
かの今柊二サンの著書にも度々取り上げられた相州そばですが、ふた昔ばかり前の評判は
① 周囲に威圧感を与えるほどの削り節の匂い(香りではなく!)
② 関西人が目を背けるほどの真っ黒なかけ汁
③ 宵越しの胸焼け当たり前のキツイ揚げ物
の三拍子(爆)が揃っているというものでした。
ワシはたっぷり10年はご無沙汰なので、現在の姿はいかに?と気になってはいましたが、そうは言ってもわざわざ食べに行くほどの好奇心もありません。
ところが、この日は天王町に用事があり昼飯の選択肢のひとつにこちらが挙がってしまいました。
結構ギリギリの時間での移動だったのでこれは立ちソバと決めつつも、微妙に行くべき店の選択で揺らぎます(一食くらい抜いてもよいんですがね…笑)
横浜駅で発車時刻の表示とリニューアルなった星のうどんを見比べながら相鉄に駆け込みます。
ということで、相州そばで天玉そば=正確にはゴボウ天そばの大盛りに玉子ね♪=をいただきます。

評価はひと昔前の基準なら「普通に美味しい」にまで進化してました。
ソバは茹で置き、汁は安めの削り節を大量投入して匂いをアピール、天ぷらは当然ながら揚げ置きというスタンダードな構成です。
これ以上のコメントはしづらいのですが、恐れていた胸やけもなく1日の後半を過ごせました(笑)