今年も最後、大晦日となってしまいました。
寒すぎる毎日が続いていますが、皆さんお元気ですか?
1月のわかちあいのお知らせです。
* 日時: 1月10日 (木曜) 13:30~15:30 わかちあい
15:30~16:30 Tea Time
* 場所: 文京区男女平等センター 会議室
文京区本郷4-8-3 東京メトロ丸ノ内線&都営大江戸線「本郷三丁目」駅下車 徒歩5分
* 費用: ¥300以内でお願いしています (会場費・お茶代として) お茶の準備があります。
参加希望される方は事前連絡不要です。直接お越し下さい。
今年も一年 当ブログをご覧くださり有難うございました。
日々「あっ、これ書きたい」と思う事は多々あれど、「あーだこーだ」考えているうちに時期を逸したりで
結局月1のペースから脱却できませんでした。
来年はもう少し書けたら、と思っています。
思い起こせば、今年はお正月 母の足の骨折から始まりました。
3月までだったコーディネーター活動も、よりによってお正月明けから急に活動依頼が増えて
全く動けない母の世話をしながら、私的には一番きつい期間を過ごしました。
その後夏の終わり頃まで、自分でもびっくり!! うつうつとした時間を過ごすことに・・・
とにかく何もする気がおこらない・・・
最初はちょっと慌てましたが、結構冷静に自分の状態を把握できていたので
少し長いお休みを頂いたつもりで数ヶ月、自然に気持ちが上がってくるのを待ちました。
お陰様でなんとか秋風が吹く頃には、以前の自分に戻る事ができました。
そして今年はなんといっても、念願だった名古屋に行けた事が一番印象に残っています。
こちらは自助グループではないのに、なんとも言えない安心を感じました。
やはりそれぞれおかれている状況は違っても、底に同じ痛みを感じた瞬間があったからかもしれません。
これは私の勝手な感覚ですが・・・
最近ACである事を、仲間以外の所で話す機会が多くあります。
そんな時に一生懸命話しても、わかってもらえないもどかしさを度々経験します。
長い間自分を苦しめていた原因が 親子関係にあったんだと気づいてから11年経ちました。
ようやく自分なりに受け入れられると思えるようになったのも、ここ2~3年の事です。
さすがにもう大丈夫かと思っていたのに、母と数ヶ月向き合わなくてはならなくなって
まだまだたったことを思い知らされました。
AC以外の人に、この問題を語る時に感じる非常な違和感
一方で、名古屋で感じた安心感
ACからの回復って どういう状態をいうのだろう・・・
なんだか来年の課題が見えてきました。
とにかくACを自認してから、私は自分の気持ちに嘘だけはつくまい、と思ってやってきました。
その話を友人にした所、「あなたはいろんな意味で恵まれているからできたんだ」と言われました。
多分理解のある家族がいるから、という意味なんでしょうが、私にも現家族の中では色々大変な事がありました。
だから私は自助グループに参加して、自分の居場所を作りました。
集まってくる人たちも、自分が自分でいられる場所がない 私と同じ人たちでした。
だからみんな優しかったんです。そんな場所だから私も自分を偽る事なく、
気が済むまで何年も自分を語り続けられたと思っています。
自分が自分らしくいられる場所がない、と思われる方は是非探してみて下さい。
もちろん近ければ つばさにも参加してみて下さい。
以前参加していた自助グループで、カウンセリングなども受けずに、
ミーティングだけで回復を目指している方が何人もいらっしゃいました。
もちろん時間はかかりますが、自分を取り戻す方法の一つだと思います。
私の性格にはミーティングがあっていたんでしょう。
とにかくこれ以上、他人に支配されるのだけはいやだったので・・・・
自分の気持ちに いつまでも正直でありたい!
そんな気持ちを大切にするのが自助だと思っています。
なんだか年の終わりに色々書いてしまいました。
今年も最後までお付き合いくださり 有難うございました。
皆さん、どうぞ良いお年をお迎えください。
来年も宜しくお願いいたします。
乃 梨 子