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Noriaki Hosoya - 細谷紀彰のドイツ日記

ベルリン在住、日本人ベーシスト細谷紀彰のあれこれ。
www.noriakihosoya.com

コンプレッサー?ブースター?ソロ時に「音を前に出す」事で悩む

2014-09-04 | 楽器と機材
今回は機材に関しての最近の悩み(?)です。


以前の日記でも紹介したこの動画。



演奏自体には満足していますが、外の音が自分で思っていたものよりも迫力がなくて、ちょっと残念な気が。
まぁ、Falk Bonitz Trioがジャズにしてはラウドなバンドだという事もありますが、常に同じボリュームで演奏していると、よくドラムに負ける、というのもあります。苦笑
ので、その改善も出来ればなぁ、と。

そう思い始めたらもう止まらなく、どうやったら自分の音をもっと前に届けられるようになるのか考え始めてしまう訳です。苦笑


アーティキュレーションを残したままソロ時に音の押し出しを強くするには;

1,アンプの音量を上げる

2,パッシブ→アクティブにし、手元のEQをブーストする

3,PUをパラレル→シリーズにして弾く

4,コンプレッサーを使用する

5,ブースターを使用する

ざっと挙げて、こんな方法があると思います。


順番に見ていくと、

1はソロ時にアンプの側に戻らないといけないので、却下。

2&3は、機材的には今の状態に何も足さずに良いので、いちばん安上がり(笑)ですが、フレーズを引き続けているのを一旦止めて操作しないといけないので、音量をまさに上げたい時に上げられない(本日のリハで検証済)。昨日まではこれで良いかな、と思っていただけに、残念!!

4は、最近は色々なコンプレッサーが出ていて、ニュアンスを残したまま音圧を上げてくれるものもあるそうです。ですが、知り合いのベーシストに相談した所、それでもやっぱりニュアンスは今ほどは出せないとの事なので、僕のプレイスタイル的には却下。

となると、残すは
5,ブースターを使用する、という事になるのですが……。



実は僕、エフェクターについての知識も乏しく、ベーシスト人生10数年の中で、一度もペダルボードを持った事がありません。
それでもいくつか過去にエフェクターは持っていて、日本にいた頃にはCreation Audio LabsのMK4.23のブースターを持っておりました。
他にも、ドイツではジャズがメインになるだろうから、と思ってごっぞりとほぼ全てのエフェクターを日本に置いてきたのですが、それも含めて全てドイツに持ってきておけば良かったと、今になって大後悔。

ドイツで買うのも、日本で一応ブースターは持っているし、何より車を持っていない身としては、ライブの度に持って行く荷物が重くなるのも嫌ですし、もう一台こちらでブースターを購入するのは悔しいなぁ、という感じです。


ですが、最近インターネットで面白そうなエフェクターを発見しました。

日本にも少量ですが入荷しているドイツのメーカー、Rodenbergのベース用ブースター、なかなか評判が良いらしいです。



ドイツでの値段を調べてみると、思った程高くない!さすがドイツ国内の製品、ドイツではだいぶ安く購入できそうです。


などと考えを巡らせていくと、以前僕が日本でブースターを使用していた時は、常にON状態にして、ゲインの低い当時のメイン楽器のフレットレスのバッファーのような形にして使っていた事を思い出しました。
この時に、音質は変わらずとも音に適度な張りが出て、確かにアーティキュレーションは出しやすくなったかなぁ、という事を思い出しました。

ですが、バッファー+ソロ時のブーストとなると、ブースターが2台も必要になってしまうような……。

このRodenbergというメーカーは、



このようにペダルが2台、3台連なった製品も作っているようなので、もしかしたらカスタムオーダーが出来たりもするのだろうか。。。
ブースター+ブースターのペダルがカスタムオーダー出来るとしたら、一つのブースターをバッファー的に使用して、もう一つをソロ時のブーストにするとか、どうだろうか?

二つのペダルが連なったものを購入するとしても、日本で一台このペダルを購入するのと同じくらいの値段で購入できてしまうとすると、現実的に考えても不可能ではない金額です。


む~~、想像は膨らむばかり。



かと言って、僕の場合は一週間程すると物欲が薄れる事が多いので(あとは、結局は自分の演奏技術次第だ、と思い治ったり)、もうしばらくは様子見ですね。
これだけ考察を記事にしておいて、突然ぱったりと言及しなくなるかもしれませんが、その時はお許し下さい。苦笑

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