戦時中米国の日系人強制収容（クリスタル収容所編）3

【米国テキサス州クリスタル市戦時収容所「日本人家族名簿」】　3
　　　　　　　　　　　　　　　　　（1945年２月26日現在　日本人自治会作成、皇紀二千六百五年）

Japanese American Famally List , Cristal City Internment Camp Texas,in World War.Ⅱ　（26.Feb.1945）
　　　　　　　　　　『Museum of Japanese Emigration to Hawaii』

①整理番号連番　　No.　　　　　　　　　　【101～103】
②収容所・　Room　No.　　　　　　　　　　Q-43-3　
③　姓　　　　　　　名　　　　　　　　　　土井口　祐太郎
③　N　　A　　M　　E　　　　　　　　　　　Doikuchi Yutaro
④　年 齢　　　　　Age　　　　　　　　　　58
⑤　日　本　本　籍　地　　　　　　　　　　大阪府泉北郡山滝村
⑤　Japan　　Address　　　　　　　　　　　Yamakita-Mura　Senpoku-Gun　Oosaka-Fu　JAPAN
⑥　収　容　前　住　所　　　　　　　　　　加州・サンフランシスコ
⑥　Before　　Address　　　　　　　　　　　　San Francisco　CA.
⑦　収　容　前　職　業　　　　　　　　　　運送業
⑦　　　　　Occupation
⑧家族 ・Familly　Name　　　　　　　　　　妻・鎮子 Doikuchi　Kaneko（W)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長女・悦子　 Doikuchi Etuko（1ｄ）

・・・・・

①整理番号連番　　No.　　　　　　　　　　【104～109】
②収容所・　Room　No.　　　　　　　　　　D-44-A
③　姓　　　　　　　名　　　　　　　　　　条　勉
③　N　　A　　M　　E　　　　　　　　　　Do Tutomu
④　年 齢　　　　　Age　　　　　　　　　　57
⑤　日　本　本　籍　地　　　　　　　　　　宮城県遠田郡沼部村
⑤　Japan　　Address　　　　　　　　　　　Numabe-Mura　Touda-Gun　Miyagi-ken JAPAN
⑥　収　容　前　住　所　　　　　　　　　　加州・サンタバーバラ
⑥　Before　　Address　　　　　　　　　　　CA.
⑦　収　容　前　職　業　　　　　　　　　　農業
⑦　　　　　Occupation　　　　　　　　　　
⑧家族 ・Familly　Name　　　　　　　　　　妻・まさよ Do　Masayo（W）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長男・健 Do Takeshi（1ｓ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次男・整 Do Tadashi（2ｓ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　甥・肇 　　Do Hjime
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　姪・千恵子　 Do Chieko

・・・・・

①整理番号連番　　No.　　　　　　　　　　【110～114】
②収容所・　Room　No.　　　　　　　　　　D-44-A
③　姓　　　　　　　名　　　　　　　　　　遠藤　文雄
③　N　　A　　M　　E　　　　　　　　　　Endo Fumio
④　年 齢　　　　　Age　　　　　　　　　　38
⑤　日　本　本　籍　地　　　　　　　　　　山県県南置賜郡上長井村
⑤　Japan　　Address　　　　　　　　　　　Kaminagai-Mura　MinamiOkitama-Gun　Yamagata-Ken　JAPAN
⑥　収　容　前　住　所　　　　　　　　　　南米・ペルー・リマ市
⑥　Before　　Address　　　　　　　　　　　Peru　Lima-City
⑦　収　容　前　職　業　　　　　　　　　　商業
⑦　　　　　Occupation
⑧家族 ・Familly　Name　　　　　　　　　　妻・牧子 Endo Makiko（W）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長男・壽雄　 Endo Sumio（1ｓ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次女・照子 　Endo Teruko（2ｄ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　三女・美津子 Endo Mituko（3ｄ）

・・・・・

①整理番号連番　　No.　　　　　　　　　　【115～119】
②収容所・　Room　No.　　　　　　　　　　T-56-A
③　姓　　　　　　　名　　　　　　　　　　藤花　教道
③　N　　A　　M　　E　　　　　　　　　　Fujibana Yoshimichi
④　年 齢　　　　　Age　　　　　　　　　　40
⑤　日　本　本　籍　地　　　　　　　　　　東京市瀧野川区中里町
⑤　Japan　　Address　　　　　　　　　　　Nakazato-Cho　Takinogawa-Ku　Tokyo-City　JAPAN
⑥　収　容　前　住　所　　　　　　　　　　布哇・マウイ島
⑥　Before　　Address　　　　　　　　　　　Hawaii　Maui
⑦　収　容　前　職　業　　　　　　　　　　開教師
⑦　　　　　Occupation
⑧家族 ・Familly　Name　　　　　　　　　　妻・ヒサ Fujibana Hisa（W）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長男・道彦　 Fujibana Michihiko（1ｓ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次男・輝彦 　Fujibana Teruhiko（2ｓ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　三男・義彦　 Fujibana Yoshikiko（3ｓ）

・・・・・

①整理番号連番　　No.　　　　　　　　　　【120～124】
②収容所・　Room　No.　　　　　　　　　　T-13-BC
③　姓　　　　　　　名　　　　　　　　　　藤井　壽
③　N　　A　　M　　E　　　　　　　　　　Fujii Hisashi
④　年 齢　　　　　Age　　　　　　　　　　38
⑤　日　本　本　籍　地　　　　　　　　　　岡山県川上郡手荘村
⑤　Japan　　Address　　　　　　　　　　　Tesou-Mura　Kawakami-Gun　Okayama-Ken　JAPAN
⑥　収　容　前　住　所　　　　　　　　　　南米・ペルー・リマ市
⑥　Before　　Address　　　　　　　　　　　Peru　Lima-City　　　　　　　　　
⑦　収　容　前　職　業　　　　　　　　　　商業
⑦　　　　　Occupation
⑧家族 ・Familly　Name　　　　　　　　　　妻・澄子 　Fujii Sumiko（W）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長女・道子 　Fujii Michiko（1ｄ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次女・春子　　Fujii Haruko（2ｄ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長男・秀年　 Fujii Hidetoshi（1ｓ）

・・・・・

①整理番号連番　　No.　　　　　　　　　　【125～127】
②収容所・　Room　No.　　　　　　　　　　T-53-B
③　姓　　　　　　　名　　　　　　　　　　藤井　龍智
③　N　　A　　M　　E　　　　　　　　　　Fujii Ryuchi
④　年 齢　　　　　Age　　　　　　　　　　53
⑤　日　本　本　籍　地　　　　　　　　　　広島県佐伯郡平村
⑤　Japan　　Address　　　　　　　　　　　Hera-Mura　Saeki-Gun　Hiroshima-Ken　JAPAN
⑥　収　容　前　住　所　　　　　　　　　　加州・クロビス
⑥　Before　　Address　　　　　　　　　　　CA.
⑦　収　容　前　職　業　　　　　　　　　　開教師
⑦　　　　　Occupation
⑧家族 ・Familly　Name　　　　　　　　　　妻・くしの　 Fujii　Kushino（W)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長男・哲朗　 Fujii Teturo（1ｓ）

・・・・・

①整理番号連番　　No.　　　　　　　　　　【128～132】
②収容所・　Room　No.　　　　　　　　　　Q-40-2
③　姓　　　　　　　名　　　　　　　　　　藤井　七太郎
③　N　　A　　M　　E　　　　　　　　　　Fujii　 Shichitaro
④　年 齢　　　　　Age　　　　　　　　　　44
⑤　日　本　本　籍　地　　　　　　　　　　和歌山県西牟婁郡有田村
⑤　Japan　　Address　　　　　　　　　　　Arita-Mura　NishiMuro-Gun　Wakayama-Ken　JAPAN
⑥　収　容　前　住　所　　　　　　　　　　華州・シアトル
⑥　Before　　Address　　　　　　　　　　　Seattle
⑦　収　容　前　職　業　　　　　　　　　　貿易商
⑦　　　　　Occupation
⑧家族 ・Familly　Name　　　　　　　　　　妻・美佐穂　 Fujii　 Misaho（W)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長女・初枝 　Fujii Hatue（1ｄ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長男・進 　Fujii Susumu（1ｓ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次女・麗子　 Fujii Reiko（2ｄ）

・・・・・

①整理番号連番　　No.　　　　　　　　　　　【133～136】
②収容所・　Room　No.　　　　　　　　　　　T-46-A
③　姓　　　　　　　名　　　　　　　　　　　藤井　重利
③　N　　A　　M　　E　　　　　　　　　　　Fujii　 Shigetoshi
④　年 齢　　　　　Age　　　　　　　　　　　48
⑤　日　本　本　籍　地　　　　　　　　　　　鳥取県東伯郡社村
⑤　Japan　　Address　　　　　　　　　　　　Yashro-Mura　Touhaku-Gun　Tottori-Ken　JAPAN
⑥　収　容　前　住　所　　　　　　　　　　　加州・ロスアンジェルス
⑥　Before　　Address　　　　　　　　　　　　Los Angeles CA
⑦　収　容　前　職　業　　　　　　　　　　　温室業
⑦　　　　　Occupation
⑧家族 ・Familly　Name　　　　　　　　　　　妻・喜久代 Fujii Kikuyo（W)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　三男・直　 Fujii Naoki （3ｓ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長女・愛子 Fujii Aiko （1ｄ）

・・・・・

①整理番号連番　　No.　　　　　　　　　　　【137～143】
②収容所・　Room　No.　　　　　　　　　　　T-2-AC
③　姓　　　　　　　名　　　　　　　　　　　藤池　保
③　N　　A　　M　　E　　　　　　　　　　　Fujiike Tamotu
④　年 齢　　　　　Age　　　　　　　　　　　43
⑤　日　本　本　籍　地　　　　　　　　　　　静岡県賀茂郡松崎町
⑤　Japan　　Address　　　　　　　　　　　　Matuzaki-Cho Kamo-Gun　Shizuoka-Ken　JAPAN
⑥　収　容　前　住　所　　　　　　　　　　　南米・ボリビア・ラパス
⑥　Before　　Address
⑦　収　容　前　職　業　　　　　　　　　　　商業
⑦　　　　　Occupation
⑧家族 ・Familly　Name　　　　　　　　　　　妻・たけ Fujiike Take（W)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長女・雅子 Fujiike Masako（1ｄ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長男・保夫 Fujiike Yasuo （1ｓ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　三男・敏夫 Fujiike Toshio（3ｓ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次女・宏子 Fujiike Hiroko（2ｄ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　養女・佐藤初枝 Sato Hatue

・・・・・

①整理番号連番　　No.　　　　　　　　　　　【145～147】　　　　　　　　　　　
②収容所・　Room　No.　　　　　　　　　　　EQ-83-4
③　姓　　　　　　　名　　　　　　　　　　　藤門　芳信
③　N　　A　　M　　E　　　　　　　　　　　Fujikado Yoshinobu
④　年 齢　　　　　Age　　　　　　　　　　　34
⑤　日　本　本　籍　地　　　　　　　　　　　長崎県南高来郡有馬町
⑤　Japan　　Address　　　　　　　　　　　　Arima-Cho　Minami Takaki-Gun　Nagasaki-Ken　JAPAN
⑥　収　容　前　住　所　　　　　　　　　　　加州・サリナス
⑥　Before　　Address　　　　　　　　　　　CA.
⑦　収　容　前　職　業　　　　　　　　　　　開教師
⑦　　　　　Occupation
⑧家族 ・Familly　Name　　　　　　　　　　　妻・松恵　 Fujikado Matue（W）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長男・眞也 Fujikado Shinya（1ｓ）

・・・・・

①整理番号連番　　No.　　　　　　　　　　　【148～151】
②収容所・　Room　No.　　　　　　　　　　　T-45-A
③　姓　　　　　　　名　　　　　　　　　　　藤沢　秀男
③　N　　A　　M　　E　　　　　　　　　　　Fujisawa Hideo
④　年 齢　　　　　Age　　　　　　　　　　　48
⑤　日　本　本　籍　地　　　　　　　　　　　宮城県志田郡三本木町
⑤　Japan　　Address　　　　　　　　　　　Sanbonki-Cho　Shida-Gun　Miyagi-Ken　JAPAN
⑥　収　容　前　住　所　　　　　　　　　　　布哇・ホノルル
⑥　Before　　Address　　　　　　　　　　　Hawaii　Honolulu
⑦　収　容　前　職　業　　　　　　　　　　　開教師
⑦　　　　　Occupation
⑧家族 ・Familly　Name　　　　　　　　　　　妻・愛子 Fujisawa Aiko（W)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長女・しづ子 Fujisawa Shizuko（1ｄ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長男・弘之 Fujisawa Hiroyuki（1ｓ）

・・・・・

①整理番号連番　　No.　　　　　　　　　　　　【152～153】　　　　　　　　　
②収容所・　Room　No.　　　　　　　　　　　　O-66-4
③　姓　　　　　　　名　　　　　　　　　　　　福場　遠助
③　N　　A　　M　　E　　　　　　　　　　　　Fukuba Tousuke
④　年 齢　　　　　Age　　　　　　　　　　　　63
⑤　日　本　本　籍　地　　　　　　　　　　　　広島県雙三郡三良坂町
⑤　Japan　　Address　　　　　　　　　　　　　Mirasaka-Cho　Futami-Gun　Hiroshima-Ken　JAPAN
⑥　収　容　前　住　所　　　　　　　　　　　　加州・ワッソンビル
⑥　Before　　Address　　　　　　　　　　　　　CA.
⑦　収　容　前　職　業　　　　　　　　　　　　農業
⑦　　　　　Occupation
⑧家族 ・Familly　Name　　　　　　　　　　　　妻・キクノ Fukuba　 Kikuno（W）

戦時中米国の日系人強制収容（クリスタル収容所編）2

【米国テキサス州クリスタル市戦時収容所「日本人家族名簿」】　２
　　　　　　　　　　　　　　　　　（1945年２月26日現在　日本人自治会作成、皇紀二千六百五年）

Japanese American Famally List , Cristal City Internment Camp Texas,in World War.Ⅱ　（26.Feb.1945）
　　　　　　　　　　『Museum of Japanese Emigration to Hawaii』


①整理番号連番　　No.　　　　　　　　【45～49】
②収容所・　Room　No.　　　　　　　　T-1-BC
③　姓　　　　　　　　名　　　　　　　青木　完爾
③　　N　　A　　M　　E　　　　　　　Aoki　Kanji
④　年 齢　　　　　Age　　　　　　　　40
⑤　日　本　本　籍　地　　　　　　　　東京市大森区入新井
⑤　Japan　　Address　　　　　　　　　Iriarai Oomori-Ku Tokyo-City,JAPAN
⑥　収　容　前　住　所　　　　　　　　南米・ボリビア・ラパス
⑥　Before　　Address　　　　　　　　　Lapaz
⑦　収　容　前　職　業　　　　　　　　商業
⑦　　　　　Occupation
⑧家族 ・Familly　Name　　　　　　　　妻・トミ 　Aoki Tomi（W）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長男・襄爾 　Aoki Jyoji（1ｓ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次男・伸爾 　Aoki Shinji（2ｓ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　四男・嗣朗　 Aoki Shiro（4ｓ）

・・・・・

①整理番号連番　　No.　　　　　　　　50～54
②収容所・　Room　No.　　　　　　　　D-34-A
③　姓　　　　　　　　名　　　　　　　青柳　晋作
③　　N　　A　　M　　E　　　　　　　Aoyanagi Shinsaku
④　年 齢　　　　　Age　　　　　　　　38
⑤　日　本　本　籍　地　　　　　　　　福岡県早良郡入部村
⑤　Japan　　Address　　　　　　　　　Irube-Mura,Hayara-Gun,Fukuoka-Ken　JAPAN
⑥　収　容　前　住　所　　　　　　　　南米・ペルー・チクラーク市
⑥　Before　　Address　　　　　　　　　Peru　Chncnyo-City
⑦　収　容　前　職　業　　　　　　　　商業
⑦　　　　　Occupation
⑧家族 ・Familly　Name　　　　　　　　妻・喜代子　 Aoyanagi Kiyoko（W）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長女・信子　 Aoyanagi Nobuko（1ｄ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長男・辰男　 Aoyanagi Tatuo（1ｓ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次男・照輝雄 Aoyanagi Teruo（2ｓ）

・・・・・

①整理番号連番　　No.　　　　　　　　【55～57】
②収容所・　Room　No.　　　　　　　　EQ-79-4
③　姓　　　　　　　　名　　　　　　　荒木　政雄
③　　N　　A　　M　　E　　　　　　　Araki　Masao
④　年 齢　　　　　Age　　　　　　　　42
⑤　日　本　本　籍　地　　　　　　　　熊本県飽託郡川口村
⑤　Japan　　Address　　　　　　　　　Kawaguchi-Mura, Houtakugun,Kumamoto-Ken,JAPAN
⑥　収　容　前　住　所　　　　　　　　加州・フレスノ
⑥　Before　　Address　　　　　　　　　CA.
⑦　収　容　前　職　業　　　　　　　　教師
⑦　　　　　Occupation
⑧家族 ・Familly　Name　　　　　　　　妻・静子 Araki Shizuko（W）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長女・由美子 Araki Yumiko（1ｄ）

・・・・・

①整理番号連番　　No.　　　　　　　　【58～63】
②収容所・　Room　No.　　　　　　　　Q-48-1
③　姓　　　　　　　　名　　　　　　　荒牧　亀記
③　　N　　A　　M　　E　　　　　　　Aramaski　Kameki
④　年 齢　　　　　Age　　　　　　　　54
⑤　日　本　本　籍　地　　　　　　　　熊本県上益城郡廣安村
⑤　Japan　　Address　　　　　　　　　Hiroyasu-Mura,Kamiyasuki-Gun,Kumamoto-Ken,JAPAN
⑥　収　容　前　住　所　　　　　　　　加州・ワッソンビル
⑥　Before　　Address　　　　　　　　　CA.
⑦　収　容　前　職　業　　　　　　　　商業
⑦　　　　　Occupation
⑧家族 ・Familly　Name　　　　　　　　妻・ヨネ子　 Aramaki　Yoneko（W）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長男・昭二　 Aramaki Shoji（1ｓ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長女・アキ子 Aramaki Akiko（1ｄ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次男・和年　 Aramaki Kazutoshi（2ｓ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　義母・吉地モモキ Yoshichi Momoki

・・・・・

①整理番号連番　　No.　　　　　　　　　【64～65】　　　　　　
②収容所・　Room　No.　　　　　　　　　T-29-C
③　姓　　　　　　　　名　　　　　　　　有川　貞雄
③　　N　　A　　M　　E　　　　　　　　Arikawa　Sadao
④　年 齢　　　　　Age　　　　　　　　　59
⑤　日　本　本　籍　地　　　　　　　　　鹿児島県姶良郡加治木町
⑤　Japan　　Address　　　　　　　　　　Kajiki-Cho,Aira-Gun,Kagoshima-Ken,JAPAN
⑥　収　容　前　住　所　　　　　　　　　加州・ロングビーチ
⑥　Before　　Address　　　　　　　　　CA.
⑦　収　容　前　職　業　　　　　　　　　保険業
⑦　　　　　Occupation
⑧家族 ・Familly　Name　　　　　　　　　妻・政枝 Arikawa Masae（W）

・・・・・・・

①整理番号連番　　No.　　　　　　　　　【66～72】
②収容所・　Room　No.　　　　　　　　　T-19-AC　　　　　　　　
③　姓　　　　　　　　名　　　　　　　　有馬　純雄
③　　N　　A　　M　　E　　　　　　　　Arima　Sumio
④　年 齢　　　　　Age　　　　　　　　　43
⑤　日　本　本　籍　地　　　　　　　　　東京市中野区城山町
⑤　Japan　　Address　　　　　　　　　　Shiroyama-Cho,Nakano-Ku,Tokyo-Chi,JAPAN
⑥　収　容　前　住　所　　　　　　　　　華州・シアトル
⑥　Before　　Address　　　　　　　　　　Seattle
⑦　収　容　前　職　業　　　　　　　　　新聞業
⑦　　　　　Occupation
⑧家族 ・Familly　Name　　　　　　　　　妻・ふじを Arima Fujio（W）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長男・純康 Arima Sumiyasu（1ｓ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次男・純勝 Arima Sumikatu（2ｓ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長女・慧子 Arima Eiko（1ｄ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次女・睦子 Arima Mutuko（2ｄ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　三女・紀子 Arima Noriko（3ｄ）
・・・・・

①整理番号連番　　No.　　　　　　　　　　【73～75】
②収容所・　Room　No.　　　　　　　　　　T-59-B
③　姓　　　　　　　　名　　　　　　　　　有本　政蔵
③　　N　　A　　M　　E　　　　　　　　　Arimoto　Masazo
④　年 齢　　　　　Age　　　　　　　　　　55
⑤　日　本　本　籍　地　　　　　　　　　　福岡県築上郡築城町
⑤　Japan　　Address　　　　　　　　　　　Tuiki-Cho　Chikujyo-Gun,Fukuoka-Ken　JAPAN
⑥　収　容　前　住　所　　　　　　　　　　加州・サンバナディノ
⑥　Before　　Address　　　　　　　　　　　CA.
⑦　収　容　前　職　業　　　　　　　　　　商業
⑦　　　　　Occupation
⑧家族 ・Familly　Name　　　　　　　　　　妻・君子 Arimoto Kimiko（W）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長男・政明 　Arimoto Masaaki（1ｓ）

・・・・・

①整理番号連番　　No.　　　　　　　　　　　【76～77】　　　　　　　
②収容所・　Room　No.　　　　　　　　　　　V-151-A
③　姓　　　　　　　　名　　　　　　　　　　有田　高蔵
③　　N　　A　　M　　E　　　　　　　　　　Arita Takazo
④　年 齢　　　　　Age　　　　　　　　　　　58
⑤　日　本　本　籍　地　　　　　　　　　　　福岡県築上郡椎田町
⑤　Japan　　Address　　　　　　　　　　　　Shida-Machi　Chikujyo-Gun　Fukuoka-Ken　JAPAN
⑥　収　容　前　住　所　　　　　　　　　　　布哇・ラナイ
⑥　Before　　Address　　　　　　　　　　　　Hawaii
⑦　収　容　前　職　業　　　　　　　　　　　理髪業
⑦　　　　　Occupation
⑧家族 ・Familly　Name　　　　　　　　　　　妻・君子 Arita Kimiko（W)

・・・・・

①整理番号連番　　No.　　　　　　　　　　　【78～82】
②収容所・　Room　No.　　　　　　　　　　　Ｔ-8-A
③　姓　　　　　　　　名　　　　　　　　　　浅野　覺彰
③　　N　　A　　M　　E　　　　　　　　　　Asano Hiroaki
④　年 齢　　　　　Age　　　　　　　　　　　39
⑤　日　本　本　籍　地　　　　　　　　　　　愛媛県北宇和郡好藤村
⑤　Japan　　Address　　　　　　　　　　　　Fujiyoshi-Mura　Kitauwa-Gun　Ehime-Ken　JAPAN
⑥　収　容　前　住　所　　　　　　　　　　　布哇・コハラ
⑥　Before　　Address　　　　　　　　　　　　Hawaii
⑦　収　容　前　職　業　　　　　　　　　　　開教師
⑦　　　　　Occupation
⑧家族 ・Familly　Name　　　　　　　　　　　妻・隆子 Asano Takako（W)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長男・良克 Asano Yoshikatu（1ｓ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次男・文隆 Asano Fumitaka（2ｓ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長女・弘美 Asano Hiromi（1ｄ）

・・・・・・

①整理番号連番　　No.　　　　　　　　　　　【83～88】
②収容所・　Room　No.　　　　　　　　　　　D-3-A
③　姓　　　　　　　　名　　　　　　　　　　安瀬　清吉
③　　N　　A　　M　　E　　　　　　　　　　Ase Seikichi
④　年 齢　　　　　Age　　　　　　　　　　　59
⑤　日　本　本　籍　地　　　　　　　　　　　北海道有珠郡伊達村
⑤　Japan　　Address　　　　　　　　　　　　Date-Mura　Usu-Gun　Hokkaido　JAPAN
⑥　収　容　前　住　所　　　　　　　　　　　加州・ナイランド
⑥　Before　　Address　　　　　　　　　　　　CA.
⑦　収　容　前　職　業　　　　　　　　　　　教授
⑦　　　　　Occupation
⑧家族 ・Familly　Name　　　　　　　　　　　妻・トヨ Ase Toyo（W)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次男・清 Ase Kiyoshi（2ｓ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長女・直子 Ase Naoko（1ｄ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　三男・清人 Ase Kiyoto（3ｓ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次女・セイ子 Ase Seiko（2ｄ）

・・・・・

①整理番号連番　　No.　　　　　　　　　　　【89～90】
②収容所・　Room　No.　　　　　　　　　　　T-59-C
③　姓　　　　　　　　名　　　　　　　　　　蘆澤　孔信（茂）
③　　N　　A　　M　　E　　　　　　　　　　Rozawa Koushin
④　年 齢　　　　　Age　　　　　　　　　　　52
⑤　日　本　本　籍　地　　　　　　　　　　　　山梨県東山梨郡日川村　　　
⑤　Japan　　Address　　　　　　　　　　　　Hikawa-Mura　HigasiYamanashi-Gun　Yamanashi-Ken　JAPAN
⑥　収　容　前　住　所　　　　　　　　　　　加州・サンフランシスコ
⑥　Before　　Address　　　　　　　　　　　　San Francisco　CA.
⑦　収　容　前　職　業　　　　　　　　　　　洗濯業
⑦　　　　　Occupation
⑧家族 ・Familly　Name　　　　　　　　　　　妻・政野 Rozawa Masano（W)

・・・・・

①整理番号連番　　No.　　　　　　　　　　　【91～94】
②収容所・　Room　No.　　　　　　　　　　　T-17-A
③　姓　　　　　　　　名　　　　　　　　　　出来　一郎
③　　N　　A　　M　　E　　　　　　　　　　Deki Ichiro
④　年 齢　　　　　Age　　　　　　　　　　　50
⑤　日　本　本　籍　地　　　　　　　　　　　京都市高辻通り堺町
⑤　Japan　　Address　　　　　　　　　　　　Sakai-Machi　Takatuji-douri　Shimogyou-Ku　Kyoto　JAPAN
⑥　収　容　前　住　所　　　　　　　　　　　布哇・オアフ島
⑥　Before　　Address　　　　　　　　　　　　Hawaii　Oahu
⑦　収　容　前　職　業　　　　　　　　　　　寫眞業
⑦　　　　　Occupation
⑧家族 ・Familly　Name　　　　　　　　　　　妻・ハルエ Deki Harue（W)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長男・秀一 Deki Syuichi（1ｓ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長女・利江 Deki Toshie（1ｄ）

・・・・・

①整理番号連番　　No.　　　　　　　　　　　　【95～100】
②収容所・　Room　No.　　　　　　　　　　　　EQ-84-3　　　　　　　　　
③　姓　　　　　　　　名　　　　　　　　　　　道堂原　實夫
③　　N　　A　　M　　E　　　　　　　　　　　Doudouhara Saneo
④　年 齢　　　　　Age　　　　　　　　　　　　52
⑤　日　本　本　籍　地　　　　　　　　　　　　広島県安佐郡安村
⑤　Japan　　Address　　　　　　　　　　　　　Yasu-Mura　Asa-Gun　Hiroshima-Ken　JAPAN
⑥　収　容　前　住　所　　　　　　　　　　　　南米・ペルー・リマ市
⑥　Before　　Address　　　　　　　　　　　　　Peru　Lima-City
⑦　収　容　前　職　業　　　　　　　　　　　　貿易商
⑦　　　　　Occupation
⑧家族 ・Familly　Name　　　　　　　　　　　　妻・タケノ Doudouhara Takeno（W)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長女・正子 Doudohara Masako（1ｄ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長男・隆 Doudouhara Takashi（1ｓ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次男・保 Doudouhara Tamotu（2ｓ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　三男・宏 Doudouhara Hiroshi（3ｓ）

戦時中米国の日系人強制収容（クリスタル収容所編）１

真珠湾攻撃の後、米政府はアメリカ本土及び、準州ハワイ、南米のペルー、ブラジル、隣のカナダに居た
なんら罪のない日系人を強制的にアメリカ本土の辺鄙な地に強制収容所を作り、押し込めました。
多くの強制収容所の中でクリスタル収容所は南米の日系人やカナダの日系人を収容しました。
ペルー政府は米国からの援助と引き換えに日系人を引き渡していますので一種の人身売買に等しいです。
彼らは戦後、ペルーへの帰国を拒否され流浪の民となります。
米政府の補償が行われたか否かもわかりません。

下記は1945年２月26日現在のクリスタル収容所内で日系人が編集した入所者名簿です。
７９年前の一次史料です。もう殆ど無いでしょうから後世の研究のためにUPします。

尚、原本には英語表記はありません。
英語部分は屋代源三の判断で追補してありますので、発音が間違っているかもしれません。
名簿の世帯主はほぼ物故と思われます。子供たちの大半も物故でしょう。
現在は孫か曾孫の世代と思いますのであえて一部英語表記をしてあります。
アメリカ公文書館には強制収容された人たちのリストは保管されていますが、すべて英語ですので
日本語姓名や日本の本籍地は分かりませんので敢えて英語表記で補足しました。
人名は私の独断ですので間違っていたら御免なさい。日本本籍地は収容所内で世帯主が自治会に
届け出た住所ですが、日本国内では自治体の合併が繰り返されており現在の住所とは違いますが
NETで調べれば現住所はわかります。

尚、役場が戦災等にあっていなければ、明治以降の戸籍はすべて現在管轄の役場が保管している
はずですので、外国の子孫の人達は先祖の本籍地の役場に問いあわせればルーツは判明します。
Ⅱ


【米国テキサス州クリスタル市戦時収容所「日本人家族名簿」】　1
　　　　　　　　　　　　　　　　　（1945年２月26日現在　日本人自治会作成、皇紀二千六百五年）

Japanese American Famally List , Cristal City Internment Camp Texas,in World War.Ⅱ　（26.Feb.1945）
　　　　　　　　by　『Museum of Japanese Emigration to Hawaii』



①整理番号連番　　No. 　　　　　　　 【1～3】
②収容所・　Room　No. 　　　　　 Q-69-2
③　姓　　　　　　　　名 　　　　　 阿部　直司
③　N　　A　　M　　E 　　　　　　　Abe　Naoji
④　年 齢　　　　　Age 　　　　　 35　old
⑤　日　本　本　籍　地 　　　　福島県伊達郡保原町
⑤　Japan　　Address 　　　　　　Hobara-Cho,Date-Gun,Fukushima-Ken,JAPAN
⑥　収　容　前　住　所 　　　　南米ペルーリマ市
⑥　Before　　Address 　　　　　　　　　Peru　Lima-City
⑦　収　容　前　職　業 　　　　金物商
⑦　　　　　Occupation
⑧家族 ・Familly　Name 　　　　妻・キミ 　Kimi　Abe　（W.）
　　　　　　　　　　　　　　　長女・京子 Kyouko　Abe　　（1ｄ.）
・・・・・

①整理番号連番　　No.　　　　　　【4～8】
②収容所・　Room　No.　　　　　　T-4-A
③　姓　　　　　　　　名　　　　　阿部　辰夫
③　　N　　A　　M　　E　　　　　Abe　Tatuo
④　年 齢　　　　　Age　　　　　　40
⑤　日　本　本　籍　地　　　　　　福島県信夫郡瀬上町
⑤　Japan　　Address　　　　　　　Segami-Cho,Shidarao-Gun,Fukushima-Ken、JAPAN　
⑥　収　容　前　住　所　　　　　　加州、サンバナディノ
⑥　Before　　Address　　　　　　　CA.
⑦　収　容　前　職　業　　　　　　商業
⑦　　　　　Occupation
⑧家族 ・Familly　Name　　　　　　妻・雪枝 Abe　Kimie（W）
　　　　　　　　　　　　　　　　　長女・八重子 Abe　Yaeko（1ｄ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　次女・信子 Abe　Nobuko（2ｄ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　長男・鎮男 Abe　Kaneo（1ｓ）
・・・・・

①整理番号連番　　No.　　　　　　　【9～11】
②収容所・　Room　No.　　　　　　　D-9-A
③　姓　　　　　　　　名　　　　　　阿部　豊治
③　　N　　A　　M　　E　　　　　　Abe　Toyoharu
④　年 齢　　　　　Age　　　　　　　64
⑤　日　本　本　籍　地　　　　　　　山形県東田川郡東榮町
⑤　Japan　　Address　　　　　　　　Higasi-Sakae-Cho,HigasiTagawa-Gun,Yamagata-Ken,JAPAN
⑥　収　容　前　住　所　　　　　　　加州、サンフランシスコ
⑥　Before　　Address　　　　　　　　　San Francisco　CA..
⑦　収　容　前　職　業　　　　　　　新聞業
⑦　　　　　Occupation
⑧家族 ・Familly　Name　　　　　　　妻・わか Abe　Waka（W）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　四女・花 　　　Abe　Hana（4ｄ）
・・・・・

①整理番号連番　　No.　　　　　　　【12～16】
②収容所・　Room　No.　　　　　　　D-13-A
③　姓　　　　　　　　名　　　　　　揚村　正實
③　　N　　A　　M　　E　　　　　　Agemura Masazane
④　年 齢　　　　　Age　　　　　　　41
⑤　日　本　本　籍　地　　　　　　　鹿児島県川邉郡枕崎町
⑤　Japan　　Address　　　　　　　　Makurazaki-Cho,Kawabe-Gun,Kagoshika-Ken,JAPAN
⑥　収　容　前　住　所　　　　　　　加州・デラノ
⑥　Before　　Address　　　　　　　　CA.
⑦　収　容　前　職　業　　　　　　　農業
⑦　　　　　Occupation
⑧家族 ・Familly　Name　　　　　　　妻・咲子 Agemura　Sachiko（W）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　長男・博　　 Agemura Hiroshi（1ｓ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　次男・郁人 Agemura Ikuto（2ｓ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　長女・陽子 Agemura　Yoko（1ｄ）
・・・・・

①整理番号連番　　No.　　　　　　　　【17～19】
②収容所・　Room　No.　　　　　　　　Q-61-1
③　姓　　　　　　　　名　　　　　　　曾田　金造
③　　N　　A　　M　　E　　　　　　　Aida　Kanezo
④　年 齢　　　　　Age　　　　　　　　40
⑤　日　本　本　籍　地　　　　　　　　新潟県北蒲原郡紫雲寺
⑤　Japan　　Address　　　　　　　　　Shiunji,　Kitakannbara-Gun,Niigata-Ken、JAPAN
⑥　収　容　前　住　所　　　　　　　　南米・ペルー　リマ市
⑥　Before　　Address　　　　　　　　　Peru　Lima-City
⑦　収　容　前　職　業　　　　　　　　染色業
⑦　　　　　Occupation
⑧家族 ・Familly　Name　　　　　　　　次男・英佐男 Aida　Isao（2ｓ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　三男・登輝雄 Aida Tokio（3ｓ）
・・・・・

①整理番号連番　　No.　　　　　　　　【20～22】
②収容所・　Room　No.　　　　　　　　Q-53-4
③　姓　　　　　　　　名　　　　　　　赤堀　最
③　　N　　A　　M　　E　　　　　　　Akabori Sai
④　年 齢　　　　　Age　　　　　　　　60
⑤　日　本　本　籍　地　　　　　　　　徳島県名東郡佐那河内村
⑤　Japan　　Address　　　　　　　　　SanaKawachi-V.Nato-Gun,Tokusima-Ken,JAPAN
⑥　収　容　前　住　所　　　　　　　　華州・シアトル
⑥　Before　　Address　　　　　　　　　Seattle
⑦　収　容　前　職　業　　　　　　　　新聞記者
⑦　　　　　Occupation
⑧家族 ・Familly　Name　　　　　　　　妻・菊子 　　Akabori　Kikuko（W）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長女・朋子　 Akabori Tomoko（1ｄ）

・・・・・

①整理番号連番　　No.　　　　　　　　【23～27】　
②収容所・　Room　No.　　　　　　　　T-27-A
③　姓　　　　　　　　名　　　　　　　明石　友一
③　　N　　A　　M　　E　　　　　　　Akasi Tomoichi
④　年 齢　　　　　Age　　　　　　　　48
⑤　日　本　本　籍　地　　　　　　　　岡山県久米郡西川村
⑤　Japan　　Address　　　　　　　　　Nishikawa-V.Kume-Gun,Okayama-Ken,JAPAN
⑥　収　容　前　住　所　　　　　　　　南米・ペルー・リマ市
⑥　Before　　Address　　　　　　　　　Peru　Lima-City
⑦　収　容　前　職　業　　　　　　　　農業
⑦　　　　　Occupation
⑧家族 ・Familly　Name　　　　　　　　妻・ムツ　 Akashi　Mutu（W）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長男・廣行 　Akashi Hiroyuki（1ｓ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長女・友子　 Akashi　Tomoko（1ｄ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次女・八重子 Akashi　Yaeko（2ｄ）

・・・・・

①整理番号連番　　No.　　　　　　　　【28～29】
②収容所・　Room　No.　　　　　　　　T-6-C
③　姓　　　　　　　　名　　　　　　　秋山　政雄
③　　N　　A　　M　　E　　　　　　　Akiyama Masao
④　年 齢　　　　　Age　　　　　　　　38
⑤　日　本　本　籍　地　　　　　　　　鹿児島県揖宿郡頴娃村
⑤　Japan　　Address　　　　　　　　Eai-Mura.,Ibusuku-Gun,Kagosima-Ken,JAPAN
⑥　収　容　前　住　所　　　　　　　　加州、サンフランシスコ
⑥　Before　　Address　　　　　　　　　San Francisco　CA.
⑦　収　容　前　職　業　　　　　　　　料理業
⑦　　　　　Occupation
⑧家族 ・Familly　Name　　　　　　　　妻・千代子 　Akiyama　Chiyoko（W）

・・・・・

①整理番号連番　　No.　　　　　　　　【30-34】
②収容所・　Room　No.　　　　　　　　D-18-A
③　姓　　　　　　　　名　　　　　　　秋山　道春
③　　N　　A　　M　　E　　　　　　　Akiyama Michiharu
④　年 齢　　　　　Age　　　　　　　　50
⑤　日　本　本　籍　地　　　　　　　　鹿児島県甲奴郡清獄町
⑤　Japan　　Address　　　　　　　　　Kiyotake-Cho,Kounu-Gun,KagoshimaーKen　JAPAN
⑥　収　容　前　住　所　　　　　　　　加州・フローリン
⑥　Before　　Address　　　　　　　　　CA.
⑦　収　容　前　職　業　　　　　　　　商業
⑦　　　　　Occupation
⑧家族 ・Familly　Name　　　　　　　　妻・ヲナツ 　Akiyama　Onatu（W）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長男・一郎 　Akiyama Ichiro（1ｓ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　三男・良三　 Akiyama Ryozo（3ｓ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　四男・四郎 　Akiyama Shiro（4ｓ）

・・・・・

①整理番号連番　　No.　　　　　　　　【35～39】
②収容所・　Room　No.　　　　　　　　D-29-B
③　姓　　　　　　　　名　　　　　　　安藤　荘八
③　　N　　A　　M　　E　　　　　　　Ando Shohachi
④　年 齢　　　　　Age　　　　　　　　58
⑤　日　本　本　籍　地　　　　　　　　岐阜県本巣郡合渡村
⑤　Japan　　Address　　　　　　　　　Aiwatari-V.,Motosu-Gun,Gifu-Ken,JAPAN
⑥　収　容　前　住　所　　　　　　　　加州・ツレシー
⑥　Before　　Address　　　　　　　　　CA.
⑦　収　容　前　職　業　　　　　　　　農業
⑦　　　　　Occupation
⑧家族 ・Familly　Name　　　　　　　　妻・喜久 Ando　Kiku（W）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長男・荘司 　Ando Shoji（1ｓ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長女・美喜枝 Ando　Mikie（1ｄ）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次男・吉之助 Ando　Kichinosuke（2ｓ）

・・・・・

①整理番号連番　　No.　　　　　　　　　【40～41】
②収容所・　Room　No.　　　　　　　　　T-36-B
③　姓　　　　　　　　名　　　　　　　　青木　儀一
③　　N　　A　　M　　E　　　　　　　　Aoki　Giichi
④　年 齢　　　　　Age　　　　　　　　　69
⑤　日　本　本　籍　地　　　　　　　　　群馬県吾妻郡太田村
⑤　Japan　　Address　　　　　　　　　　Ota-V.,Azuma-Gun,Gunma-Ken,JAPAN
⑥　収　容　前　住　所　　　　　　　　　加州・サクラメント
⑥　Before　　Address　　　　　　　　　　CA.
⑦　収　容　前　職　業　　　　　　　　　商業
⑦　　　　　Occupation　　　　　　
⑧家族 ・Familly　Name　　　　　　　　　　妻・マサ Aoki Masa（W）

・・・・・

①整理番号連番　　No.　　　　　　　　　　【42～44】
②収容所・　Room　No.　　　　　　　　　　T-39-A
③　姓　　　　　　　　名　　　　　　　　　青木　亀之助
③　　N　　A　　M　　E　　　　　　　　　Aoki　Kamenosuke
④　年 齢　　　　　Age　　　　　　　　　　64
⑤　日　本　本　籍　地　　　　　　　　　　東京市下谷区中根津
⑤　Japan　　Address　　　　　　　　　　　Nakanezu Shimoya-ku,Tokyo-City JAPAN
⑥　収　容　前　住　所　　　　　　　　　　加州・ﾊﾝﾁﾝｸﾞｽﾄﾝ・ﾋﾞｰﾁ
⑥　Before　　Address　　　　　　　　　　　CA.
⑦　収　容　前　職　業　　　　　　　　　　農業
⑦　　　　　Occupation
⑧家族 ・Familly　Name　　　　　　　　　　妻・郁 Aoki　Iku（W）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次女・八重子 Aoki Yaeko（2ｄ）


　　　　　





















　　　　　　　　

1991年 ハワイ山口県大島郡小松町人会名簿

　　1991年　ハワイ小松町人会名簿
　　1991　　KOMATU　CHOJIN　KAI

　　現役員
　　　相談役　　　　　小田　義衛
　　　相談役　　　　　長尾　潤道
　　　会　長　　　　　萩原　辰三
　　　副会長　　　　　津田　末正
　　　副会長　　　　　秋元　正人
　　　副会長　　　　　佐原　一種
　　　総　務　　　　　三浦　太多男庄一
　　　書　紀　　　　　河村　勤
　　　書　紀　　　　　秋元　正人
　　　会　計　　　　　佐原　一種
　　　会　計　　　　　上原　庄一　
　　　監　査　　　　　安岡　鶴雄
　　　監　査　　　　　中原　悦雄
　　　理　事　　　　　津田　松太郎
　　　理　事　　　　　山下　末太郎
　　　理　事　　　　　奈良元　ユキコ
　　　理　事　　　　　神岡　悦子
　　　理　事　　　　　小川　BEN
　　　理　事　　　　　安岡　健一


氏名（NAME）　　　　　 　　　　　　　　電話（PHONE）　　　　　住所（ADDRESS）

秋元　正人（Akimoto Masato)　　　　　　734-6429　　　　 　　　3410 Campbell Ave.HON 96815

千屋　信義（Chiya Ramon Nobuyoshi) 　988-3220　　　　　　　　3047 A-Puhale Rise HON　96822

藤本　松一（Fujimoto Matuichi)　　　　　 845-6169　　　　　　　　2345　P10　Place HON　96819

藤谷　萬槌（Fujitani Manzuchi）　　　　　 373-2932 　 5042 Poola St.　HON 96821

福田　壽治（Fukuda　Bruce）　　　　　　737-1370　　　　　　　　3467　Maunaloa　Ave.HON　96316

後藤　末治（Goto Sueji）　　　　　　　　531-7693　　　　　　　　1465　Aala St.Apt.1506.HON　96817

萩原　辰三（Hagiwara　Henry　Tatuzo）　737-1066　　　　　　　　2434　Puunoa Rd.HON　96816

濱野　要（Hamano Kaname）　　　　　　737-3914　　　　　　　　4162　Kaimanahila　St.　HON　96816

浜地　トヨコ（Hamaji Toyoko）　　　　　259-7088　　　　　　　 　41-744　Kumuaai　St.Waimanali　96795

原本　サト（Haramaoto Sato）　　　　　 988-4774 　3627 Rymukoa St.HON 96822

早瀬　ツルエ（Hayase　Turue）　　　　 845-9870 　2407 Rese St. Rm2 HON 96814

今井　義雄（Imai Yoshio）　　　　　　　 734-8390 　 1508 H.Palolo Ave.HON 96816

神岡　ヨシコ（Kamioka Yoshiko）　　　 595-4840 　1021 Alewa St. HON 96817

神岡　エツコ（Kamioka June Etuko）　　595-4840 　 1021 Alewa St. HON 96817

川近　露子（Kawachika Tuyuko）　　　　988-6969　　　　　　　　3028　East　Mand Rd.HON.96822

河村　勤（Kawamura Tom Tutomu) 　 845-2196 　 1425 Benrnice St. HON.96817

川内　東一（Kawauchi Touichi）　　　　 595-6602 1469 Alewa Ave.HON.96817

嘉屋　モトヨ（Kaya　Motoyo）　　　　　941-3218　　　　　　　1541　RalaKaua　Ave.Art904HON.96636

木谷　ヨシコ（Kitani　Grace　Yoshiko）　　949-7043　　　　　　2135　Damon　St.　HON.96822

川口　キクノ（Kawaguchi　Kikuno）　　　734-7971　　　　　　　3137　Kaunaoa　St.　Hon.90815

Kong　スエノ（Kong　Frances　Sueno）　　734-5207　　　　　　1111　2014　Ave.　Hon.96816

杭岡　ハツエ（Kuioka　Evblyn　Hatue）　　　734-5440　　　　　　4153　Kilauea　Ave.Hon.96816

蔵野　クミコ（Kurano　Ruth　Kumiko）　　　536-6477　　　　　　1320　Riikoi　St.　HON.90814

松田　スマコ（Matuda　Violet　Sumako）　　274-2427　　　　　　45-540　Kcols　St.Kaneihe　90744

松田　一男（Matuda　Kazuo）　　　　　　521-1913　　　　　　　1003　Spencera　St.　HON.96822

松本　シゲヨ（Matumoto　Shigeyo）　　　988-4742　　　　　　　3415　Pawaira　St.　HON.96822

松本　シナヨ（Matumoto　Shinayo）　　　623-2504　　　　　　　95-481　Hokuula　St.Mililani　96789

右田　朱人（Migita　Syuto）　　　　　　　623-8100　　　　　　　94-381　Hokuili　St.　Mililani　96789

三浦　太多男（Miura　Tadao）　　　　　　373-3116　　　　　　　5405　Poola　St.HON　96821

三浦　マツヨ（Miura　Gloria　Matuyo）　　734-6438　　　　　　3408　Wela　St.　HON.　96815

森　シナヨ（Mori　Shinayo）　　　　　　734-8021　　　　　　　3287　Wiman　Ave.　HON.　96815

森田　武雄（Morita　Tkeo）　　　　　　　988-3995　　　　　　　3040　Oae 　St.　HON.　96822

森田　辰雄（Morita　Tatuo）　　　　　　988-2268　　　　　　　3040　B　Onc　St.　Hon　96822

森国　ミツヨ（Morikuni　Mituyo）　　　841-1957　　　　　　　1015　N　School　St.　Dptco　714　HON.96817

中村　好美（Nakamura　Aly　Yoshimi）　　949-0707　　　　　2644　Nakookoo　St.　HON.　96526

中村　誠（Nakamura　Makoto）　　　　396-0753　　　　　　6023　Kaupalena　St.　HON.　96621

中村　ミネコ（Nakamura　Mineko）　　　949-1629　　　　　2704　Nakookoo　St.HON.　96526

中川　義雄（Nakagawa　Yoshio）　　　　239-8885　　　　　41-315　Luiu　St.　Kaneohe　96744

中川　チエ（Nakagawa　Chie）　　　　　847-5810　　　　　1917　Kalani　St.　HON　96519

中原　悦男（Nakahara　Eyuo）　　　　　536-5023　　　　　2002　Liliha　St.　Hon.　96517

中原　ヨシコ（Nakahara　Yoshiko）　　　988-6677　　　　　3454　Keahi　St.　HON.　96522

中原　義人（Nakahara　Wendell　Yshito）　　　988-6677　　　　3454　Keahi　St.　HON.　96522

長尾　潤道（Nagao　Robert　Jyundo）　　　949-1858　　　　2434　Halelea　PL　HON.　96822

奈良元　ユキコ（Naramoto　Yukiko）　　　　734-4364　　　　1855　St.Liuis　Dr.Hon　96816

奈良元　茂（Naramoto　Shigeru）　　　　259-7428　　　　　P.O.Box　44　Wainnal　96795

小田　義衛（Oda　Horold　Yoshie）　　　531-6718　　　　　1350　Alamoana　RD.HON　96814

小川　BEN（Ogawa　Ben）　　　　　　　845-5298　　　　　2017　Puaala　Line　HON.　96819

大下　朋治（Oshita　Tomiji）　　　　　　671-0083　　　　　94-1154　Hina　St.　Waipahu　96797

岡村　アサエ（Okamura　Asae）　　　　533-1579　　　　　2024A　Chai　Lane　HON.　96817

岡本　倫明（Okamoto　Tomoharu）　　　839-9991　　　　　1404　Ala　Amoamo　St.　Hon.96819

沖本　ハルヨ（Okimoto　Haruyo）　　　949-2513　　　　　　2324　Coyne　St.　HON　968216

大田　忠雄（Ota　Tadao）　　　　　　949-8935　　　　　　2710　NaKookoo　St.　HON.　96526

佐原　一種（Sahara　Kzutane）　　　　949-2375　　　　　1743　Citron　St.　HON.　96826

坂井　ナツコ（Saki　Natuko）　　　　734-4559　　　　　　1962A-9TH　Ave.　HON．96816

坂井　ソノコ（Sakai　Sonoko）　　　932-7068　　　　　　1962C-9TH　Ave.　HON．96816

笹川　キヨコ（Sasagawa　Kiyoko）　　　595-6602　　　　1469　Aleua　KR.　HON　96817

佐藤　キヨエ（Sato　Kiyoe）　　　　595-6111　　　　　　481　Halapia　PL.　HON　96817

田村　勝一（Tamura　Katuichi）　　　696-4617　　　　　　86-032　Farrington　Hiway　Waianae　96742

田村　Alyee（Tamura　Alyee）　　　　595-2623　　　　　1011　Malua　Dr.　HON.　96817

津田　松太郎（Tuda　Matutaro）　　　941-1214　　　　　1730　Waiola　St.　HON.　96826

津田　忠一（Tuda　Chuichi）　　　　955-9083　　　　　　1818　Line　St.　HON.　96526

津田　末正（Tuda　Stanley　Suemasa）　　488-2928　　　99-766　Hukaa　St.　Aiea　96701

寺田　ハルコ（Terada　Haruko）　　　486-1043　　　　　96-225　Haulike　St.　Pearl　City　90782

上原　庄一（Uehara　Shoichi）　　　　946-9485　　　　　1717　ALA　Wai　Blvd　HON.　96815

安岡　鶴雄（Yasuoka　Charles　Turuo）　　　946-7475　　　2234　Iern　St.　HON　96526

安岡　シズコ（Ysuoka　Margaret　Shizuko）　　941-7531　　　2136　Niloer　St.　Hon.　96822

安岡　健一（Ysuoka　Kenneth　Kenichi）　　　946-5910　　　2448　East Mania RD. HON 96522

吉田　タカヨ（Yoshida　Takayo）　　　　536-1630　　　　　114　N.　School　St.　Kpt　boy HON 96817

山下　末太郎（Yamashita　Suetaro）　　　949-2688　　　　　835　Hauoli　St.　HON.　96826

【注】一部ヌケか？

　　　尚、原本はペン字書きと思われるが度重なるCOPYで薄れており、スペルの間違いを私がしている
　　　かも知れないので悪しからず（屋代源三）








　

戦時中米国の日系人の強制収容 1（ウイキ）

日本軍のハワイ真珠湾攻撃により、米政府は米国および属州であるハワイ、やカナダ、中南米の日系人を強制的に隔離しました。2/3はアメリカで生まれたアメリカ市民権を持つ、日系市民
であり、市民権を最大の権利とするアメリカ合衆国の最大の汚点となります。
底辺には有色人種日本人に対する侮蔑がありました。当時、米国の敵は日本以外にドイツ、イタリもありましたが、戦時中は寛大な措置に終わっています。

収用された多くの日系人の中に、もちろん大島郡の人や山口県民が多く含まれます。

まず前提としての第二次世界大戦時の米国に於ける「日系人強制収容」のあらましをウイキを
使って説明しましょう。

【日系人の強制収容】

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

マンザナー強制収容所

強制収容される日系アメリカ人

アメリカ軍により発せられた強制立ち退き令を報じる羅府新報。文中の「PE赤電車」はパシフィック電鉄(Pacific Electric)を指す。
日系人の強制収容（にっけいじんのきょうせいしゅうよう、英: Japanese Internment）とは、第二次世界大戦時において連合国、特にアメリカ合衆国やアメリカの影響下にあったペルーやブラジル、メキシコなどのラテンアメリカ諸国、またカナダやオーストラリア、ニュージーランドなどのイギリス連邦において行われた、日系人や日本人移民に対する強制収容所への収監政策で、予防拘禁の一種である。1942年から終戦後の1949年に亘って実施された。

起源
日系人に対する監視

選抜訓練徴兵法案に署名するフランクリン・D・ルーズベルト米大統領（1940年）
フランクリン・D・ルーズベルト大統領は、日系人人口が多いハワイにおける日本側の情報活動に危機感を抱き、1936年8月10日に海軍作戦部長にあてた覚書で「わたしに明確な考えが浮かんだ。日本の船舶と乗組員に接触するオアフ島の日系人の身元を極秘に洗い出し、有事に際して強制収容所に最初に送り込む特別リストに氏名を記載しておくべきだ」と提案している[1]。

その後、1937年7月に行われた日本陸軍による中華民国への軍事行動に対する通商航海条約の継続停止措置や、1940年9月に行われた日独伊三国同盟の締結へのアメリカによる危機感の増大。これに先立っておこなわれた親独政権の統治下にあるフランス領インドシナ北部への日本軍の進駐に対してアメリカが行った、アメリカ国内の日本人資産の凍結と貿易制限が日本と日系アメリカ人に対する厳しい見方に拍車をかけた。

さらに1941年7月に行われたフランス領インドシナ南部への進駐に対して8月1日より行われた、日本へ対する石油の全面禁輸などの措置と、これに反発する日本の世論の沸騰などにより日米間の関係が緊迫度を増した。日米間における開戦が危惧される中、同年11月にアメリカ政府は国内に在住する日系アメリカ人および日本人名簿の作成を完了した。

開戦

真珠湾攻撃

「デュケインのスパイ網」に所属したドイツのスパイ33名の顔写真
その後、12月8日に日本陸軍がイギリス領マレーに侵攻し、真珠湾攻撃をきっかけに、枢軸国と戦争状態に入った。

その後、アメリカ政府はアメリカ本土及び中南米諸国に住む、日系アメリカ人と日本人、ドイツ系アメリカ人とドイツ人、イタリア系アメリカ人とイタリア人に対して「敵性市民」としての監視の目を向けることになった。

なお、開戦前にルーズベルト大統領の命により日系アメリカ人および日本人の忠誠度を調査したカーティス・B・マンソンは「90パーセント以上の日系アメリカ人二世は合衆国に対して忠誠であり、日系人より共産主義者の方が危険である」と報告していた[2]。

スパイ行為などの反米的な行為な事例、もしくはそれを疑わせるような事例は、Uボートによりアメリカ東海岸沿岸やメキシコ湾沿岸からアメリカ国内に送られたスパイ（「デュケインのスパイ網」など）への、ドイツ系アメリカ人による支援に対する疑い[3] など、大戦中を通じてドイツやドイツ系アメリカ人、イタリア系アメリカ人にむしろ多数みられた。

なお日系アメリカ人によるスパイ行為などの反米的な行為は、1941年12月から1945年8月までの第二次世界大戦中はニイハウ島事件以外は皆無であった。

強制収容計画の推進
軍統制の模索

ヘンリー・スティムソン
カリフォルニア州の防衛に責任のあったアメリカ陸軍ジョン・L・ドゥウイット中将やアレン・W・ガリオン憲兵司令長官は、かねてから日本軍の本土進攻に備えた文民統制から軍統制への方法を模索していた。しかし、民間出身であるヘンリー・スティムソン陸軍長官が軍統制に対して興味を示さなかったため、彼らは独自の計画によりカリフォルニア州を含むアメリカ西海岸の軍統制の道を模索していくことになった。

そのような状況下で、日本による真珠湾攻撃とその後の日本軍によるアメリカ本土侵攻が現実味を帯びてきたことを受け、12月30日にフランシス・ビドル（英語版）法務長官は、日本国籍を持つ日本人移民の家のみならず、少なくとも居住者の1人が「敵性外国人」である日系アメリカ人の家を、令状なしに捜査するという権限を与えたことで、憲法修正4条はもはや適用されない趣旨を提言した。

ガリオン長官率いる陸軍憲兵司令室は、戦時下における文民統制を主張する司法省との競合のなかで、カール・R・ベンディッツェン陸軍少佐を太平洋沿岸州に送り込み、ベンディッツェン少佐を通すことで、ジョージ・マーシャル陸軍参謀総長を無視して「敵性外国人」の「強制収容所（Concentration Camps）」への強制収容を秘密裏に計画することになった。

日系アメリカ人への誹謗

アール・ウォーレン
さらにカリフォルニア州知事カルバート・オルソン（英語版）は、「日系アメリカ人はアメリカの価値観や伝統になじもうとせず、受け入れようともしない。」と発言し、さらにカリフォルニア州のアール・ウォーレン司法長官は「日系アメリカ人がまだ破壊活動を行わないのは、攻撃開始予定時間を待っているからだ。」と主張した[4]。

ドゥウイット中将はこの頃、「現時点で日系人による破壊行為が行われていないという事実こそが、今後日系人による破壊行為が行われる兆候である」という、ウォーレン司法長官と同様の主張や、「アメリカ国籍を持っていようが持っていまいが、ジャップの（アメリカに対する）忠誠心を信用することはできない」というような人種差別的表現まで使った主張をし[5]、軍統制や日系アメリカ人の強制収容を正当化しようとした。しかし当時のアメリカでは、このような主張に対しての批判や反論を行うものは少なかった。

しかし、FBI長官のエドガー・フーバーは、日系人の強制収容には「スパイと思しき者たちは、真珠湾攻撃の直後にFBIが既に拘束している」として反対している。

日本軍本土上陸への恐怖
なお、日本海軍による開戦当初の進撃と、連合国軍の度重なる敗退を受けて、1941年12月から1942年の秋にかけては連合艦隊によるアメリカ本土砲撃やアメリカ本土空襲と、それに続くアメリカ本土への侵攻計画は当時「可能性が非常に高い」と分析されていた。

実際に開戦直後にルーズベルト大統領は日本軍によるアメリカ本土への上陸を危惧し、陸軍上層部に上陸時での阻止を打診するものの、それに対して陸軍上層部は「大規模な日本軍の上陸は避けられない」として、日本軍を上陸後ロッキー山脈で、もしそれに失敗した場合は中西部のシカゴで阻止することを検討していた[6]（なお、実際に開戦後数週間の間、アメリカ西海岸では日本軍の上陸や空襲を伝える誤報が陸軍当局に度々報告されていた。）。


アメリカ本土を砲撃した巡潜乙型潜水艦（写真は伊号第一五潜水艦）

「ロサンゼルスの戦い」を報じるロサンゼルスタイムズ紙
開戦後、サンフランシスコやロングビーチ、サンディエゴ等の西海岸の主要な港湾においては、日本海軍機動部隊の襲来や陸軍部隊の上陸作戦の実行を恐れて、陸海軍の主導で潜水艦の侵入を阻止するネットや機雷の敷設を行った他、その他の西海岸の都市でも爆撃を恐れ、防空壕を作り、灯火管制を行い映画館やナイトクラブの夜間の営業停止、防毒マスクの市民への配布などを行っていた。さらには空襲を恐れて学童疎開も検討された。

事実、1941年12月の開戦以降、日本海軍の乙型潜水艦9隻がアメリカ西海岸沿岸で通商破壊作戦に従事し、アメリカやカナダの輸送船に魚雷攻撃や砲撃を加え、エミディオ号をはじめ10数隻に撃沈、擱座、制御不能などの多数の損害を与えた。またクリスマス・イヴには、北太平洋で作戦活動に従事していた日本海軍の艦艇10隻程度によるサンフランシスコへの砲撃が予定されていたが、日本海軍司令部が「クリスマス位は静かに送らせてやれ」という態度を取ったために、最終的に中止するに至った（なお中止の理由には諸説ある）[7]。

大都市部のロサンゼルスやサンフランシスコへの砲撃こそ行われなかったものの、1942年2月24日には、カリフォルニア州サンタバーバラ近郊の海岸沿いにあったエルウッド石油製油所を日本海軍の乙型潜水艦「伊号第一七潜水艦」が砲撃し施設を破壊し、帰途にタンカー1隻と輸送船1隻を撃沈したほか、翌日には、ロサンゼルス近郊においてアメリカ陸軍が、日本軍の航空機の襲来を誤認し多数の対空射撃をおこなった「ロサンゼルスの戦い」が発生した。

この事件に関してアメリカ海軍は「日本軍の航空機が進入した事実は無かった。」と発表したが、一般市民は「日本軍の真珠湾攻撃は怠慢なアメリカ海軍の失態」であり、過剰なほどの陸軍の対応を支持するほどであった。

また、当初は軍統制に興味を示さなかったスティムソンは、日本海軍による太平洋沿岸部への空襲を「戦争開始後一ヶ月の間に行われる可能性は高い、そして日系人がそれに重要な手助けをする危険性は払拭できない。」と証言し、西海岸区域の軍統制を後押しした。

「大統領令9066号」への署名

サンフランシスコ市内に張り出された日本海軍機による空襲時のシェルターへの避難案内と日系アメリカ人に対する強制退去命令

日系アメリカ人に対する強制退去命令が出されたアメリカ西海岸地域（「Exclusion area」と書かれている太線の左側。星印などは強制収容所などの関連施設）

アメリカ本土空襲を行った零式小型水上偵察機

サンフランシスコ市内の日系アメリカ人が経営する店舗に張り出された「私はアメリカ人である」と書かれた看板（1942年3月）
その後も連合国軍が敗退の一途をたどっただけでなく、同月には日本海軍艦艇によってバンクーバー島のカナダ軍施設に対する砲撃が行われた負傷者を出した他、上記のような西海岸沿岸におけるアメリカやカナダ船舶に対する度重なる日本海軍の潜水艦による攻撃などもあり、その後も変わらず「日本軍によるアメリカ本土上陸が近い」、「日本軍による空襲が行われる」と噂され、政府上層部がその対応に追われるなど、アメリカ人の反日感情はピークに達していた。これらの流れに勢いづいた陸軍省は、西海岸地域一帯における軍統制を実現するためにまず司法省を説き伏せようと、様々な手を使って司法省とホワイトハウスに働きかけた。またこのような働きかけに対して、戦時下という非常時におかれていた司法省も法の理念を守り通すことができなかった。

こうして1942年2月19日にルーズベルト大統領は、「大統領令9066号」に署名を行い、「軍が必要がある場合（国防上）に強制的に『外国人』を隔離する。」ことを承認した。

マジック情報
デイヴィッド・ロウマンアメリカ国家安全保障局特別顧問は自著で日本政府が使用していた「パープル暗号」を解読して得た情報（マジック情報）がアメリカ日系人を強制収容する必要性の証拠となったとした。このマジック情報の中に、「日系アメリカ人などを本土上陸後にスパイとして使う」などの作戦が情報として含まれていたとの説が有力である。しかし、多数の日系人を起訴すれば証拠としてマジック情報を公開する事になり、それにより日本が暗号が破られている事に気付く事を恐れたルーズベルト大統領は、大統領令9066号に署名し証拠を提示せずにアメリカ日系人を強制収容する策を選んだのだと結論づけた[8]。

しかし実際には、「パープル暗号」にそのような情報が含まれていたかは証明されていない。

日系人に対する差別的扱い

カリフォルニア州から着の身着のままで収容される日系アメリカ人
なお、この法令は「すべての敵性外国人に向けたもの」であるとされ、実際に施行当初においてアメリカ国内で一時的に強制収容された半数近くは、日米間の開戦直後にアメリカに対して宣戦布告を行ったドイツやイタリア系の移民とその子孫であった。

さらにアメリカが経済的・政治的に大きな影響を持っていたメキシコやペルー、コロンビアなどの中南米諸国でも、アメリカ政府からの圧力を受けて、日系人のみならず、ドイツ系やイタリア系のユダヤ系を含む移民とその子孫が一時的に強制収容された[9]。

しかしアメリカ国内においては、この行政令が、カリフォルニア州やワシントン州、オレゴン州とアリゾナ州南部のアメリカ西海岸沿岸4州に住み、市民権が与えられない（あるいは剥奪された）日本人、そしてアメリカ国籍を持つ移民一世と、その子孫で日本人の血が16分の1以上混ざっている日系アメリカ人、つまり日本にルーツを持つだけで、明らかにアメリカ国民であるものを含む者約12万人の強制立ち退きと「戦時転住センター」への強制収容に発展した。なお強制収容されたのは、日系アメリカ人が3分の2、日本国籍者が3分の1であった。

また、上記のエリアに住む商店主や農業、学生から僧侶までの職業を問わず、また上記のエリア在住の従軍中の日系人は収容こそされなかったが、強制除隊され敵性外国人とみなされたり、軍隊内で差別を受けることもあった。対象エリア以外に住む者も、日本人や日系アメリカ人を問わず厳しい人種差別を受けた。

その後、日本海軍の乙型大型潜水艦による、1942年2月のカリフォルニア州南部のサンタバーバラ市近郊の製油所やカナダ沿岸に対する砲撃や、9月の伊号第二五潜水艦の搭載機零式小型水上偵察機によるアメリカ本土空襲、ドイツ海軍の潜水艦により同時期に行われていたアメリカ東海岸沿岸やメキシコ湾における連合国の民間船に対する通商破壊作戦、さらにドイツ軍のスパイによるアメリカ国内におけるテロなどの破壊行為が多数行われ、多くの被害や犠牲者が出ていた[9]。

在米ドイツ人やイタリア人の収容者は短期間で釈放された[10] が、日系、日本人の収容は長期におよび、不動産や自動車などの私有財産を含む全ての財産の放棄や売却を余儀なくされた[10](なお、例外的な出来事ではあるが、本土にも強制収容に抵抗して日系人住人を守った自治体があった)。

日本人外交官、駐在員への扱い
なお、開戦後に日系アメリカ人や日本人移民と同じくアメリカ当局によって抑留された、アメリカと中南米諸国に在留、駐在していた外交官や大企業の駐在員、宗教関係者や留学生などの一時滞在の日本人は、その後強制収容の対象とはならず、アメリカ内陸部の保養地などに抑留され、（家庭の事情などでアメリカへの残留を望んだ者を除いては）その後1942年から1943年にかけて2回にわたり日米間で運行された戦時交換船により帰国させられた[11]。

この際、同じくフィリピンやマレー半島、東インドなどの、日本軍占領下の地域、及びタイや満州国などの日本の同盟国に在留、駐在していたアメリカ人外交官や企業駐在員、留学生も、同じく交換船によりアメリカに帰国した[12]。

なお日本では、抑留、逮捕される外国籍の民間人は45歳以上の男子に限り、女性や子供は対象外であったが、1942年9月以降方針が変わり、修道女や教師などの女性独身者と、宣教師や教師などの男性高齢者は抑留された。これはアメリカが日本人を男女問わず抑留したためであった[13]。

強制収容の実施
日系アメリカ人と日本人移民

ロサンゼルスからマンザナー収容所へ向かう電車に乗り込む日系人達
大統領令9066号が発令された後の1942年2月下旬から、カリフォルニア州やワシントン州、オレゴン州とアリゾナ州、そして準州のハワイからは一部の日系アメリカ人と日本人移民約120,000人が強制的に完全な立ち退きを命ぜられた。

最終的に同年3月29日をもって対象地域に住む日系人に対し移動禁止命令が下り、それ以前に自ら立ち退いた一部の人間を除く多くの日系人は、地元警察とFBI、そしてアメリカ陸軍による強制執行により家を追い立てられ、戦時転住局（英語版）によって砂漠地帯や人里から離れた荒地に作られた「戦時転住所」と呼ばれる全米10ヶ所の強制収容所に順次入れられることになった。

しかし、強制収容所の建設工事が間に合わなかったため、一部の人は一時的に16ヶ所に設けられた「集結センター」に収容されたが、その内のいくつかは体育館や競馬場の馬舎（本項冒頭に掲載の羅府新報に記載されているサンタアニタパーク競馬場もその一つ）であった。なお、収容者のほぼ3分の2はアメリカで生れ育った日系アメリカ人だった。

議会ではアメリカ本土の議員（準州であるハワイからの議員はいなかった。）から全てのハワイ諸島在住の日系人と日本人移民の強制収容を支持する声も挙がったが、ハワイでは約1000人以上の日系人と日本人移民、約100人のドイツ系アメリカ人とイタリア系アメリカ人が、アメリカ本土もしくはハワイの8箇所に設置された強制収容所に送られるに留まった[14]。

ハワイでは既に戒厳が宣告されており、スパイ行為や破壊行為の抑止は十分できると考えられた為、ハワイ諸島在住の日系人と日本人移民の大部分は強制収容を免れた。また、ハワイ諸島には、1940年米国国勢調査の時点で全住民の約37.3%に相当する15万7905人の日系人（うち「ネイティブ」即ちハワイもしくはアメリカ国内で生まれた者、もしくはアメリカ以外で生まれたが、親がアメリカ国籍を持っていた者が12万552人と約76.3%を占めた[15]）が住むなど、日系人があまりにも多く、社会生活が成り立たなくなると同時に膨大な経費と土地を必要とすることになるため、強制収容するには現実的に無理があった。

南米諸国の日系人と日本人移民

戦時交換船（第1次日英交換船の鎌倉丸）
日米間における開戦当時、ペルーやブラジル、メキシコやコロンビアなどのラテンアメリカ諸国の殆どはアメリカの強い政治、経済、さらに軍事的影響下にあり（モンロー主義）、その殆どが1942年に入ると連合国として参戦するか、もしくは参戦はしないものの連合国よりの政策を取っていた。

そのような中で1942年4月18日に、ペルーの首都・リマのアメリカ大使館からジョン・K・エマーソン（英語版）書記官（後の駐日アメリカ合衆国公使）が国務省あてに「ペルーの日系人が危険である。」と報告した。

このような報告を受けて1942年12月から1945年にかけてこれらの中南米諸国家に対して出された、日系人及び日本人移民のアメリカへまたは現地の強制収容要請により、ペルーやボリビアなどの中南米13カ国で、アメリカ合衆国大使館が「日系人社会に影響力がある。」という戦争とは関係のない理由で指定する日系人及び日本人移民を現地の国家の警察の協力によって逮捕し、アメリカ海軍の艦艇でアメリカに連行された。「正規の入国手続きを経ていない不法入国」を理由に逮捕し、テキサス州クリスタルシティ（英語版）の移民労働者用のキャンプに強制収容された。一部についてはアメリカ軍兵士の捕虜と交換船により交換された。

また、ブラジルではタカ派のジェトゥリオ・ドルネレス・ヴァルガス大統領の独裁体制下で、「ブラジル文化に同化しない」と評された日系ブラジル人に対する弾圧が1930年代を通して進み、アメリカ合衆国の上述のような姿勢と相まって、戦中の日系ブラジル人は非常に厳しい立場に立たされた。

最終的にアメリカ政府は、メキシコとカナダ、南アメリカ諸国に住むのべ13カ国に住む2264人の日系人及び日本人移民をアメリカ国内の強制収容所に強制連行し、そのうち1771人(80%)はペルー移民及びその日系子孫のペルー人であった。

強制収容所

アマチ強制収容所

ミニドカ強制収容所

アマチ強制収容所の住居内

マンザナー強制収容所内のトイレ

マンザナー強制収容所内の畑

マンザナー強制収容所内で行われた、収容者のボーイスカウトによるメモリアルデーのパレード

マンザナー強制収容所内で発行された収容者向けの情報誌
大統領令9066号の発令以降、上記のようにカリフォルニア州やワシントン州、オレゴン州とアリゾナ州の4州と、ハワイ準州に住む12万313人の日系アメリカ人と日本人移民、そして中南米諸国に在住する日系人と日本人移民が、強制収容所に収容された。

強制収容対象者
日系アメリカ人、つまり16分の1以上の血が日本人にルーツを持つとみなされたアメリカ国民と日本人移民が収容対象となり、アメリカの下記4州と1準州に住む指定者の計12万313人が対象となった。また、メキシコやペルーなどのアメリカの友好国である中南米諸国から連れてこられた日系人と日本人移民も強制収容の対象となった。

アメリカ国内
カリフォルニア州在住者
ワシントン州在住者
オレゴン州在住者
アリゾナ州在住者
ハワイ準州在住者（指定者のみ）
南米・中南米
メキシコ在住者
ペルー在住者
強制収容所所在地
詳細は「日系人収容所所在地」を参照
最初に開設されたポストン強制収容所は1942年5月に開設された。その後相次いで強制収容所が開かれ、最後に開設されたクリスタル・シティ強制収容所は同年11月に開設された。なお、アメリカ国内における全ての強制収容所は人里離れた内陸部、その多くは砂漠地帯に設けられていた。しかも、逃亡者を防ぐために有刺鉄線のフェンスで外部と完全に隔てられている上、警備員の銃口は常に収容所内部に向けられていた。

マンザナー、カリフォルニア州（Manzanar、1942年6月開設）[16]
ツール・レイク、カリフォルニア州（Tule Lake、1942年5月開設）
ポストン、アリゾナ州（Poston、1942年5月開設）
ヒラ・リバー、アリゾナ州（Gila River、1942年7月開設）
ハート・マウンテン、ワイオミング州（Heart Mountain、1942年8月開設）
ミニドカ、アイダホ州（Minidoka、1942年8月開設）
トパーズ、ユタ州（Topaz、1942年9月開設）
ローワー、アーカンソー州（Rohwer、1942年9月開設）
ジェローム、アーカンソー州（Jerome、1942年10月開設）
アマチ、コロラド州（Amache、1942年8月開設）
クリスタル・シティー、テキサス州（Crystal City、1942年11月開設/司法省が管轄する拘置所）
ホノウリウリ抑留キャンプ（国定史跡、オアフ島）、サンド・アイランド収容所（オアフ島沖）、キラウエア米軍キャンプ（ハワイ島）など17か所 - ハワイ準州[17]
また、そのほかにもニューヨーク州ニューヨーク市のマンハッタン島の南沖にあるエリス島に設けられていた移民者収容施設にも、上記4州に住む日系人と日本人移民約8,000人が収容された。