つばさを広げて-女性限定グループ「つばさ・木曜会」

身近な人間関係で苦しんでいませんか?安心できる場所で本音を語り「本当の私」に出会いましょう

わかちあいの予定です

2013-08-30 11:58:22 | 「わかちあいの会」日程

あまりの暑さに秋は来ないんじゃないか、とまで思っていましたが

ちゃんとくるもんですね( 笑 )

ようやく少ししのぎ易くなりました。

皆さんの地域では如何ですか。

9月 &  10月 「わかちあいの会」の開催予定のお知らせです。

 

*日時:   9月5日( 木 )   13:30~15:30   わかちあい 

                  15:30~16:30   Tea time

             10月3日( 木 )           〃

 

*場所: 文京区男女平等センター  研修室C

        文京区本郷4-8-3  東京メトロ丸の内線&都営大江戸線「本郷三丁目」駅

                       下車徒歩5分

*費用: 300円以内でお願いしています

 

お陰様で母の怪我も大分よくなり、近所までなら一人で外出できるようになりました。

私も実家通いから開放され、ようやくホッとしているところです。

先日一緒に行った夫が私と母の会話を聞いていて

「お母さん、ほんと穏やかになったね。とげがないもんね・・・」と

言っていました。確かに私も母の変化には気がついていました。

いつからなんだろう・・・・

やはりあの時かな?

今年の2月、急死した知人のお葬式の帰り道

お寺の真ん前のバス停で二人でバスを待っていた時のこと

母の本家はお寺なんですが、目の前の寺を見ながら又実家の話に・・・

 

私は随分前から、母の話には自分の実家や親族の話ばかりで

私と父との家族の話はほとんど語られない事に気づいていました。

「この人の過去に私達家族の記憶はないんだろうか?

この人にとって一体私達はなんだったんだろう・・・」

ずっと思っていました。

この時私は思わず「あなたの話はなんでいつも実家の事ばかりなの?

結婚してここに住んで、もう60年近くになるのにどうして?」と言ってしまいました。

すると母はハッとしたように黙り込み、しばらくしてポツっと

「この町に馴染めなかったのよねぇ・・・」と言いました。

東北出身の母は言葉に強いコンプレックスがあるのは知っていましたが、

まさかそこまで深刻だったとは私も気づきませんでした。

その時私の中で

誰も知っている人のいない土地に一人で出てきて、

言葉が通じないと思い込み、心を閉ざして生きている一人の女性の姿が浮かび上がってきました。

なんだか素直に大変だったんだろうな、と思いました。昔の事なので、そう簡単に実家に帰れるわけでもなく、

父との関係も良好ではない中で、必死に生きてきたんだと思います。

私が目の前の人を母親としてではなく、一人の女性と意識した瞬間でもありました。

この時を境に私のなかで母の事、あれほど抱えていた様々な感情もまるで浄化されたかのように

穏やかに見る事ができるようになりました。

母娘の関係を超えて、やっと一人の人間として向き合えた、という感じです。

でもこれは同時に、この人を母親として見ることをやめた、諦めた、という事でもありました。

いい意味でも悪い意味でも、私は私の原家族に対する思いを手放す事が出来ました。

 

 その一ヶ月後に母は骨折し、私はまた通いで世話をする事になったのでした。

今は不思議な感覚でいます。

母をみても親という感覚がまるでなく、一人で困っている人のお世話をしている感じ・・・

もうこの人に母として、を求める気持ちはなくなりました。

特別な感情がなくなったという感じでしょうか。

これからはどうなるかわかりませんが、今はこんな状況です。

自分の変化をミーティングの中でも話ていきたいと思っています。

皆さんのご参加お待ちしています。

 

 

乃  梨  子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  


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