我妻も復活し、朝からキリキリと活動開始をします。
宿には簡単な朝食も付いていたのでこれをいただきながら、ルーティングを我妻に説明します。
今回は八十八ヵ所を何回かに分けて回る巡礼の2回目で室戸まで回ってしまおうと思っていたのですが、徳島(阿波の国)を全部回れそうにありません。
それでもなんとか次回へうまくつなげられるルート設定ができそうです。
マニア向けに説明すると、
* 22番サンから逆打ちして19番サンまで
* そこから13番サンに行き順打ちで18番サンまで
というルートで、次回は徳島から入り23番サン(薬王寺)を巡ってから高知(土佐の国)入りにするというものですが、当然ながら我妻は
「夫がそういうならそうでしょう♪」
という表情です。
元気に、一緒に旅をできればそれでよいのです。
さてさて、曇りがちの天気も今回は我々の味方で、体力をロスすることもなく打ち進みます。

21番サンはロープウェーで登るのですが、我妻もすっかり回復して楽しくシッカリとお参りができています。
ロープウェーを降りた後も結構な石段が続くのですが、我妻はへっちゃら顔でスタスタと登っていきます(驚)

徳島エリアといっても四国ということで昼ゴハンはうどんにしたのですが、なにげに入った店のオペレーションが悪いので味以上にがっかりです。
一応、ご紹介しておくと、ワシはちくわ天うどん(大盛り)に肉玉丼、我妻はちくわ天うどん(普通)に鰺鮨です。


さてさて、その後も順調に進んでいたハズですが、ふいに睡魔に襲われて二人して30分ほど爆睡してしまいました。
これはこれで仕方がないなぁと無理をしなかったところ、予定よりひとつ手前の17番サンで17時を迎えてしまいました(納経できるのは原則として朝7時から夕方5時までなのデス)。
それでも未練がましく18番サンの駐車場に行ってみるとワシらより遅れてきた若者二人が納経所に向かって走っていくではありませんか!
小心者のワシは”ピ~ンポ~ン”なんてできませんが、若者二人の後に続いて厚かましくも「ワシもよろしいでしょうか?」くらいは言えます。
ということで、ちょっとズルですが、先に納経させていただいて(朱印をいただいて)からゆっくりとお参りします。
最後はかなりバタバタしましたが、なんのかんので予定通りにお参りを終えることができて、次に無理なくつながりそうなのでほっとしました。
さてお宿は再び道しるべなのですが、当初予定だと室戸を回って、高知経由で帰りの時間が読めなかったので夕食はご用意願わなかったので、徳島市内で食事をとってから戻ることにします。
なんとなく「寿司が食べたいね」とか「回ってるヤツでもいいね」とかで適当に入った店が微妙です。
ネタは悪くはないのですが、中途半端に創作料理系に走っているくせにオペレーションがマズイのであまり快適に過ごせません。









適当に切り上げて、第二候補に挙げていたラーメン屋麺王にむかいます。

徳島にあるまじきすごい行列ですが、すでにお腹はまあまあ満ち足りているのでちょこっと並んでみることにして、地味にスタンダードなラーメンに押さえておきます。

スープやトッピングは徳島ラーメン系なのですが、何故か麺は博多系ストレートです、バリカタとか替え玉の表示もされています。
スープお味はよくできているのですが、麺とのバランスが今ひとつかなぁ~
食べ終わって外に出ると、いつの間にか行列がグ~ンとのびています。


お宿に帰り一風呂浴びて、宿主さんと5月末に予定している東北ツアーの話を少しだけして早めに休みまして、いよいよ明日は旅の最終日です。
(続く…)