カンパニュラ・プンクタータ

　　　昨日の日曜日は一日中、雨また雨。
　　　どうやらこの地も梅雨に入ったようだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　雨の中、傘をさしてガーデンを歩くと
　　　カンパニュラ・プンクタータが咲いていた。
　　　白い釣り鐘状の花を長い茎に一杯つけて
　　　その重みのせいか、はたまた雨のせいか
　　　いくぶん斜めに傾いで咲いている。
　　　カンパニュラの白とリクニスの濃ピンクが
　　　降りしきる雨の中で美しい対比を見せていた。
　
　　　
　　　カンパニュラ・コクレアリーフォリア。
　　　白い清楚な花が雨にうたれて、いかにも儚げな風情だ。

　　　
　　　こちらはカンパニュラ・メディウム。
　　　これも長い茎が重みに耐え切れず斜めに傾いてしまった。　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　
　　　この季節、雨が降るたびに植物はぐんぐん伸びていく。
　　　まだ小さなベロニカは、まわりの草花に埋もれてしまい
　　　あやうく見過ごすところだった。

　　　
　　　梅雨と言えばアジサイ。まだつぼみだが、ガクも出てきて
　　　もうすぐ咲き始める準備を着々と進めている。
　　　雨に濡れた葉っぱの鮮やかな緑色が美しい。

　　　梅雨はうっとおしくて嫌だけど、植物にとっては恵みの雨。
　　　雨の日は雨の日なりの楽しみ方を見つけなくっちゃ‥・。