、口中清涼剤の★仁丹などにも使われており、年間100トンが製薬原料として消費される。 漢方方剤では、例えば、安中散や★丁香柿蒂湯に配合する。

民間療法では、胃痛・腹痛に果実1日量2 gから3 g程度を、400 ml程度の水で煎じて、それを1日3回に分けて、温かい状態で服用する用法が知られている。 ⓰食べ過ぎ、飲み過ぎ、胃もたれ、消化不良、食欲増進、痰切、膨満感などには、★紅茶にウイキョウ数粒を入れて食間に飲んだり、そのまま充分に噛んで飲んでも良いとされる。 また、⓱口臭を消す効果も有し、イノンドと効用がよく似る。 ⓲胃腸を温める作用も持つため、腹を冷やした際に起こした腹痛に良いとされるのに対して、胃に熱がある人には使用禁忌とされる。 種子の軽く煎じた液は、洗眼にも用いられる。

 

果実の代わりに、生葉を細かく刻み、スープの具として多めに入れた物を飲む方法も考えられ、駆風、たんきり、せき止めに役立つと考えられている[22]。また、果実を収穫した後に残された茎葉は、イノンドと同様に浴湯料として使用できる。

 

成分として、フェンネルの精油には、★アネトール(トランスアネトール)が多く含まれ、リモネン、アニスアルデヒド、ピネン、ミルセン、フェンコン、カビコール、シネオールなどの揮発性精油油化化合物が含まれていることがわかっている。 トランスアネトールには、去痰や鎮咳作用があるといわれている。

 

果実は、フェンコン、α-ピネン、カンフェンなども含まれ、フリーラジカルの除去に役立つフラボノイド抗酸化物質(ケンペロール、ケルセチンなど)も含まれている。 また、精油も3パーセントから8パーセント程度含まれており、精油成分は、アネトールが5割から6割を占め、それに加えて、dl-リモネンも含まれる。

 

変種・栽培品種には以下のものがある。

・  フローレンスフェンネル (Foeniculum vulgare ver. dulce)

  全草が香菜として使われるイタリアの品種(変種)で、こちらは一年草である。根元は球根のように白く太っていて、野菜として育てられており、生け花の花材としても利用される。

・  ブロンズフェンネル (Foeniculum vulgare ‘Purpureum’)

  耐寒性の多年草で、草丈1.5 - 2.1 m、左右には45 cmほど広がる。夏に黄色い小花を散形花序に咲かせ、花後によい香りの種子ができる。

(Wiki)

 

 

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初版20211216

 

(画像 ・) 先日お有らせて頂いたウイキョウ

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