ということで久々に行ってまいりました新横浜ラーメン博物館のレポでございます。

まあ、ご承知のように日本初(?)のフードアミューズメントパークとして1994年にオープンしたラー博には定期的には行っているのですが、ここのところご無沙汰しておりました。 フツーに考えれば意味のない昭和の香り漂う町並みのデザインも、15年も経てばそれなりの意味を持つのでしょう(一応、チキンラーメンが発売された1958年に敬意を表してのことらしいデス)。

さて、今日のテーマはこの2軒デス♪


まず最初に訪問したのは、埼玉は川越に本拠を置くつけめん頑者で、我妻の希望によるカルボナーラあえつけ麺をいただくためです。 ちなみに、つけ麺業界を10年に渡りリードし続け「極太麺×濃厚つけダレ×魚粉」というスタイル=六厘舎とか仁鍛とかモロモロ=を定着させた超人気店とのことですが、残念ながらワシは行ったことがありません。
従いまして、ワシは普通のつけ麺(大盛り)を頼みます。

20分ほど並んで入店し、店内で10分ばかり待って登場のつけ麺は色白ストレート系の太めのお嬢さんという感じです。

つけ汁もドロッという感じではなく、ちょい味見したトコロでは濃厚だけどさらりとしているといったトコロでしょうか?

末ほどもなく「茹で上がりは同じですがセッティング(お化粧)に時間がかかりました」という感じでカルボがやってきます。

まずは麺側の丼の中身をグリグリと混ぜてそのまま食するそうです。 それが「あえ」で、それを味わった後で「つけ」でいただくのがスタイルだそうです。


ふむふむ、カルボといへばカルボといひへるが…ついドルソリーナを思い出したのは何故でしょう(笑)
スタンダードのつけ麺もレベルもそれなりのレベルというか、最近のつけ麺店に比べると見劣りこそはしませんが突出した感じはありません。 美味しいのは美味しいのですが、期待値が高かったので少しばかり残念です。 最後にスープ割にしてもらいますが、ほぼ同じつけ汁のベースでもカルボの方が味に深みが出ているような気がします。
続いて行ったのが久留米の大砲ラーメンですが、久留米ラーメンというのは全てのとんこつラーメンの元祖ともいわれて、ラード濃度、獣骨濃度がかなり濃いものです。
ほぼ待ち時間なく入店したのですが、豚骨の匂いがかなり強烈で、チラッと我妻の顔を見てしまうほどです。
ワシの昔ワンタンメン(こってり)と我妻のミニ昔ラーメンが同時にやってきますが、かなりの獣臭です。

恥ずかしながらワシは久留米ラーメンというのを(現地で)食べたことがなかったのですが、例えて言うと「長浜ラーメンと熊本ラーメンを足して2で割らないで半分に煮詰めた」という感じかな(爆) けっこう脂こってりなので、一般人の方は味変をかけないとちょっとツライかと思います。

そのためでしょうか、結構トッピング用に香辛料も揃っています。 我妻もニンニクを大量投入して味変しているので、ワシも遠慮なくニンニク類を加えます。

それでも量のせいか、味のせいかで我妻が早めにギブアップしたのでそれも片づけて本日の終了といたします。
腹ごなしも兼ねて館内を散歩しまして駄菓子屋なども冷やかしたりします。 しかし、駄菓子屋のオネイサンがホッペタを真っ赤に塗っていたのには笑ってしまいました。

と、まあこんな感じで久々のラー博を楽しんできましたが、我妻は「まぜつけ」がお気に召したようでシーズンモノのバター明太子が出たら再訪することにいたしましょう。