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自走式移動胃袋 ~ The nomadic stomach ~

ご報告(その2)

いやはやご報告(その1)の続きといいましても、なんとも前回が単なる個別事情の経緯報告になってしまいましたので、少しは役立つ情報提供をしたいと思います。 勿論、ワシは医療関係者というヤツではありませんので、いわゆる素人判断している内容なので患者目線でみるとコンナ感じ… という前提でお読みください。
 注: 書き上げてから読み返してみましたが、やはりたいして皆様のお役に立ちそうにありませんねぇ…

【予兆】
トーゼンに新型コロナに感染したことが無いという方がほとんどでしょうし、初期は風邪の諸症状に似ているので「風邪でしょ? でも、もしかして?」の段階で見切るのは極めて難しいと思われます。 思い当たるコト(集団会食など)があれば別ですが、「対新型感染症ということで十分に気を付けた生活をしているのだから、季節の変わり目で体調が少し悪いだけだよね…」という心理になるとは想定外でありました。 おかしいと思ったら ”新型感染症の確率が極めて高いという前提で行動する!" が大原則です。 何故なら、「当たった時の周囲への迷惑度が極めて高い」からなのです。

【初期対応】
おそらく現在は過渡期というコトもあるのでしょうが、これまでも自治体ごとに対応も違うようですから、先ずは居住自治体のHPで最新情報を入手することが重要です。 といっても、既に熱が出ているような状況で、必ずしも親切と言えない説明文からセーカクな判断をするのは難しいトコロもあるので、可能であれば近親者に調べてもるコトを進めます。 気を付けないといけないのは、同じエリアでもタイミングや相談した先によって指示が分かれることがあるので、怒らず焦らずゴールへ向かう気持ちを持ちましょう。

ちなみに、ゴールはヒトによっても違うのでしょうが、ワシの場合は「第三者式にも陽性認定状況される ⇒ 自宅療養前提で適切な処方箋に基づき薬を入手する ⇒ いざという時の連絡先を確保する」になります。

【陽性確認】
現在は、① 医療機関による検査、② 医療用抗原検査キットによる自主検査 のいずれかで判定するとされています。 最近は、医療機関でもPCRより先ず抗原検査を行っているようで、症状が出ていても陰性となった場合は、間を開けて再検査をすることが多いようです。

自宅には研究用の抗原検査キットしかなかったので、並行して医療用キットも調達しましたが、かかりつけ医(診察券を持っているか否かが基準らしい)が発熱外来をやっていたのでスンナリと受診(初診料込み・有料)できました。 状況というか、医療機関によってはスムーズにいかないこともあるようですが、日ごろより医療関係者と仲良くしておくのがヨイかと思います。

【調剤】
かかりつけ医からの遠隔連絡(ファクスらしい)で、店舗前で簡単な説明と合わせてワンセット(無料)いただきましたが、ご承知のように治療薬ではなく、いわゆる対症療法薬というヤツのようです。

=薬の種類=
トラネキサム酸:止血剤・抗炎症剤として出血の予防・治療に用いられる。
カルボシステイン:喀痰の粘稠度を下げて痰の排出を容易にする。
メジコン:咳を鎮める。
カロナール:解熱(げねつ)作用と鎮痛(ちんつう)作用をあわせもつ。

ワシの症状としては、発熱、喉の痛み、咳と喀痰で、吐き気や極端なだるさはないのでジャストフィットのようでした。

【症状】
0 ~ 1日目: 38.3 ~ 38.9度で推移し、ピークで一瞬 40.0度を計測したので焦りました。 喉に微妙なひっかかりはあるが、咳も痰、嗅覚、味覚の異常もほぼなし。 オキシパルスメーターの数値は97%を表示。

2日目:就寝前に38.7度だったのが、夜中に着替えを4回するほどの発汗があり、寝ているのか起きているのか分からない状況で一夜を明かす。 起きた時は37.7度にまで下がり、その後も37度台半ばで推移。 喉の違和感が強くなり、軽い痛みも感じるようになり咳も時々出るようになるが、嗅覚や味覚の異常は無く、以降も同様。 オキシパルスメーターの数値は97~98%を表示。 

3日目:起床時は37度ジャストで、オキシパルスメーターの数値は98%で安定。 喉の痛みや咳はきつくなり、咳起因の胸の痛みでも出てきているが、熱は安定しており夕方は久々の36度台=36.8度まで下がり、就寝前は36.5度とほぼ平熱並み。 眠りは浅く、昼間も寝付けないままに一日中ゴロゴロしているが、強くはないが高熱からくる筋肉痛やだるさが出ている。

4日目:体温は36.6度でスタートし、オキシパルスメーターの数値も98~99%で、いずれも安定して推移。 咳と痰は続き、咳起因の胸の痛みも若干あるものの苦しさはなく、食事もほぼ平常食に戻している。

5日目:ほぼ平熱。 咳と痰は、咳起因の胸の痛みは軽くなるも継続しているが、それ以外はほぼ復調。 ストレッチや軽い運動ができるくらいには回復したので、家の中の整理を少々行う。

6日目:咳と痰は、咳起因の胸の痛みは継続しているが、それ以外はほぼ復調。 4日目からは「薄紙をはぐよう」に回復している。

【用意しておくとよいもの】
* 我家はマニアックに、オキシパルスメーター、非接触型や抗原検査キットを用意してあったので、一応は安心でした。
* 備蓄の抗原検査キットは「研究用」というヤツで、緊急避難的に使用が認められていたのですが、現在は「医療用」のシバリが入ったので追加調達しています。
* アルコールスプレーや次亜塩素酸の類、抗菌、抗ウイルス性のある消臭スプレーがあると便利。 同様に除菌シートや使い捨て手袋もあると便利。
* 食事はある程度の備蓄があれば大丈夫ですが、症状によっては喉を通らなくなることもあるので、パウチ入りアイス(クーリッシュ)など喉越しの良いモノがあるとよい。
* ポカリやアクエリアスはマストアイテムです。

ワシのケースはおそらくは「軽症」に区分されるのではないかと思いますが、感覚式というか体感的な症状はインフルエンザA型とほぼ同じように受け取りました。 人によっては、「喉が焼けるように痛い」「倦怠感がひどい」「吐き気がする」「嗅覚、味覚に異常を感じる」などの季節性インフルエンザにないような症状を訴えることがあるようなのですが、幸いにしてそのような状況にはならずに済んでいます。

しかし、拙ブログにしては文字ばかりで殺風景ですよねぇ…


ということで、4日目のヒルゴハンに差し入れてもらったまい泉のロースかつ丼でございます。 ふむ、美味しかったのですが、撮る側に気合が入っていないので「映え」はイマイチですね (笑)

今回もコメント欄は閉じさせていただきますが、(意識的に登場させなかった我妻をはじめとする)皆々様からは応援エール等々の有形無形の優しいご支援を頂戴したと存じます。 あらためまして、心より御礼申し上げます。

ありがとうございました (謝)

ということで、完全復活宣言は控えますが、拙ブログにつきましては明日から通常営業に戻そうと思っております。 


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