待つ時間

私の3分、

あなたの1時間。

忘れ物

夏から今、冬にかけて、

3本の傘とお別れ。

本当に、どうして？と思うくらい、忘れてしまう。

もしかして、

傘は自分とは別行動をとりたかったの？と思えるくらい…。

内緒

他人のことのように話すけど、

実は自分のことだったりしてね。

ねぇ

いつも、

不機嫌そうな顔。

損してるよ！

ちょっぴり、祈り

吹く風が。

心地よい、追い風でありますように。

マケナイ

意地悪をされても、

ささやかで、粘り強い抵抗ができる図太さも身につけたい。

お別れなのに

ねぎらいたい気持ちはたくさんあるけれど。

ねぎらってみたら、

違和感がむんむん。

複雑な気持ち。

命の終わりが見える

自分の命の終わりが見えるなんて経験は、

明日も当然に、無事にやってくる人には見えない世界。

「本当の」、

命の終わりは、そう長くは見渡すことはできない。

それが、

命。

それが、

生きている者には経験できない世界。


そこに寄り添うにはどうしたらいいのだろう。

変化

始まりは切ない。

馴れとの別れ。

続く道の景色に、

不安を覚えるとき。

住む場所

どの街にも、

笑顔も、

つらさも。

きっとある。

それが住む場所。