ここのところ中央市場に行く回数はめっきり減っておりますが、ワシの好みがシフトしたのか、お店の雰囲気が変わったからなのか、最近は食堂浜膳とかもみじやとかがお気に入りで、タマに伊豆屋とかに行ったりします。
で話を本題に戻して、この前購入した神奈川庶民食堂という本に、横浜中央市場ですが、馴染みのない竹家食堂という店が紹介されておりました。
その後、業界の某御大の日記にも記事がアップされて「う~ん、行きたいなぁ~」ということで、土曜日の朝に遠征することにしました。 我妻を誘いましたが、秋○屋で懲りているのか、家で掃除・洗濯の方がよいということで単独行…
浜膳のあるスロープとは反対側のスロープ下ということで、市場の中を結構歩いてようやく辿り着きますが、部外者のワシは市場で働く皆様の邪魔にならないように十分に注意します。 トラックとかフォークリフトだのがガンガン走り回っているので、自然とビクビク歩くことになりますけどね(笑)


到着すると、ヲヤジさん(だと思う)が明るく
「いらっしゃい! お茶と冷たいのとドッチにしましょう?」
と聞いてくれます。
横浜ベイスターズ応援部隊らしく、店内はそれっぽい写真やグッズで飾られています。

席に座って一応はメニューを見回すと、ナカナカ魅力的なモノがあるのですが、初志貫徹(?)でねぎとろ番長(大盛り)を頼みます。 ふぅ~む、土曜限定のパワフル丼とか、(海鮮)おまかせ丼とか、各種刺身/フライ系定食も充実しています。
待つことしばしで、ねぎとろ丼一式が到着しますが、番長というネーミング通りの山盛りです。

再びヲヤジさんが
「味はついてるから味見して、それから醤油とかかけてね。」
との暖かい注釈がつきます。

かようなルックスを見て、我妻は
「あ~、行かなくてよかった!」
などと曰いますが、まあヒトソレゾレということで…
ちなみに、我が友人達はこれを「美しい盛り」と呼ぶはずデス(爆)
ねぎとろ部分は、ごま油(ラー油?)がうっすらと混ざりほどよいバランスで軽く味付けされていますが、途中からワサビ醤油をかけたり味変して楽しみながらワシワシといただきます。 オロシとか卵焼きや漬け物もよい出来で箸休めによいのですが、かき揚げが完全にオーバースペックです。 揚げたても香ばしく単品でも十分に楽しめるかき揚げなので、白飯(これも炊きたてっぽくて美味しい!1合半くらい?)を追加しようかとも思ったのですが、朝ゴハンなので断念。 ねぎとろ部分を早めに消化してトッピング、かき揚げ丼に変身させます。


食べ終わってお金を払う時もヲヤジさん(だと思う)とヲカミさん(だと思う)が
「遠いところありがとう、また来てねぇ♪」
と送り出してくれました。 明らかに市場関係者ではないのは分かるのでしょうが「遠いところ」というのは入り口から「遠い」という意味なのかなぁ…などと思いつつ、再び市場の中を注意深く出口に向かったのデシタ。
コチラはちょっと行きづらいというハンディはあるもののかなり惹かれます(← 我妻をどう説得するかが課題デス)。
お店の方が「陸の孤島」というくらいですから、辿り着くためのハードルが低くはないのですが、道案内は竹家食堂のとびさんのブログを参考にして是非トライしてみてくださいませ♪