月ちゃんちのエイリアン

我が家は4人家族。それぞれに個性豊か。たわいもない日常を綴った日記です。温かく見守ってくれたら嬉しいです。

夏休みの思い出 ミニふくおか~子ども村~

2013年09月10日 | 家族
夏休み直前、兄ちゃんが学校からパンフレットを貰って来ました。
実はそれは私も見つけていて、兄ちゃんに話そうと思っていたイベントのパンフレットでした。

「僕、ここ行きたい
珍しく兄ちゃんが積極的です。
「あ、これママも兄ちゃんにどうかな~って思ってた。
じゃぁ、応募しておくね

おおっと、これを忘れてはいけない…

「応募者が多い場合、抽選って書いてあるから、必ず行けるとはまだ決まってないからね
この一言を言っておかないと、後から大騒ぎになってしまうので…

パンフレットを読んだだけでは良くわからないこともあったのですが、とにかく3日間ある内の1日目に丸を付け応募してみました。

案の定、ほぼ毎日
「返事来た
と兄ちゃんに尋ねられました。
「まだ

結局、ハガキが返送される予定日には我が家のポストには返信は来ていませんでした。
がっかりする兄ちゃん…
「でも、まだ、遅れてるだけかも
とっても行きたいようです。

その願いがかなってか、翌日、参加のハガキが届きました。


今年は8月6,7,8日で開催された『ミニふくおか~子ども村~』
無料のイベントは九電体育館で行われました。
受付の予定時間より30分ほど前に到着するように行きました。
駐車場はまだまだ空いていました。
(実は、私は隣の九州エネルギー館で行われると思って、間違って止めてしまいました…




小学校3年生から無料で参加できるこのイベント。
(英語村は小5,6のみ)
30分前でも、すでにたくさんの人が並んで待っていました。
初めてなので要領が分からず、後からこの並んだ順番が大きく左右する事が分かったのですが…



時間になり扉が開き、並んだ順番に受付が始まりました。
受付までは親は子供と一緒にいられます。
ハガキと首から下げる身分証のようなものを交換し、そこで子供とは別れます。
子供は会場の中に入り、親はその様子を3階の観覧席から見る事ができます。
会場は子供たちとボランティアのお世話係りの大人だけ。


そこは文字通り「ミニふくおか」
まずは市役所で住民登録をしてハローワークで仕事を捜し、ミニふくおか専用のお金を稼ぎます。
(最初に少しお金をもらえるそうですが…)
そのお金で食事をしたり、遊んだりするのです。
公園もあるそうです。
税金も納め、イベント中に貯まった税金で木が植えられたりしていました。








呼び出しはしてくれませんので、待ち合わせ場所だけはしっかりと決めておかなければなりません。
3階の観覧席と子ども村の会場は子供は自由に行き来して良かったようです。
そんな事も実際、行ってみて初めて知りました。
前回来たことのあるママさん達は自分たちのお昼を持ってきていたり、ビデオカメラを持ってきていたりしていました。


中では食べ物のお店やおもちゃ屋さんなどもあれば、郵便局、銀行、警察など町に必要な仕事は本物さながらきちんと揃っています。
兄ちゃんは最後はハローワークのお仕事をしていました。
仕事はきちんとハローワークで探すため、人気のある職業に就くのはここでも大変です。

ここで分かったのですが、朝、並んだ順に受付が済み、中に入った人から順に仕事を貰えるのです。
ということは…
早く入った人ほど自分の希望の職種に付けるという事になるのです。
「来年はもっと早く来て、並んで1番に入る
銀行と警察のお仕事をしたかったようですが、最後まで出来なかったそうです。
兄ちゃんの意気込みは良いのですが、連れて行くこちらとしては…
イベントサイドで、もう少し改善の余地はないものか…と思う次第です


さて、当然ですがTちゃんは入れませんので楽しくありません
隣の九州エネルギー館へ移動し1時間以上遊んだ後、お昼はマクドナルドへ行くことにしました。


ハッピーセットでおもちゃをゲットしたTちゃんはご機嫌です
お昼を食べた後は会場へ戻りました。
もちろん駐車場は九電体育館の方へ止めました





お昼を過ぎたころから、どうも就職難が始まったようでした。
「各お店の店長は、求人募集を出して下さい
「お金を稼ぐばかりではなくて、使ってください

など、アナウンスが入り始めました。
これらも全て子供たちで行われます。

どこの社会も厳しいですな~


さてさて、お昼はどうしたのでしょうか…?
兄ちゃんには何も持たせずに行かせたのですが、一体どんなものがあるのか…



正直、無料のイベントなのであまり期待していませんでした。
でも、実際はなかなかの商品がありました。
食事はかなりおなかいっぱい食べれたようです。
ジュースも飲んだようでした。

初めてだったので兄ちゃんは手ぶらで行こうとしていましたが、万が一を考えて小さなポーチを持たせました。
ところが、2年目の他のお友達はしっかりリュックを持って来ていて、メモ帳や鉛筆、車のおもちゃなどリュックにたくさんの商品を持って来ていました。
協賛しているところのイベント用の商品だと思いますが、十分立派です。
3階に来て良いことなど知らなかった月ちゃん家は4時の終了まで兄ちゃんと会うことは出来ません。

兄ちゃんは何を買ってくるんだろう…?

とワクワク期待をしていました。


「お金はミニ福岡でしか使えませんので、全部使って帰ってください
と言うアナウンス(もちろん子供です)が館内に流れます。

だんだんと終了の時間が迫った来ていました。
ぎりぎりになって兄ちゃんが何かの行列に並んでいました。

え~
間に合わないんじゃないの~?

と思っていたら、やっぱり間に合いませんでした


戻ってきた兄ちゃんの姿は…
朝、別れた時のままです。

「え?
あれ?
荷物はそれだけ?
「うん
「え?
だって、○○君はいっぱい持ってたよ
何も買わなかったの?
「買ったよ
ホットドックとジュース。
最後にかき氷食べたかったけど、並んでて時間が来てダメだった」
「え?
それだけ?
え?え?え?
じゃぁ、そのポーチには何が入ってるの?
「え?
と言って取り出したのは、大量のミニふくおかのお金…

おい
アナウンスで、使ってくださいって言ってただろう

「使ってないの?
持って帰っても、使えないんだよ
「うん
僕、お金が欲しかった

ええええええええええええええええええええええええ

そして、この時さらに初めて知ったのは、応募は3日間とも全て申し込んで良かったという事…
「明日とか来るんなら、使えたのにね…」
と他のママさんに苦笑いされて、

一度に他の日も申し込んでよかったの
もうちょっと分かりやすく書いてほしかった…

と思いました。
が、兄ちゃんはあの調子なら、翌日もお金だけを持って帰ってきたことでしょう…

どんだけお金が好きなんだ

とにかく、楽しかったようで、
「来年もまた行きたい
来年は3日とも行く
「はいはい、抽選で当たればね…

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