ピースウォークイン伊達 日時:6月11日13:30~14:30 @伊達市黎明観だて歴史の杜(道の駅)黎明観前集合 (主催):ピースウォークイン伊達 (問合せ) 080-1687-3259 Email:tsukitenshin@hotmail.co.jp☆コース 市役所前までパレードし、道の駅に戻ります
ピースウォークイン伊達のウォーク前に予定されているあいさつ文をご紹介させて下さい。
パレード前の発起人挨拶
皆さま、今日はお集まりいただきありがとうございます。
私は宮城県仙台市に、夫と子ども三人で暮らす母です。
3.11の震災で被災し、かろうじて集合住宅の誤解にある住まいは無事でしたが、たくさんの家財道具が倒れました。
そして、津波により親戚の家と、親類の一人の命を失いました。
震災から一ヶ月間、仙台の物資の乏しい中、放射能の恐怖と戦いながら、篭城して暮らしていましたが、4月18日に、ここ伊達市に疎開してきました。
ゴールデンウィークには仙台に帰るつもりで、一時避難してきたのですが、心配していた通り、福島原発のメルトダウンが発表され、放射能汚染が就職するめどが立たないため、こちらで夏を越すことになりました。
夫は仙台で働いています。生活のためとはいえ、私は一日も早く夫も逃げてきてほしいと願っていますが、現地で働く人も必要なため、苦渋の選択をしています。
夫をはじめたくさんの友人、知人、子どもたちが、今このときも放射能汚染された空気、土壌、食べ物で暮らしているのです。
将来私は自分よりはやく、夫をガンで亡くすことになるのではないか・・・そんな心配が頭を離れません。本当に悲しいことです。
ここ北海道は、福島から遠く離れてはいますが、泊原発を抱えています。
海を渡れば六ヶ所村の再処理工場もあります。
ひとたび同じような地震災害が起きれば、北海道にお住まいの皆さんにも、私たち家族と同じような思いをすることになるかもしれません。
私たちは支援の手により、この地に導いていただくことが出来ました。本当に感謝しています。
しかし、現状としては、逃げたくても逃げられないと言う、たくさんの友人たちが、首都圏、関東、東北で、今もおびえ暮らしています。
3.11以来、私はつくづく感じます。
日本は、一つの船であると。
そして世界も、地球も、一つの船であると。
どんな天災、事故があろうとも、地球を越えて逃げることは出来ません。
ですから、この日本を、世界、地球を、安心して暮らせる場所にしていくことが、私たちの子孫のために、今私たちが出来ることだと思っています。
みなさん、どうか一緒に、このような苦しみを生む原子力発電からシフトしていきませんか。そのために出来ることを、小さなことから、始めてみませんか。
きょうのこのピースオォークをきっかけに、どうか周りの方と繋がって、声を上げていきましょう!
ゆりかごを動かす手は、世界を動かします。
母親である私たちは、今まで無力とされてきましたが、命を生み出すのは母です。
速やかに原発社会からシフトし、この未来ある子らが命をまっとうできる地球を目指して。
今日はみんなで祈り、歌い、歩きましょう。
よろしくお願いいたします。
では、明るい未来に向かって、出発です!