咲-Saki- 第190局
以下、咲-Saki-本編最新話の感想になりますので未読の方はネタバレにお気を付けください。
(前回の感想はこちら→咲-Saki- 第189局 「紹継」 感想)
終わる"青春"と、継ぐ"青春"――。様々な想いがぶつかり合い、千里山女子がトップという形で幕を下ろした5位決定戦。
立先生のサイトでも補足されていたけれど、前回描かれなかった姫子の三倍満はドラ含みの三暗刻だったんだね。
ツモドラ
わかっている範囲だと、リーヅモ三暗刻ドラ6赤1で11翻。姫子が哩さんから受け取っていたのは12翻キーだったので、竜華によって一発が消されている以上、海底が付いて12翻キーを達成したという感じかな。
そして、もし竜華が一発消しの鳴きを入れなければ、ではなく、をツモることになっていたから、一発に三色同刻が付いて数え役満だったということでしょうか。
ということは、やっぱり竜華のポンがなければ姫子に数え役満を和了られ、千里山は逆転を許していたんだね。もちろんフナQの考察自体が間違っていたわけではないけれど、インハイの最後の最後で進化を遂げようとしていた姫子の前に敗北していた未来も十分にありえた、と。
でも、竜華の言う通り、それも含めてフナQのことを信じたからこそ、今の結果があったんだよね。後輩へとバトンを引き継ぐ試合で、最後に後輩の言葉を信じて闘った。その結果、トップを取ることが出来た。それがあのオーラスにおける全て。
だからこそ、その全てを終えて「ありがとう」とフナQに語り掛ける竜華の姿にはこみあげてくるものがあるなぁ...。もう本当に3年生の団体戦は最後なんだなって...。
やっぱり、『咲-Saki-』って凄い作品なんだなぁと改めて思わされました。だって、冷静に考えても、「主人公校が年単位で見せ場なし!」なんていう漫画そうそうないじゃないですか。最後に咲さんが登場した(扉絵等は除く)のなんて、もう1年以上前ですからね。
それなのに、これほど面白いドラマを含んだ青春群像劇を描けるのがただただ凄い。それは、主人公校だけではなく、登場する高校の一つ一つに魅力があって、応援したいと思う確かなベースがあるからでしょう。その事実を五決がものの見事に物語っていたと言える。
しかし!そんな余韻も束の間・・・
いよいよ、我らが清澄高校が出陣!2006年に連載が始まって12年、ついに待ち侘びた決勝戦が始まるんだよ...。もはや、感無量と言うしかないじゃん...!
五決も最高だった。これまでの闘いも最高だった。でも、その全てがこの闘いのためにあった!決勝戦とはそういうもの。やっと、この瞬間に立ち会える日がやってきたのである!
しかも、部長の「ありがとうね........」がもうずるいな...。冒頭、団体戦すべての試合を終えて「ありがとう」と言った竜華も熱かったけれど、時にはたった一人で清澄高校麻雀部を守ってきた部長が、3年間ずっと夢見てきた「全国優勝」を前にして、後輩たちに感謝の言葉を伝える。こんなん鳥肌もんですよ。
『咲-Saki-』に出会えて良かった...。清澄を好きで良かった...。ありがとう部長!ありがとう清澄!さぁ、いくぞ!この5人で一緒に闘う最初で最後のインハイ決勝の舞台へ!
5位決定戦の時と同様、対局室で円形に列を形成する決勝出場選手の20人。阿知賀女子、臨海女子、白糸台、清澄。この中から、全国最強の高校が決まる!
そして・・・。
照を見つめる咲さんに対し、咲さんから目をそらす照。この対比がまた何とも、心にぐさりと刺さるものがあるなぁ...。
過去、宮永姉妹になにがあったのか、いまはまだわからない。照が咲さんをどう思っているのか、どんな想いで目の前に立つ妹を捉えているのか、それが語られるのはきっともう少し先のお話。
でも...、咲さんはずっとこの日のためにインターハイを闘ってきた。和に出会い、清澄のみんなに誘われて、再び始めた麻雀。衣をはじめ、たくさんの人と対局をするなかで、楽しくないと思っていた麻雀を楽しいと思えるようになった。
それでも.....、そんな今でも、目的は変わらない。お姉ちゃんと話をするためにここまでやってきた。そして、今、目の前にはお姉ちゃんがいる。お姉ちゃんと同じ舞台に立っているわけです。
それなのに、2人の視線は交わらない。辛いな...。もちろん、咲さんだって簡単に話が出来ると思っていたわけではないし、実際一度すれちがっても、話すことは出来なかったんだけど、ここまできてもなお、2人の間には交われない溝があるんだってのを改めて突きつけられた感じがします。
一方、穏&憧が和と視線を交わすシーンは熱いの一言でしょう。本当の意味で、『咲-Saki-』と『咲-Saki-阿知賀編』が交わった瞬間にも思えて感慨深い。
以前、「逆風も振り返れば追い風になる!!――『咲-Saki-』における『咲-Saki-阿知賀編』の位置付け。」でも書いた通り、『咲-Saki-』も『咲-Saki-阿知賀編』も、過去の「別れ」を起点として「再会」を一つの到達点にした物語になっているんですよね。
もう「別れ」は嫌なのだ、と。咲さんや清澄高校の仲間たちとの「今」を守るために、環境の良い進学校へと転校することを拒んだ和。主人公である咲さんや穏乃はもちろん、2つの物語を繋ぐ和が全国の頂点を目指す理由もまた「別れ」を起点としていました。
それを踏まえてもやっぱりこの作品にとって「再会」の描写は特別なものなんだと思う。穏憧&和の「再会」と、宮永姉妹の「再会」を対照的に描く演出がまた印象的に見せるシーンだったなぁ...。
○東1局 親:片岡優希
というわけで、いよいよ先鋒戦が開幕!席順は起家から、優希→ガイトさん→照→玄ちゃんの順に決定。メンツに関係なく、当たり前のように起家を担当する優希の平常運行っぷりが凄いじぇ...。
この決勝先鋒戦、最注目にして最警戒すべきプレイヤーは、当然インハイ王者の宮永照。しかし、そんな照にも唯一付け入る隙がある。それが東一局!相手の性質を見破る恐ろしい能力だが、最初の1局は捨てなければならない。
起家でスタートダッシュを決められる東場最強の優希からすれば、この瞬間こそが最大のチャンスである。しかも...。
東一局における優希の聴牌速度には波があり、これまでの対局を通して、その波がこのインハイの決勝でピークになるように部長が調整をしてきたのだとか。
1ヶ月半も前の段階から、決勝戦を見据えていたとはさすが部長だなぁ....。これだけでも部長がどれだけ本気で「全国優勝」を掲げてきたかがわかるよね。
で、ここでとてつもなく面白いのが、インハイにおける優希の東1局を振り返ると、全国大会の2回戦では3巡目に聴牌してリーチを、準決勝では2巡目にポンで聴牌を取っているのです。
そして・・・。
今回の東1局ではダブルリーチ!3巡目、2巡目ときてのダブルリーチ(1巡聴牌)ですよ。凄い!部長の作戦が見事にハマってる!
ツモドラ
ダブリーにタンピン一発ツモで6000オール!このメンツを相手にこの先制パンチは大きいね。ひとまず最高の出だしじゃないかな。
とはいえ、油断は禁物。連荘に成功したものの、いつもの優希の和了りに比較的絡んでくるドラが全く乗っていないところを見ると、玄ちゃんのドラ支配が戻っているのかもしれませんし、相手はなんと言ってもあの宮永照。
18000点を和了っても全く安心できません。この程度の点差なんて一瞬でひっくり返されるからね。ここからが照の本領だよ!
さぁ、東1局の様子見と引き換えにここで照魔鏡の発動だ!
と思いきや、照魔鏡で優希のことを見た途端に、一瞬ながらも表情を曇らせる照。
全てを瞬時に見破ってしまう照魔鏡。そのあまりにも驚異的な能力の強さは筆舌に尽くしがたい。
しかし、わかっていても止めれらないものがある。麻雀を打つ者、全てが一度は憧れるその役の名前は・・・
これこそ、麻雀ドリーム!まさか、まさか。このタイミングで優希が天和を和了るとは...さすがに予想だにしなかったよ!
なんという熱い展開。「3巡目聴牌→2巡目聴牌→ダブリー」の流れから生まれた0巡目聴牌の天和!痺れるよこれは!「捨てる牌がない」って、さすがにそれはかっこよすぎるじぇ...。
東1局を捨てて発動する照魔鏡という照の能力と、東場最強の優希の能力を見事に活かした展開には思わず唸るものがあったなぁ...。
もはや、これ以上ないタイミングで「天和」を出してきたなって感じです。ここに至るまでに描かれてきた伏線の数々。その全てを最高の形で見せつけられました。この展開、一体いつから考えていたんだろうか。さすが立先生ですわ!
ついに決勝が始まった!という興奮が収まらぬなか、こんなとんでもないスタートを切ってくれるとはね、これだから、『咲-Saki-』は本当におもしろい......。
さぁ、最高の出だしで大幅にリードを積み上げた清澄高校。過去最大の敵を前に、優希がどんな試合を見せてくれるのか。当ブログはこれからも全力で清澄高校を応援しております!
次号は休載で、次回は6/15発売号で掲載予定。解き放つオモイと追い風がかさなる場所で、全国の頂点を決める闘いが今、幕を開けました!
<紹介記事>
・『かぐや様は告らせたい』感想、100話突破!&アニメ化決定メタ話が超絶おもしろい!
・『かぐや様は告らせたい』感想、かぐや様も藤原書記もおかわいい!アニメ化おめでとうございます!
・『五等分の花嫁』感想、その再会は突然に!写真の子の正体はやはり...!?
・『五等分の花嫁』 感想、月が綺麗に輝く夜に五月はなにを語るのか...?
・『五等分の花嫁』感想、二乃の心の扉を開ける鍵は・・・。
・『ぼくたちは勉強ができない』感想、僕らはいつだって古橋文乃さんを信じていくんだ...!
・『ぼくたちは勉強ができない』感想、うるかと真冬先生の文化祭!真冬先生に春はやってくるのか...!?
・『ぼくたちは勉強ができない』感想、文化祭開幕!ここからは古橋文乃さんの独壇場っすよ!
一部、漫画カテゴリの記事はこちらに引っ越ししてます!
以下、咲-Saki-本編最新話の感想になりますので未読の方はネタバレにお気を付けください。
(前回の感想はこちら→咲-Saki- 第189局 「紹継」 感想)
終わる"青春"と、継ぐ"青春"――。様々な想いがぶつかり合い、千里山女子がトップという形で幕を下ろした5位決定戦。
姫子の和了形
立先生のサイトでも補足されていたけれど、前回描かれなかった姫子の三倍満はドラ含みの三暗刻だったんだね。
ツモドラ
わかっている範囲だと、リーヅモ三暗刻ドラ6赤1で11翻。姫子が哩さんから受け取っていたのは12翻キーだったので、竜華によって一発が消されている以上、海底が付いて12翻キーを達成したという感じかな。
そして、もし竜華が一発消しの鳴きを入れなければ、ではなく、をツモることになっていたから、一発に三色同刻が付いて数え役満だったということでしょうか。
ということは、やっぱり竜華のポンがなければ姫子に数え役満を和了られ、千里山は逆転を許していたんだね。もちろんフナQの考察自体が間違っていたわけではないけれど、インハイの最後の最後で進化を遂げようとしていた姫子の前に敗北していた未来も十分にありえた、と。
でも、竜華の言う通り、それも含めてフナQのことを信じたからこそ、今の結果があったんだよね。後輩へとバトンを引き継ぐ試合で、最後に後輩の言葉を信じて闘った。その結果、トップを取ることが出来た。それがあのオーラスにおける全て。
だからこそ、その全てを終えて「ありがとう」とフナQに語り掛ける竜華の姿にはこみあげてくるものがあるなぁ...。もう本当に3年生の団体戦は最後なんだなって...。
やっぱり、『咲-Saki-』って凄い作品なんだなぁと改めて思わされました。だって、冷静に考えても、「主人公校が年単位で見せ場なし!」なんていう漫画そうそうないじゃないですか。最後に咲さんが登場した(扉絵等は除く)のなんて、もう1年以上前ですからね。
それなのに、これほど面白いドラマを含んだ青春群像劇を描けるのがただただ凄い。それは、主人公校だけではなく、登場する高校の一つ一つに魅力があって、応援したいと思う確かなベースがあるからでしょう。その事実を五決がものの見事に物語っていたと言える。
しかし!そんな余韻も束の間・・・
清澄高校出陣!
いよいよ、我らが清澄高校が出陣!2006年に連載が始まって12年、ついに待ち侘びた決勝戦が始まるんだよ...。もはや、感無量と言うしかないじゃん...!
五決も最高だった。これまでの闘いも最高だった。でも、その全てがこの闘いのためにあった!決勝戦とはそういうもの。やっと、この瞬間に立ち会える日がやってきたのである!
しかも、部長の「ありがとうね........」がもうずるいな...。冒頭、団体戦すべての試合を終えて「ありがとう」と言った竜華も熱かったけれど、時にはたった一人で清澄高校麻雀部を守ってきた部長が、3年間ずっと夢見てきた「全国優勝」を前にして、後輩たちに感謝の言葉を伝える。こんなん鳥肌もんですよ。
『咲-Saki-』に出会えて良かった...。清澄を好きで良かった...。ありがとう部長!ありがとう清澄!さぁ、いくぞ!この5人で一緒に闘う最初で最後のインハイ決勝の舞台へ!
『咲-Saki-』は再会の物語
5位決定戦の時と同様、対局室で円形に列を形成する決勝出場選手の20人。阿知賀女子、臨海女子、白糸台、清澄。この中から、全国最強の高校が決まる!
そして・・・。
宮永姉妹、再びの邂逅・・・。
照を見つめる咲さんに対し、咲さんから目をそらす照。この対比がまた何とも、心にぐさりと刺さるものがあるなぁ...。
過去、宮永姉妹になにがあったのか、いまはまだわからない。照が咲さんをどう思っているのか、どんな想いで目の前に立つ妹を捉えているのか、それが語られるのはきっともう少し先のお話。
でも...、咲さんはずっとこの日のためにインターハイを闘ってきた。和に出会い、清澄のみんなに誘われて、再び始めた麻雀。衣をはじめ、たくさんの人と対局をするなかで、楽しくないと思っていた麻雀を楽しいと思えるようになった。
それでも.....、そんな今でも、目的は変わらない。お姉ちゃんと話をするためにここまでやってきた。そして、今、目の前にはお姉ちゃんがいる。お姉ちゃんと同じ舞台に立っているわけです。
それなのに、2人の視線は交わらない。辛いな...。もちろん、咲さんだって簡単に話が出来ると思っていたわけではないし、実際一度すれちがっても、話すことは出来なかったんだけど、ここまできてもなお、2人の間には交われない溝があるんだってのを改めて突きつけられた感じがします。
阿知賀女子と和
一方、穏&憧が和と視線を交わすシーンは熱いの一言でしょう。本当の意味で、『咲-Saki-』と『咲-Saki-阿知賀編』が交わった瞬間にも思えて感慨深い。
以前、「逆風も振り返れば追い風になる!!――『咲-Saki-』における『咲-Saki-阿知賀編』の位置付け。」でも書いた通り、『咲-Saki-』も『咲-Saki-阿知賀編』も、過去の「別れ」を起点として「再会」を一つの到達点にした物語になっているんですよね。
もう「別れ」は嫌なのだ、と。咲さんや清澄高校の仲間たちとの「今」を守るために、環境の良い進学校へと転校することを拒んだ和。主人公である咲さんや穏乃はもちろん、2つの物語を繋ぐ和が全国の頂点を目指す理由もまた「別れ」を起点としていました。
それを踏まえてもやっぱりこの作品にとって「再会」の描写は特別なものなんだと思う。穏憧&和の「再会」と、宮永姉妹の「再会」を対照的に描く演出がまた印象的に見せるシーンだったなぁ...。
先鋒戦開幕!
○東1局 親:片岡優希
先鋒戦開幕
というわけで、いよいよ先鋒戦が開幕!席順は起家から、優希→ガイトさん→照→玄ちゃんの順に決定。メンツに関係なく、当たり前のように起家を担当する優希の平常運行っぷりが凄いじぇ...。
この決勝先鋒戦、最注目にして最警戒すべきプレイヤーは、当然インハイ王者の宮永照。しかし、そんな照にも唯一付け入る隙がある。それが東一局!相手の性質を見破る恐ろしい能力だが、最初の1局は捨てなければならない。
起家でスタートダッシュを決められる東場最強の優希からすれば、この瞬間こそが最大のチャンスである。しかも...。
東一局の平均聴牌速度
東一局における優希の聴牌速度には波があり、これまでの対局を通して、その波がこのインハイの決勝でピークになるように部長が調整をしてきたのだとか。
1ヶ月半も前の段階から、決勝戦を見据えていたとはさすが部長だなぁ....。これだけでも部長がどれだけ本気で「全国優勝」を掲げてきたかがわかるよね。
で、ここでとてつもなく面白いのが、インハイにおける優希の東1局を振り返ると、全国大会の2回戦では3巡目に聴牌してリーチを、準決勝では2巡目にポンで聴牌を取っているのです。
そして・・・。
ダブリー一発ツモ!
今回の東1局ではダブルリーチ!3巡目、2巡目ときてのダブルリーチ(1巡聴牌)ですよ。凄い!部長の作戦が見事にハマってる!
ツモドラ
ダブリーにタンピン一発ツモで6000オール!このメンツを相手にこの先制パンチは大きいね。ひとまず最高の出だしじゃないかな。
とはいえ、油断は禁物。連荘に成功したものの、いつもの優希の和了りに比較的絡んでくるドラが全く乗っていないところを見ると、玄ちゃんのドラ支配が戻っているのかもしれませんし、相手はなんと言ってもあの宮永照。
18000点を和了っても全く安心できません。この程度の点差なんて一瞬でひっくり返されるからね。ここからが照の本領だよ!
さぁ、東1局の様子見と引き換えにここで照魔鏡の発動だ!
照魔鏡を発動したが...
と思いきや、照魔鏡で優希のことを見た途端に、一瞬ながらも表情を曇らせる照。
全てを瞬時に見破ってしまう照魔鏡。そのあまりにも驚異的な能力の強さは筆舌に尽くしがたい。
しかし、わかっていても止めれらないものがある。麻雀を打つ者、全てが一度は憧れるその役の名前は・・・
天和だぁーっ!!
これこそ、麻雀ドリーム!まさか、まさか。このタイミングで優希が天和を和了るとは...さすがに予想だにしなかったよ!
なんという熱い展開。「3巡目聴牌→2巡目聴牌→ダブリー」の流れから生まれた0巡目聴牌の天和!痺れるよこれは!「捨てる牌がない」って、さすがにそれはかっこよすぎるじぇ...。
東1局を捨てて発動する照魔鏡という照の能力と、東場最強の優希の能力を見事に活かした展開には思わず唸るものがあったなぁ...。
もはや、これ以上ないタイミングで「天和」を出してきたなって感じです。ここに至るまでに描かれてきた伏線の数々。その全てを最高の形で見せつけられました。この展開、一体いつから考えていたんだろうか。さすが立先生ですわ!
ついに決勝が始まった!という興奮が収まらぬなか、こんなとんでもないスタートを切ってくれるとはね、これだから、『咲-Saki-』は本当におもしろい......。
さぁ、最高の出だしで大幅にリードを積み上げた清澄高校。過去最大の敵を前に、優希がどんな試合を見せてくれるのか。当ブログはこれからも全力で清澄高校を応援しております!
次号は休載で、次回は6/15発売号で掲載予定。解き放つオモイと追い風がかさなる場所で、全国の頂点を決める闘いが今、幕を開けました!
<紹介記事>
・『かぐや様は告らせたい』感想、100話突破!&アニメ化決定メタ話が超絶おもしろい!
・『かぐや様は告らせたい』感想、かぐや様も藤原書記もおかわいい!アニメ化おめでとうございます!
・『五等分の花嫁』感想、その再会は突然に!写真の子の正体はやはり...!?
・『五等分の花嫁』 感想、月が綺麗に輝く夜に五月はなにを語るのか...?
・『五等分の花嫁』感想、二乃の心の扉を開ける鍵は・・・。
・『ぼくたちは勉強ができない』感想、僕らはいつだって古橋文乃さんを信じていくんだ...!
・『ぼくたちは勉強ができない』感想、うるかと真冬先生の文化祭!真冬先生に春はやってくるのか...!?
・『ぼくたちは勉強ができない』感想、文化祭開幕!ここからは古橋文乃さんの独壇場っすよ!
一部、漫画カテゴリの記事はこちらに引っ越ししてます!
ほんとこれね。完全に運任せの役で多用出来ないからこそ使い所が難しい「天和」を描くには最高のタイミングだった。照とタコスの能力のミスマッチを付いた絶妙な描写だよ。
決勝始まったんだよな...。
マジでここからの展開が楽しみすぎてやばい。
しかも天和とかたまげるわ
めちゃくちゃ熱いやないか......リッツ天才かよ
ゆーきマジ主人公
初っ端からスゲー熱い展開だな!
しかしここから照の猛追が始まりそうだから恐怖だね。他の2校もタコスの親を止めにかかるだろうし。
点数考えてもタコスはこれから削られるだろうが
どれくらい削られるだろうか?