咲-Saki- 第168局
以下、咲-Saki-本編最新話の感想になりますので未読の方はネタバレにお気を付けください。
(前回の感想はこちら→咲-Saki- 第167局 「遭逢」 感想)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/df/5e1d158d35e19af10a46cd2d330df97e.jpg)
「照菫を あつめて早し 最上川 」。俳聖と謳われたかの有名な松尾芭蕉が『咲の細道』で詠んだ有名な句である。(←違う)
いやはや、照菫の破壊力が尋常じゃない....。思わず、あの松尾芭蕉も照菫のあまりの尊さに一句読みたくなってしまう程の破壊力ですよ。「照菫が一緒に描かれているシーンをあつめたい!」という松尾芭蕉の想いがひしひしと伝わってきますね。(←違う)
しかしほんと、額縁に入れたくなるレベルに絵になる組み合わせだ...。菫さんのポニーテール姿がとても良い。今や、日本最強の高校の最上級生であり、その看板を背負って立つレギュラーの2人。物語における重要な役割を担うポジションでありながら、今までベールに包まれていた白糸台高校の過去がついに描かれる日が来るとは何とも感慨深い...。
偶然の邂逅を果たした入学式の日から数日、ベンチで読書に勤しむ照を見かけた菫さんが近付き、声を掛けると、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/47/96b7af8d4f4ac719b7d91d796fc618de.jpg)
一瞬、相手を射抜くような鋭く冷たい眼光を放ち、菫さんだと認識するやいなや、満面の笑みを浮かべる照。この様子を見ると、やはりこの頃から照は心に暗いものを抱えていたんだね。
普段は社交的とも思える笑みを浮かべる反面、時折、冷たい目を覗かせるのが高校1年生の宮永照。2年後、菫さんが「相変わらずおまえ…営業スマイルひどすぎだな………普段と違いすぎるんだよ………」と照に語り掛けるわけだけど、この時点では営業スマイルこそが普段の照の顔なのが何ともおもしろい。この2年の間、何が照を変えたのか。思い当たるとしたら、咲さんが照に会いに行ったことがトリガーになっているのかね?
さて、麻雀の特待生として白糸台高校に入学したことを明かした菫さん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/ad/fea770c0e0ee9e23b620b62c09ea8f09.jpg)
だが、この頃の白糸台高校は一応強豪校ではあるものの西東京ベスト4止まりの高校であり、菫さんの本音としては全国トップクラスの千里山とかに行きたかった模様。
以前、作中で「白糸台高校は2軍でも県代表クラス」と言われていたけど、西東京ベスト4止まりだった白糸台高校は、照が入部したことによって有名になり、優秀な選手が入学してくるようになったという解釈で良いのかな。2年後の話であるならば、矛盾点はないわけだし。
そして、この語り口調からでは断定は出来ないけど、親の許可さえ貰えていれば、菫さんはセーラのように千里山で特待生として迎え入れられるだけの実績を中学時代に残していたのかな?
仮にそうなら、赤土さんに見抜かれた癖をしっかりと修正して逆手に取ることが出来たなら菫さんはやはり相当な実力者なんだろうね。
あと、「弘世菫」を「プロレス見れ」と聴き間違えるのは中々レベルが高いと思う...w「菫」の部分を復唱しないのは、なんでだろうね。この頃の照は過度に親密な間柄の人間を作ろうとせず、下の名前で呼ぶことを拒んでいたとか?意味がないとしたら中々の不思議ちゃん行為..w照かわいい。
菫さんが照に「宮永・・・お前 麻雀できるのか?」と問うと、「小学生の頃から打ってない」と返す照。これだけのブランクがありながら、あれだけの猛威を振るう怪物なのだから「牌に愛された子」は恐ろしいねぇ~。まぁ、すこやんは初めて牌を触った頃と同時期にインターハイ優勝を成し遂げてしまったのだから、なお怪物なのだろうけど。
それにしても、天気の良い日にベンチで読書をしていることといい、小学生の頃から打っていない麻雀で、いきなり全国デビューを果たすところといい、咲さんと照は本当に似ているなぁ。
菫さんに出逢っていなかったら、照が再び麻雀を打ち始めることはもしかしたらなかったかもしれないと思うと、宮永姉妹にとって菫さんは救世主と言っても過言ではない存在になるかもしれない!ありがとう...菫さん。咲さんと照の心からの笑顔が見れる瞬間がやってきたなら、それは菫さんのおかげだと僕は一生感謝し続けるよ!ついでに言うと、白糸台高校の救世主でもあるね。
白糸台高校の監督がついに登場。
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赤土先生が言っていた白糸台のレギュラー選出方式。部活内で作ったいくつかのチームで対抗戦をし、勝ったチームがそのままレギュラーになるというシステムに疑問を投げかける菫さん。
監督によると、個人で単純に強い選手は他の学校に行ってしまっており、他の強豪校と同じように部内で単純に強い選手を集めたチームを作ったところで、強豪校には及ばない、と。そして、その考えの背中を押すように「個人戦のスコアが強い5人よりも仲の良い5人の方が団体戦で良い成績を残すことがある」というデータがあったそうな。
なるほどね。まぁ、リザベーションや枕神怜ちゃんのような前例を知っていると、一理あるようにも思える。実際に長野県予選決勝大将戦を知っている僕らは、「絆の力」が折れかけていた心を繋ぎ止めるところをみてきたわけだし。
とはいえ、菫さんの言うように明確な合理性がないのも確か。個人的にも「仲の良い5人で」というのはいささか行き過ぎな気がしなくもない。
チーム虎姫も結果、「攻撃特化」がコンセプトになっているけれど、絶対にして圧倒的なエースである宮永照を有するチームであるなら、攻撃型のチームメイトよりも、安定して次にタスキを繋ぐことのできる人材がいた方がバランスは良いと思う。
だが、この白糸台のレギュラー選出方式に賛同を示す照。
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自分が選んだメンバーでチームの対抗戦を提案する照。部内スコアトップ5を集めたチームと宮永照の招集した5人のチーム。そのどちらが優れているのか――。
この対抗戦には照は出場するのかな...?こう言ってしまってはなんだけど、一応の強豪校とはいえ西東京ベスト4止まりの成績では、チーム力云々の前に、それこそ照の独壇場になるだけのような気もするけれど・・・。
それに、照魔境が使える照はこの手のチーム作りには長けていそうだよね。この時点では、チーム虎姫のメンバーはまだ照と菫さんしか揃っていないから、どんなメンバーになるのかは楽しみだ。
次回は1/20発売号で掲載予定。ここから始まる宮永照の伝説、ちょー楽しみ!
以下、咲-Saki-本編最新話の感想になりますので未読の方はネタバレにお気を付けください。
(前回の感想はこちら→咲-Saki- 第167局 「遭逢」 感想)
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照菫
「照菫を あつめて早し 最上川 」。俳聖と謳われたかの有名な松尾芭蕉が『咲の細道』で詠んだ有名な句である。(←違う)
いやはや、照菫の破壊力が尋常じゃない....。思わず、あの松尾芭蕉も照菫のあまりの尊さに一句読みたくなってしまう程の破壊力ですよ。「照菫が一緒に描かれているシーンをあつめたい!」という松尾芭蕉の想いがひしひしと伝わってきますね。(←違う)
しかしほんと、額縁に入れたくなるレベルに絵になる組み合わせだ...。菫さんのポニーテール姿がとても良い。今や、日本最強の高校の最上級生であり、その看板を背負って立つレギュラーの2人。物語における重要な役割を担うポジションでありながら、今までベールに包まれていた白糸台高校の過去がついに描かれる日が来るとは何とも感慨深い...。
偶然の邂逅を果たした入学式の日から数日、ベンチで読書に勤しむ照を見かけた菫さんが近付き、声を掛けると、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/47/96b7af8d4f4ac719b7d91d796fc618de.jpg)
宮永照
一瞬、相手を射抜くような鋭く冷たい眼光を放ち、菫さんだと認識するやいなや、満面の笑みを浮かべる照。この様子を見ると、やはりこの頃から照は心に暗いものを抱えていたんだね。
普段は社交的とも思える笑みを浮かべる反面、時折、冷たい目を覗かせるのが高校1年生の宮永照。2年後、菫さんが「相変わらずおまえ…営業スマイルひどすぎだな………普段と違いすぎるんだよ………」と照に語り掛けるわけだけど、この時点では営業スマイルこそが普段の照の顔なのが何ともおもしろい。この2年の間、何が照を変えたのか。思い当たるとしたら、咲さんが照に会いに行ったことがトリガーになっているのかね?
さて、麻雀の特待生として白糸台高校に入学したことを明かした菫さん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/ad/fea770c0e0ee9e23b620b62c09ea8f09.jpg)
特待生
だが、この頃の白糸台高校は一応強豪校ではあるものの西東京ベスト4止まりの高校であり、菫さんの本音としては全国トップクラスの千里山とかに行きたかった模様。
以前、作中で「白糸台高校は2軍でも県代表クラス」と言われていたけど、西東京ベスト4止まりだった白糸台高校は、照が入部したことによって有名になり、優秀な選手が入学してくるようになったという解釈で良いのかな。2年後の話であるならば、矛盾点はないわけだし。
そして、この語り口調からでは断定は出来ないけど、親の許可さえ貰えていれば、菫さんはセーラのように千里山で特待生として迎え入れられるだけの実績を中学時代に残していたのかな?
仮にそうなら、赤土さんに見抜かれた癖をしっかりと修正して逆手に取ることが出来たなら菫さんはやはり相当な実力者なんだろうね。
あと、「弘世菫」を「プロレス見れ」と聴き間違えるのは中々レベルが高いと思う...w「菫」の部分を復唱しないのは、なんでだろうね。この頃の照は過度に親密な間柄の人間を作ろうとせず、下の名前で呼ぶことを拒んでいたとか?意味がないとしたら中々の不思議ちゃん行為..w照かわいい。
菫さんが照に「宮永・・・お前 麻雀できるのか?」と問うと、「小学生の頃から打ってない」と返す照。これだけのブランクがありながら、あれだけの猛威を振るう怪物なのだから「牌に愛された子」は恐ろしいねぇ~。まぁ、すこやんは初めて牌を触った頃と同時期にインターハイ優勝を成し遂げてしまったのだから、なお怪物なのだろうけど。
それにしても、天気の良い日にベンチで読書をしていることといい、小学生の頃から打っていない麻雀で、いきなり全国デビューを果たすところといい、咲さんと照は本当に似ているなぁ。
菫さんに出逢っていなかったら、照が再び麻雀を打ち始めることはもしかしたらなかったかもしれないと思うと、宮永姉妹にとって菫さんは救世主と言っても過言ではない存在になるかもしれない!ありがとう...菫さん。咲さんと照の心からの笑顔が見れる瞬間がやってきたなら、それは菫さんのおかげだと僕は一生感謝し続けるよ!ついでに言うと、白糸台高校の救世主でもあるね。
白糸台高校の監督がついに登場。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/a7/017fc1b29d6c2bcf2b2d3debb385789b.jpg)
レギュラー選出
赤土先生が言っていた白糸台のレギュラー選出方式。部活内で作ったいくつかのチームで対抗戦をし、勝ったチームがそのままレギュラーになるというシステムに疑問を投げかける菫さん。
監督によると、個人で単純に強い選手は他の学校に行ってしまっており、他の強豪校と同じように部内で単純に強い選手を集めたチームを作ったところで、強豪校には及ばない、と。そして、その考えの背中を押すように「個人戦のスコアが強い5人よりも仲の良い5人の方が団体戦で良い成績を残すことがある」というデータがあったそうな。
なるほどね。まぁ、リザベーションや枕神怜ちゃんのような前例を知っていると、一理あるようにも思える。実際に長野県予選決勝大将戦を知っている僕らは、「絆の力」が折れかけていた心を繋ぎ止めるところをみてきたわけだし。
とはいえ、菫さんの言うように明確な合理性がないのも確か。個人的にも「仲の良い5人で」というのはいささか行き過ぎな気がしなくもない。
チーム虎姫も結果、「攻撃特化」がコンセプトになっているけれど、絶対にして圧倒的なエースである宮永照を有するチームであるなら、攻撃型のチームメイトよりも、安定して次にタスキを繋ぐことのできる人材がいた方がバランスは良いと思う。
だが、この白糸台のレギュラー選出方式に賛同を示す照。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/9a/c261c405422c4e37439a40e078960bd4.jpg)
再び動き出す宮永照の麻雀
自分が選んだメンバーでチームの対抗戦を提案する照。部内スコアトップ5を集めたチームと宮永照の招集した5人のチーム。そのどちらが優れているのか――。
この対抗戦には照は出場するのかな...?こう言ってしまってはなんだけど、一応の強豪校とはいえ西東京ベスト4止まりの成績では、チーム力云々の前に、それこそ照の独壇場になるだけのような気もするけれど・・・。
それに、照魔境が使える照はこの手のチーム作りには長けていそうだよね。この時点では、チーム虎姫のメンバーはまだ照と菫さんしか揃っていないから、どんなメンバーになるのかは楽しみだ。
次回は1/20発売号で掲載予定。ここから始まる宮永照の伝説、ちょー楽しみ!
常軌を逸してる
結ぶ位置がやや低いからね。これはいわゆる一本結びというやつだね。
もちろん、これもポニテに負けず劣らず素晴らしい髪型です!
こんな微妙なニュアンスでさも出来なそうな雰囲気を醸し出しておいて、この姉妹インハイ決勝まで行くのがホンマに恐ろしいっすなあ.......www