のまゆ

開店休業

ランタンを見に台湾に行きたいわん2017冬~最終回~

2017年05月21日 21時00分00秒 | 2017年02月台湾ランタン
15_00.jpg
雲林駅から台湾新幹線で北上します。

15_01.jpg
イベント開催中に雲林駅から乗車の場合は、きっぷを持っている人、きっぷを予約している人、きっぷを持っていない人に分けられ、さらに自由席(北上・南下)・指定席に列が分かれるようになっていました。週末は列もできたと思われますが、平日という事もあり列はなくどこの通路からでもご自由にという感じでした。

雲林駅舎の様子
15_02.jpg
15_03.jpg
台湾高鐵の新設駅はどこもおしゃれな感じの駅舎です。

15_05.jpg
15_06.jpg
15_07.jpg
イベント期間という事で22時頃でも人がたくさんいますが、これは非日常の風景である事を忘れてはいけません。日頃は閑散としている時間だと思われます。

15_08.jpg
15_09.jpg
イベント期間中は臨時列車や臨時停車がありますが、通常は1時間に1本程度の列車しかありません。

15_10.jpg
雲林駅からの運賃はこのような感じで、位置的に南部なので台北より高雄の方が近いです。運賃は左から商務(グリーン席)、標準(早売35%OFF、同20%OFF、同10%OFF、通常料金)、自由席となります。自由席より指定席の早売の方が安いので、旅程が決まったらインターネット予約で早売(一般的に1ヶ月前から1週間前まで発売・完売次第終了)を予約するのがお得です。商務座はお好みでどうぞという感じ。台湾新幹線は全線乗車しても東海道新幹線の東京ー名古屋程度ですから、個人的には普通座で充分かなと思いますし、台湾の交通費は安いのでちょっと奮発して商務座もありかなと思っています。
*最近の台湾元のレートは1NT$=3.8円位ですから、4円で計算すると楽ですし、お財布の残高に余裕がでます。

15_12.jpg
15_13.jpg
駅舎内にはコンビニやファーストフード、日本でもおなじみのコーヒーチェーンなどがありますので、時間を潰すのに苦労はしません。

15_14.jpg
高鐵雲林駅から雲林県の市街地である台鐵斗六駅までは高鐵利用者は無料シャトルバスが利用可能です。乗車時にきっぷを見せると乗車票が渡され、下車時にそれを運転手に返却する方式だったと記憶しています。

15_15.jpg
高鐵弁当も販売しています。台鐵弁当よりお値段は少しだけお高めな感じです。

15_16.jpg
少し早いですが改札を通過しコンコースへ。

15_17.jpg
改札からホームへ向かう階段までの通路には自由席客用の待機列が準備されていました(この日は未使用)。休日はココに並んで何本か列車を見送らないと乗車できない可能性があると考えると、あらかじめ指定席は購入しておいた方が無難そうです。

15_18.jpg
ホームへはエレベーター、階段、エスカレーター(写真右後方)が完備され、ホームまでの高さはそれなりにあるものの問題はありません。

15_19.jpg
ホームは他の高鐵途中駅と同様のしつらえで、通過線側には柵があり通過列車を見学する事はできません。ホームのある線路は全列車停車ですのでホームドアなどはありません。

15_20.jpg
1時間10分ほどで高鐵桃園駅に到着。乗ってきた列車は台中以北の最終列車となります。

15_21.jpg
高鐵桃園駅からはU705で桃園空港に移動します。運賃は30NT$。悠遊カード利用時は乗車時と下車時の合計2回タッチしないと次回以降エラーがでて窓口でエラー解除するまでバスに乗れなくなりますのでご注意を。

15_22.jpg
15分ほどで桃園空港第一ターミナルに到着。

15_23.jpg
第一ターミナルフードコートのソファーで仮眠を取り、チェックイン開始時刻の3時40分頃にチェックインカウンターへ。チェックイン業務の委託はエバー航空となります。搭乗券は無地の汎用タイプでした。なお、チェックインが開始されたのは3時50分すぎでした(^_^;)

15_24.jpg
チェックインを早々に完了し、保安検査場&イミグレへ。桃園空港の保安検査場やイミグレは混雑しているイメージしかありませんが、この時間は流石にガラガラでした。問題も無く5分ほどで通過。LCCですと2時間前からチェックイン開始の会社も多いですが、Scootは3時間前からですので、空港野宿的海外旅行者としてはチェックイン~搭乗までに時間的余裕がありありがたいです。

15_26.jpg
15_25.jpg
あとは飛行機の出発を待つだけですが、出発時刻まで2時間30分、搭乗時間を考慮しても2時間ほど余裕があります。とりあえず、大手航空会社のラウンジが並ぶエリアのエクスペリエンスゾーンで30分ほど休憩。この空間も静かで寝るのに最適な感じです。

15_46.jpg
Scootの東京台北線はB6ゲートからの出発が多いようです。B6ゲートは第一ターミナルのイミグレから最短となるゲートの一つで利用者としては嬉しいところ。

まぁ、時間があるので反時計回りで桃園空港一周したんですけどねw 桃園空港は第一、第二ターミナルの2カ所に分かれていますが、エアーサイドは2つのターミナルが通り抜けできる構造になっていますので、何の制限も無く1周することが可能です。

15_27.jpg
15_28.jpg
15_29.jpg
15_30.jpg
15_31.jpg
15_32.jpg
西側の搭乗ゲート通路を歩く図

15_33.jpg
15_35.jpg
第二ターミナルイミグレ付近まで来ました

15_34.jpg
この時間唯一開いていた免税店。お酒と煙草しか売ってなかったけど。

15_36.jpg
この付近の上階は航空会社のラウンジがあります

15_37.jpg
キティー

15_38.jpg
15_39.jpg

15_40.jpg
キティー

15_41.jpg
キティー

15_42.jpg
15_43.jpg
15_44.jpg
15_45.jpg

15_46.jpg
のんびり歩いて1時間もかからず朝のお散歩終了。お店が開いている時間ならウィンドウショッピング感覚でブラブラするのも悪くないかも。

15_47.jpg
B6ゲート待合室へは階段かエレベータで向かいます。桃園空港のゲートは通路から1階下がった場所に待合室とゲートがある構造です。

15_48.jpg
LCC旅なので水筒やペットボトルに給水するのも良いかもしれませんね。自分ですか?V-Air搭乗の時に周りの人が水を給水しているのを見てからは、空のペットボトルは捨てずに保安検査場を通過し給水、機内で飲まなかった水は到着空港でポイするのが習慣にw 台湾くらいの近距離路線なら機内食やサービスは必須では無いですが、機内環境を考えるといざという時の水分は手元に置いて起きたい人ですので、LCC搭乗時はこの方式が楽でいいです。なお、機内販売以外の飲食禁止というLCCも多いので持ち込む際はコソコソと(^_^;) まぁ、体調不良時に水を飲むくらいなら文句を言うLCCも無いと思います。

15_49.jpg
15_50.jpg
15_51.jpg
機内は3-3-3の横9列の普通の座席が並んでいます。Scootは前方のScootBiz(プレミアムエコノミー相当・軽食や一部付帯サービスが無料)や前方の枕が付いて足下が広めの普通席なども選べますのでご予算や旅のスタイルに応じて座席を選ぶのも良いと思います。まぁ、あれこれオプションをつけるなら最初からScootBiz(+約7,000円~)にしてしまった方がコスパどころか実際の費用も安く抑えられたりするので予約時によく確認すると良いと思います。

15_52.jpg
成田空港に到着。出発時同様サテライトの一番端っこのゲートでした(>_<)

15_53.jpg
サテライトから歩きます

15_54.jpg
JALさんは運賃が高いだけあっていい場所から出発ですねw (行き先によってはJALでもサテライトの端っこからですけど)

15_55.jpg
イミグレ(混雑していたので待ち人数0人だった自動化ゲートを通過)、税関を抜けて自由な人となったのは到着から40分後の事でした・・・なんか、桃園で入国したときより時間かかったんですけど(>_<)


今回はScoot利用とランタンフェスティバルを見学するのが目的の旅行でした。

Scootは一般的なLCCより少しお高めな運賃設定ですが、機材はB787ですし、シートもLCCで一般的な革では無いので個人的には良いと思いました。予算に応じてBizを選択すればそれなりのサービスを受けることもできますし、桃園空港発の時間に問題が無ければ利用価値のあるLCCだと思います。しかし、桃園空港朝6時台に出発は日本人にとっては使いづらい時間と言わざるをえません。夜便(成田に21時~22時頃着)や深夜便(台湾を深夜に出て日本には6時頃到着)もあれば利用しやすそうですが、客層を見ると台湾人が8割以上という雰囲気でしたので、この時間出発も仕方が無いのかなと思います。

ランタンはどちらもとても綺麗でした。
元宵節に行われる平渓のランタンあげは台北からも近くこの時期に台湾旅行するなら是非行程に組み入れたいイベントだと思います。2018年の元宵節は3月2日(金)ですので、予定通りなら金曜夜開催となり、日本からも比較的見に行きやすいのではないでしょうか。午前中に台湾に着く飛行機であれば、当日でもランタンあげ見学は可能ですが、参加したいなら前日台湾入りは必須ですのでご注意ください。深夜便や早朝便をうまく利用できれば当日でもギリギリで大丈夫かもしれません・・・

今年雲林で開催されたランタンフェスティバルは、2018年嘉義県、2019年屏東県と共に台湾南部で開催予定ですので、台北からですとわざわざ行くのはちょっとという感じがします。逆に高雄や台南ベースなら寄ってみるのもアリだと思います。ランタンフェスティバルは会期が1週間から10日ほどありますので、休日を外せば比較的ゆっくりと見学できるのも良いですね。

おしまい


コメントを投稿