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自走式移動胃袋 ~ The nomadic stomach ~

ご報告(その1)

突発式休止宣言なんてのをいたしましたのは、聡明なる読者のミナサマにおかれましては感じ取られたとは思いますが、いわゆる流行病の影響であります。

発症(発熱)から100時間(4日間)以上遡っても、通勤時を含め、個人を特定できないヒトと感染警戒距離での10分以上連続する接触はありませんでしたし、感染警戒距離を問わず個人が特定できる人には陽性者はヒトリもいなかったので感染経路には全く心当たりがありません。 発症(発熱)は深夜だったのですが、それまでの自覚症状も「喉に軽いいがらっぽさがあり、『コホンコホン』という咳が一度だけ出た」という状態であり、3度の関所式検温も通り抜けてきたので「えっ?!」という感じでした。

さて、今朝から熱も36度台半ばで推移、いわゆる平熱に戻り、喉も痰のカラミが少しだけ残るものの痛みというものはありません。

ということで、自身の記録ということもありますが、我国においては既に人口の2割近いヒトビトが罹患し、減速はしても感染がゼロになることは当分は望めまないコトも鑑み、拙ブログの読者のミナサマへは多少の参考になるかと考え、経緯等々のワシのケーケン談を載せたいと思います。 アップするか迷いましたのは、見識の違い等々にはかなりの個人差があり、ワシの対応や書き方等々に対して不快感を持たれる方が皆無ではないと推定されるためであります。 そのため、本記事の一部はボカシやフィクションを入れておりますこと、ご承知置きください。 尚、クレームや質問は受付けいたしませんし、お見舞いや励ましの言葉も辞退させていただくべく、本記事でのコメント欄は閉じておきます。

ということで、発症前後の話に戻りますが、彼の地のお宿は無駄にダブルベッド仕様になっておりました。 実は、これが大きな助けになろうとは、チェックインした時点では気づきませんでした。


さて、例の如く4時半集合というコトで9時過ぎにはベッドに入ったのですが、深く息をついた時に喉の違和感が再び気になったもののスッと眠りに落ちます。 でもって、その数時間後… 寝汗ビッショリで目が覚めます。 パジャマは濡れていますが、時間が経っていないようなのでシーツは湿っている程度だったのと喉の嫌な感じが強くなっているわけではないので、ザっとシャワーを浴び直して(いないはずの同伴者用の)新しいパジャマに着替え、ダブルベッドの湿っていない側に潜り込みます… が、徐々に熱が上がる感じがしますし、平行して「疑惑」のレベルも上がっていますので眠れません。

その後についての脳内シミュレーションが概ね完了したのが午前3時、持参の体温計で熱を測ると38度7分… 事実上のアウト判断をします。 脳内シミュレーションの結果に基づき、今後の段取り等々を脳内で組み上げると、部屋や備品等々の整理をするなどしながら午前4時になるのを待って持参の抗原検査キットを使いますが、結果は「陰性」が出ます。 抗原検査はウイルス量が体内で一定量に達しないと有効判定度は低いので、ギリギリまで引っ張ってみたので、一応は「グレー」と受け止めておきます。 といっても、感覚式には「クロ」なので、ナカマに電話をして諸事情を説明の上、今後の対応を指示いたします。 まあ、コノ手の対応は慣れているというか本業に近いトコロなので、体調が悪かろうがほぼ自動式に動いていく中、リスクとコスト、メリット&デメリット、事後評価と世間からのタタキ等々を考慮しての選択を重ねます。 コノ手の話に絶対式正解はないので躊躇いなく行動する/ させることがポイントです。


「移動できるうちに、よりリスクの少ない環境に移る」という判断をしたので、かような状況での長距離移動についての是非は論じられるかとも思いますが、トーゼンに安全=リスクの極小化のためにソレナリの費用を投じていますし、「陽性者との接触履歴なし」「研究用キットでも抗原検査は『陰性』です。」を印籠(某地方自治体の判定アプリの基準らしい)にしています。 細かいトコロでは、不織布マスクの2枚重ねやヒトとの距離の確保等々にも気を配りますが、外部に対するリスク判断は「誰に対して」ではなく「発生量」に重きを置いて設定しています。

移動の途中で2回ほど検温しても38度台の半ばが続いていましたが、無事に我家に到着し、かかりつけ医の先生が発熱外来をやっているので予約を入れた時間までヒトヤスミします。 食欲ゼロだしなぁ…などと呟きつつ熱を測りますと… 久々の40.0度にクラっときます。

気をとりなおして、徒歩圏内にあるかかりつけ医に向かいまして、発熱外来の診療場所であるオープンスペース=道端(病院敷地内)で、西日を浴びながら問診をしていただきます。
 …
「熱はいつからですか?」
「未明から38度台、ピークは先ほど40度ちょうどです。」
「抗原検査は『陰性』だったのですよね?」
「はい。 今朝の時点で研究用キットを使った検査では『陰性』でした。」
「でも、もう一度検査をしましょう。」
「あの、インフルエンザとかの可能性はないですか? 症状がまるで一緒のように思えるのですが…」
「コノアタリでは今のところ出ていないですよ。」
 … 10分後 …
「検査結果は『陽性』ですが、自宅療養できますか?」
「その準備は出来ています。」
「それでは、ヲトナリの薬局に伝えておくので、当院での清算後、薬をもらって帰ってください。」
 …
と、まあコンナ感じで「クロ」判定を受けまして、自宅養生活をスタートさせたワケであります。

と、ココまで書いてザっと読み返してみましたが、読者のミナサマへの付加価値=お役立ち情報はゼロに等しいですねぇ… でも、流石に疲れましたので、前編として筆を置くことにして、次回予定の後編では少しは役に立つ情報をお届けしたいと思います。

(続く…)

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