メモそれからver3

俺それから ~第三章~のメモがお引越しのうえにお引越し。

(無題)

2003-06-15 21:54:54 | 日記
ヤプースのメモ仲間、
CHANNEL YUKAI
のユカイさんの日記の中にあった文章より。


>宮本輝さんの「海岸列車」を読み返していたら

>ページに大きな折り目が付いていた。

>22歳くらいに1度読んだ時、以下の言葉が印象に残ったんだ。


>>きっと20代ってのは、実人生の何たるかに向かい合って、

>>しかも、まだくちばしが黄色くて、失敗したり、

>>右往左往したり、焦ったり……。

>>そんな年代だから、振り返るといやに長く感じられるんだろうな。


>>世の中って厳しいなあと教えられる年代。

>>鼻っ柱をへし折られる年代。挫折の年代。自信喪失の年代。

>>でもまだあきらめない年代。

>>とにかく現実というものに徹底的にぶち当たる年代。

>>恋愛に対して狡猾になる年代。友情に対しても狡猾になる年代。


>まったくそのとおりだぜ。

>20代の序章である22歳のあの頃も、

>折り目をつけちゃうくらいだから何か感じることがあったのだろう。

>28歳の今も、あの頃と状況は違えどそんな感じ。

>だけど何があろうと生きていく、戦わなきゃ現実と。

>まんだまんだ人生の序章だよ。


まさにその通り。
きっと、自分にとって一番「世界」が広がる可能性のある世代だし、
それによって様々な出来事を経験していく可能性もあるんじゃないだろうか。
とはいえまんだまんだ人生の序章だよ、うん。

いよいよ20代も終わりへと差し掛かって来たときに読んだこの文章は、
何か安心感があり、そして何かほろ苦く心に響いた。


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