ひだまりのお庭

子育てやハンドメイド、最近はまっているアンティークなどの気ままな日記です

片づけの魔法

2011-10-26 14:10:36 | マイライフ
ツィッターでは日々呟いておりますが、ブログは更新しないままあと2011年も2か月強になってしまいました。
また止まるかもしれませんが(^_^;)ボチボチ更新してみようかなと思っています。

さてさて、先日最近話題になっている本「人生がときめく片づけの魔法」を買ってみました。
実行できるかどうかは別として読み物としてとっても面白く一気に読めました。漫画以外では久しぶり!(笑)

「片づけの苦手なオンナ」としてこの世に生を受けてしまったワタシはやっぱり今でも片付けが苦手で自分の納得のいく片付けが出来たことがありません。なんとなく、そこそこという感じでず~~っときてしまっているので心から満足をしたことが無いのです。

モノを処分するのもどちらかというと苦手。いえ、必要のないもの、使い倒したものなどはあっさり捨てられるのですが、難しいのはやっぱりあまり使わなかった高価なモノ、思い出のモノ、いつか使うと思うモノ・・・。

でもこの本の“捨てる基準”を見て目からウロコでした。
表題にもなっている「ときめくモノ」だけを残すという基準なのです。
つまりときめかないモノは全捨て。
今まで私の基準の多くは「必要なもの」「必要と思われるもの」あるいは「まだ使えるもの」でした。
私にとってこの基準は衝撃的でした。
つまり今まで私は「ときめかないけど必要だし、式(卒業式や入学式)用の服はこれしかないし。」とかそういうことで捨てられずにいました。でもときめかないんです。ときめかないことが判っているから着ても楽しくないし。

それで今までの自分の概念を捨てて本にあるとおりに家じゅうすべての自分の衣類を一か所に山のように積み、一つ一つ手に取ってときめくがどうか確認してみました。
結果8割方はときめきませんでした…。
ちょっとコワい気もしたのですが、それらはすべてごみ20袋に詰めて処分しました。
コワい気がしたのは「後悔するかも」と思ったからだと思います。捨てたなかには今となっては買えないような高価な服もありました。

果たして。

後悔は今のところありません。それどころかタンスやクローゼットに入れきれなくて外に出ていた服もなくなりストレスが無くなりました。
この本には一応処分品を仕分け?する順番があって2番目は本、3番目は書類系となっているのですが、服を捨てた時の爽快感で気持ちにスイッチが入ったのか、近いゴミ収集の順番に“ときめき仕分け”が出来るようになってきました。
明日はビン類なので今日の午前中は家じゅうの便を集め、ときめいたのはボンヌママンのジャムの便だけでした。
それ以外は玄関でスタンバイ中です。

私がこの本で一番役に立った著者のセリフは「持っているだけではモノを大切にしているという訳ではない」「捨てられないプレゼントや買ったけどあまり使わなかったものは受け取った時、買った時に役割を終えている」という部分です。
買ったけどあまり使わなかったものを捨てる時、罪悪感からなかなか捨てられないワタシ・・・でも「買った瞬間ときめかせてくれてありがとうと感謝して捨てればいい」という著者の言葉が本当に有難く感じられました。

きっとこれからモノを買うときには今までよりもずっと考えて買うことだろうと思います。
それが今回手放したものへの感謝と懺悔です。

ときめき生活を目指して。