長きに渡る東北&北海道=なつたび_2012のレポも、どうにかラス前まで辿り着きました(汗)
さてさて、ステアリングを切ってベム坊が向かうのはえりも岬です(笑) 天気もよいのでオプションから黄金道路=国道336号線を選んだのですが、海岸沿いに出ると霧が漂っています。

えりも岬は2桁近い回数で訪れているので、岬そのものは無視して国道をそのまま走ることにします。 この国道は交通量も少ないし、なかなか楽しく走れますし、途中から岬もうっすらと望めます。

意外や牧場とかもあります。 このショートカットも2~3回は通ったことはあるのですが、細かいところはあまり憶えていないものですねぇ…

再び海岸に出まして、オヒルゴハンをいただくべく幌別辺りで天馬街道へと逆送(?)して店を探したのですが、お目当ての店は閉店してしまった様子です。 仕方がないので…というわけではありませんがセカンドオプションの浦河の長寿庵を訪問です。


今回はそれほど「濃いモノ」を連発で食べているわけではないのですが、さすがに旅の疲れもありアッサリいくことにしまして、シンプルにもりそば(大)といたします。 でも、後から来たヲヤジが「大もり2枚!」と爽やかに注文したのには驚きました(笑) ちなみに蕎麦は更科と田舎のいずれかを選べるので、各1というのもアリと思うワシでした。 あっ、ヲヤジは常連らしく何も聞かれませんでしたが、田舎が出されておりました。

さて、牧場の多い日高エリアは海岸線よりも内陸に入った道を北上していくのがワシの定番です。

晴れたり、曇ったり、霧が出たりと忙しいのですが、まあ淡々と進みます。

再び海沿いに出ると、結構な霧が出ていましたが走るのに支障がでるほどでもなく予定通り=たっぷりとマージンをもって、鵜川のむかわ温泉四季の湯で時間調整を兼ねた大休止といたします。


道の駅とホテルと温泉が一緒になったような施設ですが、苫小牧からは近いしノンビリできるので夜発のフェリーに乗る時は時間調整のために立ち寄るポイントとしています。 風呂には何時間も入っていられませんが、湯上がりにゴロゴロできるスペースが広くて何時間でも快適にすごせるので、雨の時などは本当に力強い味方になってくれます。


ほどよい時間を見計らって再び出発して、目指すのは定番のカレーラーメンです。 炙りホッキ飯とか、海鮮丼とかモロモロの候補はあるのですが、この手の食べ物はふと思いついてしまうと呪縛がかかってしまいますから…

こちらはワシのお気に入りで、メニューもカレーラーメンの大盛りに半ライスというのが定番で、いつも通り美味しくいただき、最後は雑炊っぽく〆ます。


最近はカレーラーメンと言えば室蘭の方が有名ですので、次回は同じ大王でも室蘭の方に行ってみたいなぁ…などと思いつつ、フェリー乗り場へと向かいます。 タッチの差で第一ロットの乗船に間に合わず結構待たされましたが、まあヨシとしましょう。


今回は二等船室ですが、一人一人の間に簡単な間仕切りもありますし結構空いていたので楽に過ごせました。

さすがに風呂には入りませんでしたが、缶チューハイなど飲みながら読み切れなかった文庫本を読んでいる内に、いつのまにやら出航した船は北海道を後にして八戸へと向かいます。
(続く…)