2006年9月18日(月)
朝からすごい雨で気が滅入る中、オイル交換すべくディーラーに向かうが、すり抜けも出来ない大渋滞で気持ちが萎えていく…。 でも、お店の人&お客さん達がとても良い人達ですっかり立ち直り、気分よく再発進する。
高速に乗るのもためらわれる道中で2車線の国道の歩道側が不思議と渋滞している。 なんと吉野家の牛丼復活渋滞ではないか! ためらわずにバイクを停めて列に並ぶ! こんなところで久しぶりに再会できた嬉しさに、牛丼大盛りの後に普通盛りをお代わりして(プレミアモノの?)牛丼手ぬぐいを2枚ゲットした。

この日は盛岡泊まりだが、雨中走行に疲れて白竜もぴょんぴょん舎も食道園に行く気力はなく、二日連続のコンビニ弁当で済ませ、早々にダウン。
9月19日(火)
一応は早起きをして本州最東端を目指して宮古へ向かう。 案内所で聞くとトドヶ崎というところまではバイクで行けるところから1時間は歩くそうなので、あっさりと諦めて朝ご飯にする。 宮古の市場食堂で「サンマ刺し定食」です。

北海道に渡るのに青森発にするか八戸発にするか迷いつつ三陸海岸沿いに北上するが、予定外の行動を続けているため手元で使える地図は日本全図のみ。 まあ、その地図もろくに見ないで松江からここまで来られたのだからなかなか偉いと思う。 三陸沿いは海が見えるスポットはあまり多くないのだが、とりあえず北山崎です。

結局は八戸発のフェリーに乗ることにしたが、乗船まで時間があるので久々に漫画喫茶でカフェ難民となる。 久しぶりの「恰幅…」とか「ほにゃらら…」とかが嬉しかった。
9月20日(水)
早朝に苫小牧に上陸。 九州旅行のはずがとうとう北海道まで来てしまったと思いつつ、とりあえずオホーツクを目指し東へ進む。 ということで、全然美味しそうに見えないのですが、本当はすごく美味しい、道の駅しらぬか・恋問・むーんらいとの「この豚丼」です。

釧路の町には寄らずこの日は阿寒のGYH泊まり。
9月21日(木)
大好きな美幌峠を越えて網走を抜け、オホーツクへにワンタッチして内陸へ向かう。 大回りになるが、お昼は「自称・日本一のラーメンの町」上川町の愛山渓ドライブインで「舞茸ラーメン」。 水がとても美味しいこともあるのですが、かなりお気に入りです(3回目)。 他にも美味しいラーメン屋さんがあるようなのだが、国道沿いで便利だし、ついついここに入ってしまうのだ。
三国峠を越えて糠平湖に抜ける。 ここのYHは温泉付きなのだが、共通温泉券というシステムがあって他の旅館やホテルの温泉に遊びにいけるのだ。 夜は夜で幌加温泉に連れていってもらうが、ここは結構秘湯ですね…混浴だし。
9月22日(金)

新得~富良野~滝川と抜けて「むつみ屋月形総本店」でついつい「ジンギスカンラーメン」を食べてしまう。 この日は札幌泊まりで、いやはや、夜は夜で師匠筋のお方と札幌のアサヒビール園でジンギスカンでした。
9月23日(土)
この日も一日札幌の師匠筋の方の家で過ごし、夕方に北区・篠路の「てんば屋」でカレーつけ麺をいただく。 明日からは横浜に向かうので荷物の整理をしていたら町に出る元気もなく最後の長旅に備える。
9月24日(日)
札幌を後にして、一路函館に向かう。 支笏湖&洞爺湖経由で順調に進み、長万部の先の回転寿司でアヒルご飯。 すこしヤバイ気配の国道沿いの店だったが、予想外に美味しくて元気になる。 その後もひたすら走り函館市街(の適当な店)で最後に塩ラーメンを食べてから、青函フェリーに乗船。 フェリーから夕陽など眺めていると、旅も終わりという感じがひしひしですね。

日曜の夜というので不安だったが、駅前の「おさない」が結構ヒット。 ほたて貝焼き、ほや、けの汁などなど旅の最後の夜も結構楽しめました。
9月25日(月)
早起きして東北自動車道をひたすら横浜へ向かうが…、寒い! 1ヶ月前に横浜を出た時はしっかりと夏だったし、ましてや南向きだったからろくな装備を持ってきていないので、結構震えて久しぶりの缶コーヒー懐炉とかやってしまいました。
東北自動車道をきっかり×時間で走りきり、料金所のヲジさんに怪訝な顔をされたが、まあご愛敬。 午後早々に横浜に到着。 4週間の長旅も無事に終了し、浪人生活の〆の良い思い出となりました。 行きは四国までフェリーだし、関西・甲信越エリアはスルーの30都道府県通過なので、日本一周というと怒る人もいるかもしれないけれど、満足満足。
妻を始めとして応援してくれた(?)皆様に改めて感謝しつつ「なんちゃって日本一周」編を終わります。
(番外編へ続く…)