震災から2週間が過ぎました。相変わらず余震はまだ続いています。
スーパーでは、そんなに並ばず買えるようになったものの、ガソリンはいまだ長蛇の列。
震災前に満タンにしていたガソリンも残りわずか・・・
今日希望を持って、4時間並びましたが、あともうちょっとってとこで「完売」
そこのガソリンスタンドには、電話を何回も掛けながら、並んでいました。
1回も出てくれなかったけど、せめて「もうガソリンないんですよ」って一言答えてくれたら
こんなに時間は無駄にはならなかったのに・・・
この2週間、本当いろんな方々に助けられて、生きてきた。
震災から2日後、パンもなくなり、水も電気も通ってないから、ご飯もない・・・
絶望していたら・・・近所のSちゃんが自家発電でご飯炊いて、おにぎり持ってきてくれました。
涙ちょちょぎれた。お義母さんは泣いていたよ。
次の日、Sちゃんお休みだったので、一緒にまた自家発電でご飯炊いて、車で御近所さまに
配って歩いた。みんなに喜ばれた。
それから、いつもカラカラと元気なお隣の奥さん。旦那さまは転勤で大船渡で仕事していました。
5日間くらい連絡取れなった。いつも元気な奥さんが泣いていました。
励まし、生きていることを祈ることしかできなかった。
職場の方が「旦那さんは無事です」と告げにきてくれて
その時は抱き合って喜びました。
次の日旦那さまは、車で帰宅できました。ちょっとげっそりしていたけど
顔を見れて、本当にうれしかった。
電気はすぐ通ったけど、水は1週間かかった。
これまた、御近所の美容室を経営しているHさんに、「プロパンガスだから、髪洗ってあげるよ」
と言って頂き、汚い髪を綺麗に洗ってもらった。なかなかこんなことしてくれる方はいないよね。
おにぎり握ってくれたSちゃん宅は、オール電化なので、お言葉に甘えて
シャワーを浴びさせてもらった。1週間お風呂に入っていない、私達3人家族を受け入れてくれて
本当にうれしかった。
Sちゃんには、電気鍋もお借りして我が家の貴重なライフラインとなっています。
もう、Sちゃんには足向けて寝れないよ。
まだまだ書ききれないけど、震災にあってもこんなに嬉しかったことがありました。
みんなに助けれて生きています。
私も誰かを、助けながら復旧に向けて、頑張っていきます。