旅ものんびりでしたが、ブログものんびりになってしまいました
2泊3日の旅も最終日です。
あっという間ですね~
朝食は『洋食』にしてみました。
やっぱりコーヒーには合いますね~

美味しかったです

でも、せっかく遠い温泉まで来て、「温泉で炊いたおかゆです」って言われたら…
やっぱり和食の方がオススメかな~
さて、宿のチェックアウトは10時です。
予定では、チェックアウトしたら湯布院へ直行する予定でした。
『道の駅 湯布院』で、お野菜などを買って夕飯の材料にしようと思っていました。
ですが、前日に入れなかった『ラムネ温泉』…
あきらめきれません

というわけで、チェックアウトの時に割引券を頂いて、まずはラムネ温泉へ

朝から風呂じゃ
温泉じゃ~~~


ラムネ温泉…
効能はいっぱいで覚えきれませんでした

ただ『自律神経を整える効果がある』というのはとても興味深かったです。
というのも、私は自律神経の調子が悪く病院に通っているので、
これを知ってたら初日からこっちに来たのに~~~
と思いました

受付からお風呂まではちょっと距離があり、中庭がありました。
そこを抜けて、脱衣所
温泉となっています。
お手洗いは、脱衣所の外だったので済ませてから行く方がスムーズですね
『洗い場はありません。石鹸なども置いていません。
でも、洗っていただいても構いません』
という張り紙や案内がたくさんありました。
大丸旅館の温泉でも似たような案内を見ました。
結局、あちらには石鹸類は置いてありましたが、どうやら温泉の効能の一つに体をきれいにする効果があるようです。
なので、洗わなくても良いみたいなんですが…
私は洗いましたけど…
ラムネ温泉は完全に何も置いてありませんでした。
シャワーなどの洗い場も全くなく、本当に洗わない事を前提に作られているようでした。
こちらは朝でしたので、特に洗ったりはしませんでした。
中は…
石造りなんでしょうか?
明るい黄色い土の洞窟のようなところにお風呂が3つ。
入ってみたら、ほどほどの温かさです。
でも、
ラムネ?
普通の温泉です。
外の温泉だけが、ラムネ温泉らしいです。
で、行ってみました。
10時にOPENなのに、すでに4人の女性が入っていました。
何時に来てるんだ

と、思いました。
って、私もか…

さて、温泉に入ってみよう…
温泉の表面にオーロラ色の膜のようなものがあります。
え?
これって、汚れ?
温泉の効能?
などと思いながら、足を付けてみました。
冷た

真水ほどの冷たさではありませんが、『ぬるい』よりも全然冷たいです。
かなりの『ぬるいぬるい温度』です
しかも、外じゃん
露天じゃん

寒いじゃ~~ん

ま、取りあえず入ってみよう
入ってすぐは何も起こりません。
ただ、寒いだけです。
一人旅ですので、無言(
当然ですよね
一人でしゃべってたら、怪しいですよね
)で、しばらく入っていました。
すると…
体に小さな気泡が出来、それがどんどん大きくなります。
そして、大きくなった気泡がポツポツと浮き出します。
手で泡が出来た部分の体をなぞると、しゅわしゅわ~~~と、泡が立ちました。
これが『ラムネ温泉』の名前の由来のようです。
面白くなって、泡が付いては手でなぞり、
しゅわしゅわ~
しゅわしゅわ~~
しゅわしゅわ~~~
と繰り返していました。
ふと我に返ると、そん事している人は誰もいませんでした。
みんな、興味ないのかな~
はっ
それとも、大人だから…?
気付いてからは、じっとしていました

しばらく浸かっていましたが、やっぱり温泉の温度は絶対的に低いのです。
私より先に入っていた4人は全くあがる気配がありませんが、私は寒くなった来ました。
そして、トイレに行きたくなってきました…
結構入ってましたよ、40分くらいいたと思います。
トイレ、行きたくなると思いますよ~~~
皆様、すごいな…
と思いつつ時間もありましたので、わたくしはリタイアさせていただきました
とりあえず、
このまま上がれば風邪ひくわい
と思い、室内の温かい温泉へ…
あぁ、ぬくい
私は目が悪いので眼鏡をかけているのですが、温泉に入るときは眼鏡を外します。
その為、ほとんど感覚で行動するので、壁に注意書きが書いてあっても見えない事がしばしばあります。
気付いた時は近くまで行って、なんて書いてあるのか読むんですが、気が付かない時はスルーです
でも、この日は気が付きました。
温かい温泉の方の張り紙に、
『ラムネ温泉は低温の為、30分程で上がって下さい』
と書いてあります。
だよね~~~~~~
やっぱ、そうじゃん。
外のおば様方、まだ入ってるけどトイレ行きたくならないのかな~?
なんて余計な心配をしてしまいました
私は温泉から上がってトイレ直行です

予定では11時には出発でしたが、ちょっとゆっくりし過ぎました
次に唐揚げを買いにお肉屋さんに寄りました。
昨日の唐揚げが美味しかったので、冷めるとは思いましたがお土産に子供たちに買って帰りました。
夕飯のおかずだ~

お店に行くと、おばぁちゃまが覚えてくれていたようで少し会話をしました。
きれいな紫色に染めた髪がとても印象的なおばぁちゃま。
前回の横浜でもショッキングピンクのカーディガンを着た黒柳徹子似のおばぁちゃまにお会いしましたが、どうやらここ最近はカラフルな色をまとったおばぁちゃまとの出会いが多いようです
昨日は無愛想…というか、ぶっきらぼうと言うか…
そんな感じでしたが、この時はとてもフレンドリーで、
「また、おいで。今度は家族とおいで。」
と言ってくれました
唐揚げを買った後は、お豆腐屋さんです。
昨日汲んだお水がとても美味しかったので、全部飲んでしまいました。
お水も子供たちに飲ませたかったし、昨日はお豆腐屋さんもお休みでしたので帰りに寄ろうと思っていたのです。

お水を頂いて、お豆腐屋さんに寄りました。
お店は開いているのですが、誰もいません。
盗まれるぞ…
なんて、考えるのは私くらいなんでしょうか…

お水を汲みに来ていた常連さんの方が、上のおうちまで呼びに行ってくれました。
お豆腐を買い、
「福岡から来て、今から帰んです
」
と話すと、
「まぁまぁ
」
と言って、お揚げやおからなどもおまけにたくさんつけてくれました。
なんて親切な人なんだ…
お豆腐もその晩のおかずになりました
美味しかったです
さて、長湯での用事は全て完了
湯布院へ急がねば
時間は11時半を過ぎていました。
湯布院までは40分
くらいです。
今回はナビの案内通り行きました。
途中で、
あれ?こっちにも『湯布院』って標識があるけど…
と思いましたが山道でしたので、初日の苦い経験を思い出し、ナビに従って行くことにしました。
長湯から湯布院への道も、昔、一度通った事がありました。
でも、新しい道が出来ていたので途中までは、見覚えが無く、
あれ?このナビ、この新しい道に対応してるのからしら?
と少し不安になりましたが、しばらくすると、おぼろげではありましたが見覚えのある道に出たような気がしました…
ま、山道なんで1本道だし、間違いようがないんですけどね~

山道は、私にとってとてもテンションが上がります
これまでは助手席で外を眺めていて良かったので気づきませんでしたが、運転すると外の景色をゆっくり見る余裕はあんまりないんですね~
これは行きも感じましたが、とても残念でした…
山道沿いに、たくさんの花が咲いていて、
ううっ、写真
撮りたいよ~~~
と何度思ったことか…
バス停に藤の花が咲き乱れ、まるで絵葉書のように素敵で…
でも、素通りです…
なぜなら…
後ろからトラックが迫って来る~~~~~
結構なスピードで、車間距離バリバリに詰めて来ています。
こえ~よ~
私も山道でもほどほどにスピードを出せる方です。
決して、時速20キロや30キロではないです。
でも、後ろからついてくるトラックの接近具合は明らかに、
「どけっ
」
と言わんばかりです。
私だって、どけるもんなら、どきたいよ~~~
と思いつつ、きれいな景色を愛でる余裕も無く私の意思に反して、どんどん進まされます
(とは言っても、事故につながるほどのスピードを出すほど、おバカではありませんよ
)
しばらく行くと、どう見ても地元の方の軽トラが私の前を、のんびり走っています。
畑か田んぼの帰りなんでしょう…
後ろの私たちなどお構いなしで、マイペースに進んでいらっしゃいます。
ほぉ~
少し安心しました。
これでトラックからの攻めに遭わずに済む…
だって、前がさ、ほら~
って、思ったのは甘かった…
のんびりさんの軽トラと、ガンガン攻めてくるトラックに挟まれた軽自動車
…
こえ~よ~
こえ~よ~~

しょうがないだろ~
前が進まないんだも~ん
それこそ時速20キロから30キロくらいで、のどかに走る軽トラ。
私の気持ちなど、全く気付く気配はありません。
でも、当然ご近所の方なので、しばらくするとおうちの方へと曲がっていきました…
後ろのトラックの攻めは休まるところを知りません…
軽トラがいなくなったので、またもやガンガン攻めてきます。
譲りたい~~
広い場所はないのか~~~

と、どんどん進むと山道は終わり広い県道へと出ました。
私は左折、トラックは直進です。
交差点で、ようやくお別れです。
あ~、疲れた…
気持ちも落ち着き、
湯布院まではこの大きい通りを行くだけだ
さて、湯布院インターの近くまで来ました。
『道の駅』は残念ながら時間がなくて寄る事が出来ませんでした。
ここからは、道に出しているお店の看板が頼りです。
目指すは石釜ピザで有名なお店『檪の丘』です
道の脇にいろんなお店の看板が出ています。
イタリアの色の付いた看板を見つけました。
車は走っています。
なのに、英語?イタリア語?で書かれたお店の名前…
日本語で書いといてよね

若干、キレつつも
ここを右折…?
少し不安でしたが、曲がってみました。
曲がったらすぐと聞いていたような気がしたのですが、どんどん進んでいきます。
今回の旅は『どんどん進む』のがキーワードなんだろうか…?

どんどん進んで、どう考えても…
道、間違ってるよね…

この道は広かったので、路肩に寄せてお店に電話しました。
近くにあるお店や宿の名前を告げ、道を教えてもらい、再出発です。
間違った道沿いにも、美味しそうなお店の看板が出ていました。
中でも『ボルシチ』の文字には惹かれて、一瞬、
混んでるみたいだし、こっちでも、いいかなぁ~

なんて思ってしまいました
で、道ですが…
何のことはない、最初を右折せず直進すれば、でかでかとお店の看板が出ていました…
しかも、日本語で…
そうそう、お店の看板は外国語でも道沿いに出す看板は『日本語』にした方が良いと思います
っていうか、私が行こうとしていたお店の名前、そもそも日本語なんですけどね…

トラックに急かされたからなのか道を間違えたにも関わらず、お店に到着したのは12時ちょっと過ぎでした…
敷地は広かったです。
駐車場が上のお店の側と下の方と数か所ありました。
店舗の側はさすがに満車だったようでした。
下の駐車場に停めるしかなさそうです。
ですが、中途半端に進んでしまった私…
後から思えば、もう少し広いところまで進んでUターンすれば良かったんです
でも、なぜか下り坂をバックで下がり、下の駐車場でUターンだと思い込んでしまいました。
左の後ろがちょっと見えにくくなってはいたんですが、車をバックさせながらハンドルを切って左へ…
ガクン
げっ

落ちた


瞬間的に分かりました…
前進しようと、アクセルを踏みましたが、
キュルキュルキュル~~~~~
とタイヤが空回りする音だけで、当然ですが車はピクリとも動きません…
やばーーー
どうしよーーーーーー
取りあえず、携帯を持って状況確認に車を降りました。
助けを求める先は、取りあえずパパしか思いつきません…
電話を掛けながら見てみたら、左後輪が完全に落ちています。
持ち上げる…?
どうやって?
LAFって入ってたっけ?
パパが電話に出ました。
「車が落ちた
」
「はぁ
」
「間違えた、車のタイヤが落ちた
」
「え?え?ちょっと状況が分からないんだけど…
」
「ええっと~、左後輪のタイヤが溝に落ちて、車が動かない…
」
「え?ママは落ちてないの?
」
「うん、カクンってちょこっと車が傾いてるだけ
」
「今、どこに居るの?
」
「車の側
」
「外に出れてるの?
」
「うん
どうすればいい…?
」
と、そこへ前方から車(アウディ)が…
やばい
道をふさいじゃってる

と思ったけど、アウディは上手くすり抜けて通り過ぎました。
取りあえず、
良かった~
でも、これより大きい車いっぱいだ…
他のが来たら大変だ…
と思っていたら、携帯から
「もしもし
もしもし
…
」
とパパの声…
「あ、ごめんごめん

車が来て、通れるか見てた…」
と話していたら、アウディの窓がウィ~ンと開き、一人の白人男性に流暢な日本語で声をかけられました。
「ダイジョウブ デスカ?」
あら、ちょっと
イケメンじゃない

なんて場合じゃなかった…

「いいえ、だいじょうぶじゃないです
どうしていいかわかりません~~~
」
と言うと、車の中からしばらく様子を見て、
「タブン、ミギニ ハンドルヲ イッパイ マワシテ ゼンシン シタラ デレル ト オモウ」
「ほう

右にいっぱいハンドルを回して、前進ですね

やってみます


」
「もしも~し
」
「あ、ごめん、今ね、親切な外国人の方に教えてもらったから切るね」
ブチッ
電話の向こうで、
ええーーーっ

言ってたでしょうね~
早速、車に乗り込み、言われた通りにしてみました。
「ハンドルを右に…イッパイ回して…、ぜ・ん・し・ん
」
うぉぉぉぉぉぉぉん
ズリズリズリ~~~
出た
出ました~~~~~

すげ~よ、イケメン外国人

すぐに車を降りると、ちょっと下ったところでアウディが停まって見守ってくれていました。
私の無事を確認すると、窓から片手を出し、手を振りながら坂道を下って行きました…
かっこいい~~~~~~

良い奴だ


その後、無事に駐車した私は、ピザ屋さんへ
木曜日といえど、人気店。
やはり、すでに待っている人達がいました。

皆さんやっぱり二人以上
でも、さっきの外国人も1人だったな~
良い人だった

しかし、流暢な日本語をしゃべる人だったな~
こっちに住んで、長いのかな~?
イケメンだったし、結婚してそうだ…
などどうでもいい事を考えながら、お店の写真などを呑気に撮ったりして待っていました。
そして…
思い出しました。
あっ

パパ…

すぐに電話をかけました。
「どうだったの
」
あはは、心配してる~~~

「ごめんごめん、大丈夫だった。
親切な外国人の方が教えてくれて無事に脱出できたよ
」
「なんだった訳?
」
事情を説明して、
「でも、もうお店に入ってるから大丈夫
」
「びっくりしたよ
でも、まぁ、俺に連絡されても何もしてあげられないけど…
」
「JAFとかどうなってるか聞きたかっただけさ~
」
「良かったね、良い人に会えて
」
「うん
かっこよかったよ~
」
なんて、呑気な会話を…
「なんか呼ばれたから、行くね~
」
ブチッ
あら?
こうして読み返してみると…
何だか私って、とっても自分勝手


ちなみにこの写真の左の道に行く、上側…(本当は矢印を付けたかったんですが、出来なかった
)
上からバックで左折したので当たり前か…
の、ところに見事にぼこっと落ちました

さて、このお店はテレビや雑誌で良く取り上げられるお店。
丘の上からの見晴らしは、サイコーです。
席は店内とテラス席とあり、人気はもちろんテラス席。
でも、ここは待ってでもテラス席に座らねば意味がありません

景色も含めて、食事なのです
食に妥協はないのです

無事にテラス席に座れたのは良かったのですが、テラスの奥側でした。
私の前には若い女子グループが…
う~ん、写真を撮るのに…はっきり言って、邪魔だ

周りを見ると、カップルや若者グループ、孫を連れて実家に帰って来た感じの家族グループ…
とにかく2人以上。
ここに来て、ちょっと心配な事が…
ピザ、一人で食べられるのかな~?

店員さんに聞くと、お盆を差し出し
「大体このくらいの大きさです」
と言われました。
でかっ

あきらめてパスタにするか迷っていると、
「持ち帰りも出来ますので、遠慮なく言ってくださいね」
と親切に教えてくれました
あらま、若いのに気が利くわね
その言葉に安心して、ピザを頼むことにしました。
『マルゲリータ』と『カプリチョーザ』
どちらを頼むか迷った挙句、ハーフ&ハーフにしてもらいました。
なかなか親切なお店で、店員さんも感じが良かったです。
ピザ屋で女性一人は、正直、まだ目立ちます。
ここでも、2回ほど2度見されました

待ってる間がちょっとさみしい…
ピザが来て食べ始めました。

意外と食べれるものですね~
ピザ生地の真ん中が薄いのと、選んだものが淡白で具が少ないのもあったと思います。
はたまた雄大な景色が食欲をそそったのか…
結局、ペロリと1枚食べちゃいました
美味しかったです

強いて言うなら…、マルゲリータのバジルが少なすぎる


マルゲリータだぞ

バジルをケチるな

ビールが飲みたい
(運転ですからダメですね
)
くらいですね
この日は時間に余裕がないので、食後はすぐに出発です。
この後は、JR豊後の森駅を目指します

2泊3日の旅も最終日です。
あっという間ですね~

朝食は『洋食』にしてみました。
やっぱりコーヒーには合いますね~


美味しかったです


でも、せっかく遠い温泉まで来て、「温泉で炊いたおかゆです」って言われたら…
やっぱり和食の方がオススメかな~

さて、宿のチェックアウトは10時です。
予定では、チェックアウトしたら湯布院へ直行する予定でした。
『道の駅 湯布院』で、お野菜などを買って夕飯の材料にしようと思っていました。
ですが、前日に入れなかった『ラムネ温泉』…
あきらめきれません


というわけで、チェックアウトの時に割引券を頂いて、まずはラムネ温泉へ


朝から風呂じゃ




ラムネ温泉…
効能はいっぱいで覚えきれませんでした


ただ『自律神経を整える効果がある』というのはとても興味深かったです。
というのも、私は自律神経の調子が悪く病院に通っているので、
これを知ってたら初日からこっちに来たのに~~~

と思いました


受付からお風呂まではちょっと距離があり、中庭がありました。
そこを抜けて、脱衣所

お手洗いは、脱衣所の外だったので済ませてから行く方がスムーズですね

『洗い場はありません。石鹸なども置いていません。
でも、洗っていただいても構いません』
という張り紙や案内がたくさんありました。
大丸旅館の温泉でも似たような案内を見ました。
結局、あちらには石鹸類は置いてありましたが、どうやら温泉の効能の一つに体をきれいにする効果があるようです。
なので、洗わなくても良いみたいなんですが…
私は洗いましたけど…

ラムネ温泉は完全に何も置いてありませんでした。
シャワーなどの洗い場も全くなく、本当に洗わない事を前提に作られているようでした。
こちらは朝でしたので、特に洗ったりはしませんでした。
中は…
石造りなんでしょうか?
明るい黄色い土の洞窟のようなところにお風呂が3つ。
入ってみたら、ほどほどの温かさです。
でも、
ラムネ?

普通の温泉です。
外の温泉だけが、ラムネ温泉らしいです。
で、行ってみました。
10時にOPENなのに、すでに4人の女性が入っていました。
何時に来てるんだ


と、思いました。
って、私もか…


さて、温泉に入ってみよう…
温泉の表面にオーロラ色の膜のようなものがあります。
え?

これって、汚れ?
温泉の効能?
などと思いながら、足を付けてみました。
冷た


真水ほどの冷たさではありませんが、『ぬるい』よりも全然冷たいです。
かなりの『ぬるいぬるい温度』です

しかも、外じゃん



寒いじゃ~~ん


ま、取りあえず入ってみよう

入ってすぐは何も起こりません。
ただ、寒いだけです。
一人旅ですので、無言(




すると…
体に小さな気泡が出来、それがどんどん大きくなります。
そして、大きくなった気泡がポツポツと浮き出します。
手で泡が出来た部分の体をなぞると、しゅわしゅわ~~~と、泡が立ちました。
これが『ラムネ温泉』の名前の由来のようです。
面白くなって、泡が付いては手でなぞり、
しゅわしゅわ~

しゅわしゅわ~~

しゅわしゅわ~~~

と繰り返していました。
ふと我に返ると、そん事している人は誰もいませんでした。
みんな、興味ないのかな~

はっ


気付いてからは、じっとしていました


しばらく浸かっていましたが、やっぱり温泉の温度は絶対的に低いのです。
私より先に入っていた4人は全くあがる気配がありませんが、私は寒くなった来ました。
そして、トイレに行きたくなってきました…

結構入ってましたよ、40分くらいいたと思います。
トイレ、行きたくなると思いますよ~~~

皆様、すごいな…

と思いつつ時間もありましたので、わたくしはリタイアさせていただきました

とりあえず、
このまま上がれば風邪ひくわい

と思い、室内の温かい温泉へ…
あぁ、ぬくい

私は目が悪いので眼鏡をかけているのですが、温泉に入るときは眼鏡を外します。
その為、ほとんど感覚で行動するので、壁に注意書きが書いてあっても見えない事がしばしばあります。
気付いた時は近くまで行って、なんて書いてあるのか読むんですが、気が付かない時はスルーです

でも、この日は気が付きました。
温かい温泉の方の張り紙に、
『ラムネ温泉は低温の為、30分程で上がって下さい』
と書いてあります。
だよね~~~~~~

やっぱ、そうじゃん。
外のおば様方、まだ入ってるけどトイレ行きたくならないのかな~?

なんて余計な心配をしてしまいました

私は温泉から上がってトイレ直行です


予定では11時には出発でしたが、ちょっとゆっくりし過ぎました

次に唐揚げを買いにお肉屋さんに寄りました。
昨日の唐揚げが美味しかったので、冷めるとは思いましたがお土産に子供たちに買って帰りました。
夕飯のおかずだ~


お店に行くと、おばぁちゃまが覚えてくれていたようで少し会話をしました。
きれいな紫色に染めた髪がとても印象的なおばぁちゃま。
前回の横浜でもショッキングピンクのカーディガンを着た黒柳徹子似のおばぁちゃまにお会いしましたが、どうやらここ最近はカラフルな色をまとったおばぁちゃまとの出会いが多いようです

昨日は無愛想…というか、ぶっきらぼうと言うか…
そんな感じでしたが、この時はとてもフレンドリーで、
「また、おいで。今度は家族とおいで。」
と言ってくれました

唐揚げを買った後は、お豆腐屋さんです。
昨日汲んだお水がとても美味しかったので、全部飲んでしまいました。
お水も子供たちに飲ませたかったし、昨日はお豆腐屋さんもお休みでしたので帰りに寄ろうと思っていたのです。

お水を頂いて、お豆腐屋さんに寄りました。
お店は開いているのですが、誰もいません。
盗まれるぞ…

なんて、考えるのは私くらいなんでしょうか…


お水を汲みに来ていた常連さんの方が、上のおうちまで呼びに行ってくれました。
お豆腐を買い、
「福岡から来て、今から帰んです

と話すと、
「まぁまぁ


と言って、お揚げやおからなどもおまけにたくさんつけてくれました。
なんて親切な人なんだ…

お豆腐もその晩のおかずになりました

美味しかったです

さて、長湯での用事は全て完了

湯布院へ急がねば

時間は11時半を過ぎていました。
湯布院までは40分

今回はナビの案内通り行きました。
途中で、
あれ?こっちにも『湯布院』って標識があるけど…

と思いましたが山道でしたので、初日の苦い経験を思い出し、ナビに従って行くことにしました。
長湯から湯布院への道も、昔、一度通った事がありました。
でも、新しい道が出来ていたので途中までは、見覚えが無く、
あれ?このナビ、この新しい道に対応してるのからしら?

と少し不安になりましたが、しばらくすると、おぼろげではありましたが見覚えのある道に出たような気がしました…

ま、山道なんで1本道だし、間違いようがないんですけどね~


山道は、私にとってとてもテンションが上がります

これまでは助手席で外を眺めていて良かったので気づきませんでしたが、運転すると外の景色をゆっくり見る余裕はあんまりないんですね~
これは行きも感じましたが、とても残念でした…

山道沿いに、たくさんの花が咲いていて、
ううっ、写真


と何度思ったことか…
バス停に藤の花が咲き乱れ、まるで絵葉書のように素敵で…
でも、素通りです…
なぜなら…
後ろからトラックが迫って来る~~~~~

結構なスピードで、車間距離バリバリに詰めて来ています。
こえ~よ~

私も山道でもほどほどにスピードを出せる方です。
決して、時速20キロや30キロではないです。
でも、後ろからついてくるトラックの接近具合は明らかに、
「どけっ

と言わんばかりです。
私だって、どけるもんなら、どきたいよ~~~

と思いつつ、きれいな景色を愛でる余裕も無く私の意思に反して、どんどん進まされます

(とは言っても、事故につながるほどのスピードを出すほど、おバカではありませんよ

しばらく行くと、どう見ても地元の方の軽トラが私の前を、のんびり走っています。
畑か田んぼの帰りなんでしょう…
後ろの私たちなどお構いなしで、マイペースに進んでいらっしゃいます。
ほぉ~

少し安心しました。
これでトラックからの攻めに遭わずに済む…
だって、前がさ、ほら~
って、思ったのは甘かった…
のんびりさんの軽トラと、ガンガン攻めてくるトラックに挟まれた軽自動車

こえ~よ~

こえ~よ~~


しょうがないだろ~

前が進まないんだも~ん

それこそ時速20キロから30キロくらいで、のどかに走る軽トラ。
私の気持ちなど、全く気付く気配はありません。
でも、当然ご近所の方なので、しばらくするとおうちの方へと曲がっていきました…
後ろのトラックの攻めは休まるところを知りません…
軽トラがいなくなったので、またもやガンガン攻めてきます。
譲りたい~~

広い場所はないのか~~~


と、どんどん進むと山道は終わり広い県道へと出ました。
私は左折、トラックは直進です。
交差点で、ようやくお別れです。
あ~、疲れた…

気持ちも落ち着き、
湯布院まではこの大きい通りを行くだけだ

さて、湯布院インターの近くまで来ました。
『道の駅』は残念ながら時間がなくて寄る事が出来ませんでした。
ここからは、道に出しているお店の看板が頼りです。
目指すは石釜ピザで有名なお店『檪の丘』です

道の脇にいろんなお店の看板が出ています。
イタリアの色の付いた看板を見つけました。
車は走っています。
なのに、英語?イタリア語?で書かれたお店の名前…
日本語で書いといてよね


若干、キレつつも
ここを右折…?

少し不安でしたが、曲がってみました。
曲がったらすぐと聞いていたような気がしたのですが、どんどん進んでいきます。
今回の旅は『どんどん進む』のがキーワードなんだろうか…?


どんどん進んで、どう考えても…
道、間違ってるよね…


この道は広かったので、路肩に寄せてお店に電話しました。
近くにあるお店や宿の名前を告げ、道を教えてもらい、再出発です。
間違った道沿いにも、美味しそうなお店の看板が出ていました。
中でも『ボルシチ』の文字には惹かれて、一瞬、
混んでるみたいだし、こっちでも、いいかなぁ~


なんて思ってしまいました

で、道ですが…
何のことはない、最初を右折せず直進すれば、でかでかとお店の看板が出ていました…
しかも、日本語で…

そうそう、お店の看板は外国語でも道沿いに出す看板は『日本語』にした方が良いと思います

っていうか、私が行こうとしていたお店の名前、そもそも日本語なんですけどね…


トラックに急かされたからなのか道を間違えたにも関わらず、お店に到着したのは12時ちょっと過ぎでした…
敷地は広かったです。
駐車場が上のお店の側と下の方と数か所ありました。
店舗の側はさすがに満車だったようでした。
下の駐車場に停めるしかなさそうです。
ですが、中途半端に進んでしまった私…

後から思えば、もう少し広いところまで進んでUターンすれば良かったんです

でも、なぜか下り坂をバックで下がり、下の駐車場でUターンだと思い込んでしまいました。
左の後ろがちょっと見えにくくなってはいたんですが、車をバックさせながらハンドルを切って左へ…
ガクン

げっ


落ちた



瞬間的に分かりました…

前進しようと、アクセルを踏みましたが、
キュルキュルキュル~~~~~
とタイヤが空回りする音だけで、当然ですが車はピクリとも動きません…
やばーーー

どうしよーーーーーー

取りあえず、携帯を持って状況確認に車を降りました。
助けを求める先は、取りあえずパパしか思いつきません…
電話を掛けながら見てみたら、左後輪が完全に落ちています。
持ち上げる…?

どうやって?

LAFって入ってたっけ?
パパが電話に出ました。
「車が落ちた

「はぁ


「間違えた、車のタイヤが落ちた

「え?え?ちょっと状況が分からないんだけど…

「ええっと~、左後輪のタイヤが溝に落ちて、車が動かない…

「え?ママは落ちてないの?

「うん、カクンってちょこっと車が傾いてるだけ

「今、どこに居るの?

「車の側

「外に出れてるの?

「うん


と、そこへ前方から車(アウディ)が…
やばい

道をふさいじゃってる


と思ったけど、アウディは上手くすり抜けて通り過ぎました。
取りあえず、
良かった~

でも、これより大きい車いっぱいだ…
他のが来たら大変だ…

と思っていたら、携帯から
「もしもし



とパパの声…
「あ、ごめんごめん


車が来て、通れるか見てた…」
と話していたら、アウディの窓がウィ~ンと開き、一人の白人男性に流暢な日本語で声をかけられました。
「ダイジョウブ デスカ?」
あら、ちょっと

イケメンじゃない


なんて場合じゃなかった…


「いいえ、だいじょうぶじゃないです

どうしていいかわかりません~~~

と言うと、車の中からしばらく様子を見て、
「タブン、ミギニ ハンドルヲ イッパイ マワシテ ゼンシン シタラ デレル ト オモウ」
「ほう


右にいっぱいハンドルを回して、前進ですね


やってみます




「もしも~し


「あ、ごめん、今ね、親切な外国人の方に教えてもらったから切るね」
ブチッ

電話の向こうで、
ええーーーっ


言ってたでしょうね~

早速、車に乗り込み、言われた通りにしてみました。
「ハンドルを右に…イッパイ回して…、ぜ・ん・し・ん

うぉぉぉぉぉぉぉん

ズリズリズリ~~~
出た

出ました~~~~~


すげ~よ、イケメン外国人


すぐに車を降りると、ちょっと下ったところでアウディが停まって見守ってくれていました。
私の無事を確認すると、窓から片手を出し、手を振りながら坂道を下って行きました…
かっこいい~~~~~~


良い奴だ



その後、無事に駐車した私は、ピザ屋さんへ

木曜日といえど、人気店。
やはり、すでに待っている人達がいました。

皆さんやっぱり二人以上

でも、さっきの外国人も1人だったな~
良い人だった


しかし、流暢な日本語をしゃべる人だったな~

こっちに住んで、長いのかな~?
イケメンだったし、結婚してそうだ…

などどうでもいい事を考えながら、お店の写真などを呑気に撮ったりして待っていました。
そして…
思い出しました。
あっ


パパ…


すぐに電話をかけました。
「どうだったの


あはは、心配してる~~~


「ごめんごめん、大丈夫だった。
親切な外国人の方が教えてくれて無事に脱出できたよ

「なんだった訳?

事情を説明して、
「でも、もうお店に入ってるから大丈夫

「びっくりしたよ

でも、まぁ、俺に連絡されても何もしてあげられないけど…

「JAFとかどうなってるか聞きたかっただけさ~

「良かったね、良い人に会えて

「うん


なんて、呑気な会話を…
「なんか呼ばれたから、行くね~

ブチッ

あら?
こうして読み返してみると…
何だか私って、とっても自分勝手



ちなみにこの写真の左の道に行く、上側…(本当は矢印を付けたかったんですが、出来なかった

上からバックで左折したので当たり前か…

の、ところに見事にぼこっと落ちました


さて、このお店はテレビや雑誌で良く取り上げられるお店。
丘の上からの見晴らしは、サイコーです。
席は店内とテラス席とあり、人気はもちろんテラス席。
でも、ここは待ってでもテラス席に座らねば意味がありません


景色も含めて、食事なのです

食に妥協はないのです


無事にテラス席に座れたのは良かったのですが、テラスの奥側でした。
私の前には若い女子グループが…
う~ん、写真を撮るのに…はっきり言って、邪魔だ


周りを見ると、カップルや若者グループ、孫を連れて実家に帰って来た感じの家族グループ…
とにかく2人以上。
ここに来て、ちょっと心配な事が…
ピザ、一人で食べられるのかな~?


店員さんに聞くと、お盆を差し出し
「大体このくらいの大きさです」
と言われました。
でかっ


あきらめてパスタにするか迷っていると、
「持ち帰りも出来ますので、遠慮なく言ってくださいね」
と親切に教えてくれました

あらま、若いのに気が利くわね

その言葉に安心して、ピザを頼むことにしました。
『マルゲリータ』と『カプリチョーザ』
どちらを頼むか迷った挙句、ハーフ&ハーフにしてもらいました。
なかなか親切なお店で、店員さんも感じが良かったです。
ピザ屋で女性一人は、正直、まだ目立ちます。
ここでも、2回ほど2度見されました


待ってる間がちょっとさみしい…

ピザが来て食べ始めました。

意外と食べれるものですね~
ピザ生地の真ん中が薄いのと、選んだものが淡白で具が少ないのもあったと思います。
はたまた雄大な景色が食欲をそそったのか…
結局、ペロリと1枚食べちゃいました

美味しかったです


強いて言うなら…、マルゲリータのバジルが少なすぎる



マルゲリータだぞ


バジルをケチるな


ビールが飲みたい



くらいですね

この日は時間に余裕がないので、食後はすぐに出発です。
この後は、JR豊後の森駅を目指します
