旅で見つけた小さな刺しゅう

好きなもの・・・色々な国を旅すること、山歩き、美術館巡り、手芸、紅茶。足の向くまま、気の向くまま日々の事を綴っています。

ハンガリーの刺繍

2017-01-12 19:08:14 | 旅行





ブダペストで宿泊したホテルはウエストエンド・シティー・センターというショッピングセンターとつながっていて、夜でも多くの人で賑わっています。そこからブダペスト西駅構内に直接入ることも出来ます。人が少なく日本とは大違いですが、列車に駆け込む人を見ると映画のワンシーンの様で哀愁を感じます。


駅のお隣のご立派な建物はマクドナルド。


ガイドブックでは世界一豪華なマクドナルドとして紹介されています。本当に素敵な店内です。


ハンガリーでハンバーガー マックを頂くのは何年振りでしょう~ 適当に注文したら全部ビッグサイズで約3000円也。






翌朝は霧。ブダ王宮からくさり橋を徒歩で渡り、お買い物へ。




ウエディングドレス?やや雑な感じのディスプレイでしたが、よく見るとテーブルセンターを数枚重ねてドレス風にしたものでした。カロチャ刺繍の始まりは白一色だけだったそうで、昔はシンプルで清楚な物ばかりだったようです。






袋に入っているので衛生的ですが、量が凄すぎてどれを選んで良いのやら~ 派手な色は若い方用、歳を重ねると地味な色を持ち、花の色も喜びや悲しみ等を表す意味があり人々の生活に根付いたものだったそうです。







バッグ、帽子、ランプシェード、アンティークのヘレンドまで。カラフルです。







天井にも壁にも、興奮して目が回る。どれもこれも全部可愛くて一日中見ていたいくらいでした。




店内の片隅にバローツ地方のへヴェシュ織のトートバッグがありました。伝統柄が素敵ですが、もう少し色々な柄が見たいと思いました。ハンガリーには他にアチョー刺繍,べレグ刺繍など素朴で伝統的な刺繍があります。機会があればそれらの作品や刺繍をしているおばちゃん達にもお会いしたいと思いました。冬は寒く、日が落ちるのも早くてあっという間に暗くなりますが刺繍をはじめ生活雑貨も花・花・花。お花模様に癒されました。

ではまた次回・・・



ウィーンとプラハとブダペストのカフェ

2016-12-28 16:04:46 | 旅行
ウイーンの市庁舎前広場ではメーリーゴランドが特設されています。誰もいない。乗りたい。




市庁舎地下のワインケラーでの昼食のデザートもチョコレートケーキ。ボリューム満点。濃くて甘い~
紅茶はユリウス・マインル。カップが可愛い。赤バージョンもあります。



王宮は広すぎてゆっくり見ると1日でも無理です。オーディオガイド付きの銀器コレクション、シシィ博物館、皇帝の住居がセットになったチケットを購入しざっと一回りしました。豪華な食器のコレクションに目を奪われます。






王宮を抜けると約5分でデメルに到着。クリスマスシーズンなので地元の方や観光客も凄いです。ケーキが常温の所に置いてあります。日持ちさせるためにお砂糖の量が凄いそうです。カフェは行列が出来てましたから、数点お土産を購入しました。シシィの好物スミレの砂糖漬





お次はザッハー。こちらもまたまたお客でごった返しておりました。カフェも行列が出来てましたが、並んでザッハートルテを頂きました。それにしてもテーブルや椅子が高く大柄な私でも座るのに一苦労です。見ていると狭い店内を動き回るのに店員さんが立ったままお仕事が出来るこの高さがベストなのかもしれません。ザッハートルテは賞味期限がギリギリでしたので、その他の物を慌ただしくお買い物。






プラハの市民会館の1階にある老舗のカヴァールナ・オベツニー・ドゥーム。アールヌーボー調で吹き抜けの高い天井が見事です。2階は会議室の様なホールになっていて中2階に化粧室があり装飾も優雅でとても素適でした。ケーキは担当の店員さんが古いワゴンにケーキを乗せて回って来られますので、本日のおすすめのタルトを頂きました。




ブダペストでのランチは老舗カフェのジェルボー。東京の青山に海外店舗第1号店があります。今度2号店が韓国に出来るそうで東洋がお気に入りなのでしょうか? 店内は迷子になりそうなほど広かったです。ここでもデザートはチョコレートケーキ。さて今回チョコレートケーキを何個いただいたのでしょう?



ザッハーとデメルで買ったものと、ウイーンのスーパーユリウス・マインルで買ったものです。マインルのコーヒーはウイーンのカフェの半数が使用しているとの事、クロアチアでもよく見かけました。少女漫画の様な缶はミュシャ美術館で購入しました。中は金色に輝くチョコレート。アートグッズは断然クリムトの物が多く色んな場所でみかけました。かなり個性的なのでパス。

 早いものでもうじき新年を迎えます。ただでさえ体型を気にしなくてはいけないのに既にお腹に入った物もあり恐ろしい年末年始。仕事始めのサイズが心配ではありますが人生楽しまなくっちゃです。 今年も1年支離滅裂、独りよがりではありましたが多くの方にご覧いただき有難うございました。終盤刺繍の方は失速いたしまして、ご心配おかけしましたが気が乗らない時もあります。来年もマイペースで歩んで行きたいと思っていますのでどうぞよろしくお願いいたします。それでは皆様良いお年をお迎えくださいませ。

ではまた来年・・・ 
                                   

ウイーンのプチポアン

2016-12-25 19:20:49 | 旅行

ウイーンで記念にプチポアンのポーチを購入しました。しばらくは使わず大切にしまっておきます。





ウイーンを散策していると刺繍のお店が沢山あって、ついつい立ち止まってしまいます。店内に入ってみたいのですが、時間がない~







マーケットの屋台でも色々売られていました。どれも可愛いです。


王宮内にあるプチポアン専門店<マリア・シュトランスキー> 店内は高級感が漂いちょっと引いてしまいました。モノトーンの作品がとても素敵です。天皇陛下や皇族の方もオーストリアご訪問の際こちらでお買い求めになられたそうです。


ケルントナー通りのプチポアン専門店。王宮内のショップに比べこじんまりとしています。奥で店主らしき年配女性がプチポアンを刺してらっしゃいましたが、お仕事の手を止めて色々と説明して下さいました。古典的な柄やモダンな柄などもありますが、日本で売られているような実用的な物は余りなく庶民の物ではないのね~って感じでした。


一応包装紙で包んで頂けますがこのまま渡されます。日本だとさらに紙袋だと思いますが包んで頂けるだけでも良い方。


キャンバスが11目の物を購入。カウントが大きい物も素敵でしたが、エレガント過ぎて私が普段使うにはギャップがあります。もう少し品性を身につけないと・・・。反省

ではまた次回・・・

中央ヨーロッパのクリスマス

2016-12-23 19:08:04 | 旅行
12月は早めに仕事納めをさせて頂き、有休を取ってオーストリア、チェコ、スロバキア、ハンガリーを周遊して来ました。スロバキアは初めて、その他は17,8年ぶりの再訪です。冬のヨーロッパは久しぶりでしたので、寒さが心配でしたが、クリスマスイルミネーションに大興奮。石畳を歩き回って寒さより、ひひ膝が痛い〜 プラハのクリスマスツリーです。曲に合わせてライトが点いたり消えたり、シックでとても綺麗。 


オーストリア

ウイーンのシェーンブルーン宮殿。冬は空気がどんよりしてキラキラ感にかけますが、クリスマスの飾り付けできっと輝くのでしょう。夜に行けないのが残念です。


市庁舎。前の広場ではマーケットが開催中。地元の人たちも楽しそう。私も我慢できずホットワインと名物の揚げパンを頂きました。その後の市庁舎地下のウインナー・ラートハウスケラーでの昼食はウインナーシュニッツエル。揚げ物ばかりで胃もたれ状態です。














チェコ

チェコの世界遺産の街チェスキークルムロフ。







クリスマスマーケットではどこの国でも動物がいて、馬小屋?でのキリスト生誕シーンのジオラマらしき物がありますが、これはワラ人形のようです。真剣に作ってると思うので笑えない。




プラハ。旧市街の時計台の上からの眺めです。








スロバキア

首都ブラスチラバ。


右側の白い旗のある建物が日本大使館。





ハンガリー

ブダペストの夜景はクリスマスでなくても幻想的でドナウの真珠といわれるくらい絶景です。ですから余りクリスマスイルミネーションには力を入れてないのではと思っていましたが、恐れ入りました~。




雪かと見間違うくらい白いイルミネーション。ドイツ、パリ、ニューヨークとクリスマスイルミネーションの美しい街に行きましたがブダペストは最も印象に残る美しさでした。日本のクリスマスとは価値観が違いますから落ち着きがあり厳かです。




LEGOも頑張ってます。



刺繍の写真はまたの機会に紹介できればと思っています。

ではまた次回・・・

モンテネグロの世界遺産 コトル

2016-07-21 23:16:34 | 旅行
 年中売られてるのでしょうか?季節外れでも違和感なし。







モンテネグロはクロアチアのドゥブロヴニクから日帰りで行けます。ボスニア・ヘルツェゴビナからクロアチアに入るとオリーブ畑やフルーツ畑が一面に広がり地元の方がオリーブ、ジャム、ドライフルーツ等を試食販売しています。





途中の街で結婚式のパーティーを見ました。新婦が自然体で良いですね~。 楽しそうに見えませんが、レストランの中はワイワイ大賑わいでした。





ストンという港街。ここも要塞があり隣の街と城壁で結ばれています。塩田が有名で今も昔ながらの製法で作られています。アドリア海の塩はお土産にもなってます。ここでの食事は可愛いサイズのイカのグリル。オリーブ、塩、スパイスのシンプルな味付けですが香ばしくとっても美味。






コトルに到着。カンパナ塔・城塞と海の門(西門)。コトル湾は世界で最も美しい湾に選ばれています。海岸まで急峻な山が迫り、入り江のカーブになると次々に景色が変わり、日めくりカレンダーのような楽しみとワクワク感があります。モンテネグロフィヨルドと呼ばれているそうです。街は城壁に囲まれて中世のままの姿で世界文化遺産に登録されています。



城壁の中が旧市街。街の守護聖人聖トリフォンを祭る聖トリフォン大聖堂とトリフォン広場。1166年創建。後ろの山に要塞へ続く遊歩道があります。








残念ながら刺繍は見当たりませんでした。


石畳で路地も狭く、すれ違うのが大変な所もあります。







山頂の聖イヴァン要塞まで4.5キロの遊歩道が続きますが、往復で30分しか時間がなかったので走って途中の聖防御陣地まで行きました。ここでトレランとは 頂上まで行くともっと絶景が見えるはず・・・残念 小さな街ですが、クルーズ船が入港してますので観光客も凄いんです~。さすが世界で最も美しい街です。


帰りはバスごとフェリーで対岸へショートカット。ほんの10分の船旅。船が着岸すると車は一斉に降りるのでバスには乗ったままです。
アドリア海沿岸には世界文化遺産やスプリット、トロギール、シベニク等、歴史や自然に溢れた見応えのある街がまだ数多くあります。


良く運動したので夕食はたっぷりです。 あれもこれも食べた~い。後がこわ~い

ではまた次回・・・

世界遺産の橋がある街  モスタル

2016-07-05 19:05:15 | 旅行


ボスニア・ヘルツェゴビナのモスタルはサラエボから南へ休憩を入れて約3時間位です。途中紛争で壊された橋が今もそのままになっています。地元の方は不便ではないのでしょうか?本当に忍耐強い!



休憩は豚の丸焼きが有名なレストラン。水車の力でクルクル回しじっくり焼くのだそうです。が、豚じゃなくて羊ではなかった?と、異議ありを頂きました。 確かに豚にしては少々痩せっぽちな気もします。豚の丸焼きVS羊の丸焼き・・・ 家庭内紛争? まあどちらでも良いですが、是非行って食べてみたいと思われる方は事前チェックお願いいたします。



雄大な景色が続きます。








お山の上にも十字架が。モスタルの駐車場はクロアチア人居住区にありますからキリスト教の教会があります。地味な場所で本当に世界遺産の橋があるのかと半信半疑でした。ここではスリの集団やおそらくロマ族ではないかと思われる、物乞いの人たちがいて緊張しました。シャワーなど浴びた事がないのではないかと思うくらい、汚れ、小さな男の子は靴も履かず両手足を使って私達のグループの中を追いかけて来ました。足だけで走るより早いのでしょうか?貧しいロマ族はスペインやチェコ、ハンガリーでも見かけましたが、国籍や貧困で教育を受けられず犯罪に手を染めないと生きる道がないのでしょう。悲しいことです。日本は島国で呑気だし、おねだりすれば税金で解決してくれます。ロヒンギャ族などアジアの難民や貧困問題も対岸の火事ではなくなるかもしれませんね。自分も含めしっかりしなくてはと思います。






じゃーん これが世界遺産の橋。<スタリ・モスト> ボスニア語で<橋の守り人>の意味。 左側がクロアチア人側、右側がボシュニャク人居住区と住分けています。1556年オスマン朝時代に建てられた当時の建築水準の高さがわかるアーチ状の美しい橋。1993年に破壊され、家族、親戚、友人、恋人達が離れ離れに分断されてしまったという象徴的な出来事の橋です。破壊の瞬間のドキュメンタリー映像を側のお店で見せてくれます。胸が詰まる映像でした。その後、破壊された石も使って再建され2005年に世界遺産に登録されました。






橋の上から見たコスキ・メフメット・パシナ・ジャミーヤ。1618年に建てられたイスラム寺院。時間がなくて行ってませんが、中を見学できるモスクだそうです。モスクの庭から橋を撮影するのがベストポイントだそうです。




窓を狙っているように思います。想像すると恐ろしい。














橋を渡って旧市街のボシュニャク側へ。土産物店が並び観光客で賑わっています。物価も安いです。




直径5㎝位のお花のモチーフ。お土産物屋さんのレジの横で沢山売られているのを時々見かけました。スレブレニツァの虐殺のシンボルなのでしょうか?犠牲者が埋葬された時の覆い物が同じ緑色です。ガイドさんに詳しく聞いておけば良かったです。




旧市街でこの2枚を購入しました。可愛いお嬢さんが店番をしていて、お友達が作ったと言ってました。言わせられてるようでしたが、お家のお手伝いなら良いのですけど。店主に巻き上げられるのなら可哀想だと思いながらも、言い値で購入。笑顔が忘れられません。モスタルのバスも黄色の車両で日本からの寄贈のバスです。日本とは深い繋がりがありますので、日本人ももう少し訪れると良いのにと思いました。

ではまた次回・・・








サラエボで見た刺繍

2016-06-30 20:09:13 | 旅行
ベオグラードからサラエボまでは約305㎞。道は舗装され、山あり、滝ありの美しい渓谷を抜けます。日本なら○○スカイラインとかの感じでしょうか?サラエボのホテルに到着したのは夜8時近く。途中の峠から山の間に突然,街の明かりが彼方に見えました。その街がサラエボだと直ぐに分かりましたが、思っていた以上に大きくキラキラ輝いていましたので、復興していることに安心しとても嬉しく思いました。





サラエボはボスニア・ヘルツェゴヴィナの首都で、小高い山に囲まれた盆地にあり冬季オリンピックも開催された大都市です。丘には赤い屋根の家が立ち並びとてものどかな風景です。こちら側は20年前のボスニア紛争ではセルビア人軍が占領していたそうです。



電車通りを挟んで、セルビア人軍と対峙した所に建っている黄色のホテル。ホリデ・イン・サラエボ。紛争時サラエボで唯一営業していたホテルだそうです。今も営業中。この前の通りは当時スナイパー通りと呼ばれ、セルビア人軍が 山側から動く物は全て狙撃したのだそうです。ホテルはボコボコに銃撃されながらもジャーナリストはここに宿泊し、世界中に戦況を配信したそうです。




今もまだ沢山の傷跡が残ってます。ガイドさんのお話ですが、ボスニアはアメリカのマスコミと手を結び世界中に戦況を報道出来たので、悪玉セルビア人、可哀想なボスニアという構造が出来上がりNATO軍はセルビアを攻撃。ボスニアのセルビア人分離独立軍鎮圧となったのだそうです。独立はしたい方、させたくない方、どちらにも言い分があり、どちらにも多くの犠牲者が出ますので、どちらが良いとか悪いとか決められないけれど、一方的な報道で世界中がボスニアの肩を持つことになってしまったとの事でした。当時のアメリカ政府の利権が絡んでるとか・・・。そう言えば、ボスニアとなるとアメリカ元大統領よく出てこられてましたね~。こんな話を聞くと他人ごとではありません。日本の度が過ぎる報道の仕方も考えさせられます。



サラエボと言えばもう一つ、世界史で教わるサラエボ事件。オーストリア=ハンガリー大公夫妻は始めはこのラテン橋で襲われましたが、未遂に終わり、予定を変えコースを変更したのですが、運転手にその情報が伝わらず犯人グループの刺客がレストランから出た所、偶然御一行を見つけ暗殺。




旧オーストリア=ハンガリー市庁舎。ムーア風建築で今は国立図書館。大公一行が最後に訪れた所。運転手が間違ってこの建物の角を曲がって暗殺されました。警備は変更された方にいたのでここでは丸腰。今も当時の写真が現場に張ってあります。100年たってもまださらし者になってますよ。ちゃんと運転手に情報が伝わってたら、第一次世界大戦はなかったかもしれません。世界史も変わってたかもしれないですね。罪の大きさでしょうか?当時は英雄視されたらしいですが・・・。





図書館の角を進むと旧市街になります。ボスニア・ヘルツェゴビナはイスラム、カトリック、セルビア正教、ユダヤ教等多民族、多宗教国家です。



バシュチャルシャ









オスマン帝国の影響も受けていますから、今もトルコらしいお土産店やレストランが多くあります。異国情緒たっぷりです。



日本はボスニア・ヘルツェゴビナにはバスを援助しています。黄色の車体で日の丸が描いてあります。まだ可なり走ってました。20年も大切に使って頂いて有り難いですねえ。 次は世界遺産がある古都へ向かいます。

ではまた次回・・・

ベオグラードで見た刺繍

2016-06-16 15:46:32 | 旅行
ベオグラードのホテルのショップで売っていた刺繍。棒のような物と一緒に売られてましたけれど、何なのでしょう?残念ながら刺繍物はこれだけしか目にすることはありませんでした。ショボン


ベオグラードはセルビアの首都。旧ユーゴスラビアの首都でもあります。ヨーロッパでも最も古い都市の一つです。旧社会主義国家ですし紛争も多くまだ荒れているのかと思ったのですが、大都市で落ち着いたとても良い街でした。ベオグラードにはサッカースタジアムが3つもあります。オシムさんが在籍していたパルチザンも大きなスタジアムでした。








ショップやレストランやカフェもとてもあか抜けていましたが、人が少ない。まだ皆さんお家なのでしょうか? 


聖サヴァ教会。東方正教系教会では世界最大規模のセルビア正教の中心地。




ボスニア紛争でセルビアは悪玉にされてしまいNATOからの空爆を受けた跡。旧国防省など負の遺産として今もそのまま残されています。内戦後立ち直っているようですが、お買い物の後にこれを見て急に気が重くなったりしないのか・・・?本当にタフな国民です。






カレメグダン公園(ベオグラード要塞)手前の川がサヴァ川奥がドナウ川。軍事上、産業上の要地で紀元前から民族や国との領土争いが絶えなかったそうです。BC4~18Cまで破壊と建設を繰り返し、ベオグラードだけでも40回も破壊されたそうです。凄い歴史です。


鹿威しみたいですが、日本の泉だそうです。NATO軍はどんな武器を使用したのか分かりませんが、セルビア鎮圧後 癌の発症者が急増し、日本は約50基の癌の医療機器と医師、スタッフを派遣しセルビアを援助したのだそうです。ですからセルビアは親日国で好きな外国NO1は日本なのだそうです。この泉はその時のお礼で『ありがとう。ジャパン』のプレートもありましたよ。全く知りませんでしたが、うれしいですね。今私達が歓迎されいるのはその方々のお陰です。ガイドさんも3年前新婚旅行で日本に来られたそうですが、理由はアニメが大好きだから・・・あはは




セルビア教会。 キリストのお顔に特徴があります。そしてキラキラとゴージャスです。


チトーの霊廟。建物は博物館で刺繍の民族衣装などもあるそうです。チトーさんのお墓はその向こうにあり有料。建国の父は今も偉大なのですね。


急に建物が平たくなって開けて来ました。ここからしばらく行くと国境になり、越えるとボスニア・ヘルツェゴビナです。途中、警察が乗り込んできてドライバーのコントロールも体験しました。どんな刺繍があるのか楽しみ~。と、思ってた頃です

ではまた次回・・・


ニコライ ・バーグマン フラワーアート展

2016-06-11 17:20:47 | 旅行
デンマーク出身のフラワーアーティスト ニコライ・ バーグマン の展覧会に行ってきました。めざましテレビやNHKニュースでも紹介されていたのでダッシュ!で行ってきました。福岡の太宰府天満宮、竈門神社、志賀海神社の3会場での開催ですが、時間の都合上2箇所を回って来ました。とてもダイナミックで豪華で感激しました


天満宮の鳥居


西高辻宮司(菅原道真公のご子孫)のお屋敷&延寿王院


心字池


太宰府のちびっ子達のテーマパーク 西鉄だざいふ園 前にて 


九州国立博物館では現在 大兵馬俑展が開催中。遊び心でしょうか?やや不気味。個人的には無くて良いような気がします。






























満開の菖蒲池では篠笛の演奏会が開催されるそうで、リハーサル中でしたが音色が響き渡りうっとりです。


竈門神社の鳥居

狛犬さん達にも。戸惑っておるようですな。





何のお花だろうと思っていたらおみくじでした。竈門神社は縁結びの神社なので良いご縁の祈願に多くの女性が参拝に来られます。欲深い私は色んなご縁を求めてしっかりお参りして来ました。良いご縁で素敵なフラワーアート展を見ることができて幸せでした~

それではまた次回・・・














クロアチアの可愛いブラウス

2016-06-03 20:02:29 | 旅行


クロアチアの首都はザグレブ。大聖堂前の聖マリア像。降臨!





<スーヴェニル・ギフト・ショップ>にはクロアチアの工芸品が沢山売られています。下書きがまだ残ったままの素朴な刺繍もありました。赤い刺繍がとても豪華な物もありましたが、最近は中国製も出回っているらしいので購入はしませんでした。





街のシンボル聖母被昇天大聖堂。二つの鐘楼を持つネオゴシック建築。



oh~。ブラザーサン&シスタームーン。



街角の祭壇にも可愛い刺繍が



聖マルコ教会。クロアチア王国、ザグレブ市、スラヴォニア地方の紋章がモザイクになっている屋根が特徴。ゲームにあるような模様ですがこちらの方が断然古いです。



市内を見下ろせる展望台にウスビニャチャという世界最短のフニクリ・フニクラの駅があります。




スーパーの品揃えも豊富で生活に欠かせない食品などは税率も低いのですが、チョコなどの嗜好品や贅沢品は22%や25%です。内税なので予め支払う金額は分かりますが、レシートを貰ってビックリすることもあります。かごが使ってみたくてオイルや調味料、ジャム、はちみつなど買って帰りました。



ユーゴスラビア時代は共和国広場。今はイェラチッチ広場。トラムやバスも走り賑やかです。もっと色々な所を歩き回りたかったのですが時間が足りませんでした。アドリア海側と内陸部では空気が全然違います。クロアチアは思った以上に安全で美しく素晴らしい国でした。 機会があればまた違う街を訪れてみたいですね~

ではまた次回・・・

クロアチア刺繍のブラウス

2016-05-26 21:54:34 | 旅行
刺繍専門店〈バチャン〉で購入した刺繍の白いブラウス








刺繍部分はシルク糸で刺してあります。糸も見せて頂きました。クロアチアの通貨はKn(クーナ)で1knは約17円。ブラウスは800knなので¥13,600也。 EUに加盟してますからそこそこの物価ではあります。








ホテルはびっくりの★★★★ シーズンオフなので私達も宿泊する事が出来ましたが、バカンスシーズンだと予約も無理だし、宿泊費も跳ね上がるのだそうです。折角なのでプライベートビーチでブラウスを着て写真でもと思い、部屋で試着してみました。ところが、私が着ると割烹着のようではありませんか ソフィア・ローレンとかクラウディア・カルディナーレとかを厚かましくもイメージしてましたのでショックです~う 平たい顔族ではやはり似合わないのでしょうか~

ではまた次回・・・



バルカン半島の旅

2016-05-24 19:42:45 | 旅行



クロアチア世界遺産 アドリア海の真珠と言われている ≪ドゥブロヴニク≫ 

 一月ぶりの更新です。G・W明けから公休と有休を合わせて16連休頂き、バルカン半島のクロアチア、スロベニア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、セルビア、モンテネグロの5か国を旅してきました。バルカン半島の歴史は戦争ばかりで話を聞いていても何が何だかちんぷんかんぷんで難しいです。今は落ち着いてとても20数年前まで戦争をしていたとは思えないくらいのどかで牧歌的でした。





城壁の周りは一周出来ます。<紅の豚>はこの街がモデルなのだそうです。<魔女の宅急便>は設定は北欧になっていますがイメージはドゥブロニクなのだそうです。まるで中世にタイムスリップしたようです、感動~しました





このお兄さんのお船でアドリア海をクルーズ。クロアチアの対岸はイタリアですが、イタリア人ほどうるさくありません。猫ちゃんもポーズが決まってますね。








プラツァ通りとスポンザ宮殿。朝が早かったので観光客もまだ少なく、ゆっくり観光できました。ヴェネツィァの統治下でもあったのでイタリアの影響も受けています。



お土産物やさんもとてもかわいいです。ラベンダーグッズや、ハチミツ、ジャム等が主に売られてました。






ガイドブックに載っていたピレ門の側で刺繍を販売しているKateさんにもお会いすることが出来ましたが、次々お客様が来られますので、残念ですが写真は遠慮致しました。この刺繍は刺繍専門店〈バチャン〉で購入した物です。一坪ほどの小さな店舗に所狭しと作品が並べられています。猫の足跡、タコ、もみの木等の柄でとても素朴です。両面どちらを使っても良いとの事でした。模様はご主人の曾祖母からの相伝で本や図案などはなく今は奥さんと娘さんが刺されているそうです。



旧市街は1979年にユネスコの世界遺産に登録されましたが、その後の独立戦争で空爆被害にあい危機遺産に指定されてしまったそうです。ですが多くの人の努力で1998年に指定解除、2005年に復旧。今は世界で最も美しい街の一つに甦りました。その間息をひそめながら、コツコツと刺繍を続けて来られたおかげで、また多くの人がこの刺繍を見ることが出来るようになりました。心の内はわかりませんが、今の穏やかな生活を続けて頂けたらと思います。非日常の余韻に浸るのは今日まで。明日からまた仕事です。現実は厳し~い。

ではまた次回•••

旅で見つけたオーナメント

2015-12-22 21:33:37 | 旅行
 ストラトフォード・アポン・エイボンのショーウインドウ



 教会、ミュージアム、観光地どこに行ってもショップではオーナメントが売られていています。同じ物でもそれぞれの場所が刺繍してあるのでついつい買ってしまいます。
 


 


 


 



 素敵なクリスマスになると良いですね~


ではまた次回・・・