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名前のない足跡

独り言や思考の日記。

私の聖域

2025-07-29 03:55:08 | 日記

最近、お菓子作りをはじめました。

簡単なバナナケーキからはじまって、昨日はルイ14世の王妃マリーテレーズの愛したショコラババロアに挑戦してみました。

中にマリーテレーズの故郷スペインをイメージいしてパインと桜桃を入れたのですが、ショコラババロアのためそもそも入れた意味とは・・・となりましたが、それもまた味ですね。

17世紀、フランスではマリーテレーズがスペイン宮廷で好まれていたショコラを持ち込み、ショコラは大変貴重な品だったようです。

そのため、ショコラは「薬」とも呼ばれていたそうで、完成したショコラババロアを試食しながらマリーテレーズがショコラババロアという唯一の故郷スペインの思い出に浸れるババロアを食べながら彼女はどれだけ孤独な思いをしたのだろうと想像しました。

Versaillesではマリーテレーズがフランス語がたどたどしかった事や、大人しかったことやババロアが大好きだった事を消されてしまいましたが、そんなシーンがあればもっとマリーテレーズがルイに「王妃」という肩書きでしか尊敬されず、ババロアでしか孤独を埋められない心理描写もできたと思います。

最近、キッチンは私の小さな礼拝堂です。

食材やレシピに向き合っている時や包丁で食材を切るトントン、という音に癒されています。

料理を作っている時だけ、孤独、怒り、悲しみ、苦痛の全てが心を癒やせる場所なのです。

私は2000年の映画「ヴァテール」が大好きです。

実在したフランソワ・ヴァテールという一人の料理人の事を題材にした映画で、彼はほとんど台詞がなく料理をしているシーンが多いですがその中にメインデッシュやデザートはどんなに豪華でも、確かな「孤独」を感じるのです。

ニコラフーケがルイ14世をもてなすために3日間催した豪華な宴。

その料理や出し物の中に、衣装が豪華だろうが粗末だろうが「孤独」を誰しもが抱えている。

だから食べて、食べて、食べて、笑ってごまかすしかない。

そんな映画でおすすめです。

次はキッシュに挑戦しようと思います。

 

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息抜きが時には必要

2025-07-17 00:35:33 | 日記

South Parkを久々に見ました。

カートマンやカイルたちが懐かしいですね。

South Parkって、どうしてあんなに癒されるんでしょうね。

たまには心の底からお腹を抱えて笑えたらいいのに。

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思索

2025-06-17 03:02:29 | 日記

耐えることが美徳なら、真実とは何のためにあるのでしょうか?

ふと入浴中にそんなことを思いました。

日記に載せたい言葉だなと思い、選びました。

入浴中って思索にふけるにはちょうど良いですね。

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私の声

2025-06-03 03:56:07 | 日記

私の声は、どうしていつも殺されるのだろう。

私はなにかを願う事すらできないのだろうか。

昨日、ディズニーの白雪姫を見た。子供の時から大好きな作品だ。

白雪姫が魔女から渡された毒林檎に願い事をかけてかじってしまい、仮死状態になるシーンがある。

私はそれを見て思った。

私は毒林檎に願い事をかけ、私の「願い」を毒林檎にかけて永久に生き返ららなければ幸せなのに、と。

毒林檎を渡す魔女は悪意がなくとも私を閉じ込めようとする。

しかもその毒林檎は白雪姫が渡された「食べたくなるような」美味しそうな赤い林檎でない。

私はいつまでも幼い娘などではない。

血の通い、ワインを飲み、煙草を嗜む大人なのだ。

魔女にはそれが見えていないのだろう。

死んでたまるものか。

だから私はここに、魔女に殺されないように私の声を送り続ける。

今だって、好きな銘柄のワインを吞みながらこれを書いている。

人は私を夢見がちだという。

「大好きなロリィタのファッションデザイナーになりたい、だから私は服飾の専門学校に行きたい」

こんなささやかな願いでさえ、かなわないのか。

華やかな世界が好きだ。どうしてそこに飛び込もうとすることを魔女は許さないのか。

「お母様、どうかお願いです、私の願いをかなえさせてください」とディズニーの白雪姫が魔女に怯えるようにお願いでもしたらいいのかと。

私はここ数日泣き通しだった。私はずっと働かされるだけの王子様もこない白雪姫で終わるのかと。

もう、私は黙らない。

それがあなたが「幼い」といまだ見ている白雪姫の復讐。

 

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なんとなく

2025-05-11 00:15:22 | 日記

一昨日、ふと「放し飼いではく、黄金の籠の中で飼われたい」

という言葉が浮かびました。

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