1. 多重化された一部の制御ファイルのリカバリ
多重化された制御ファイルの一部に障害があると、データベースのmountが行えない。
正常な制御ファイルをコピーすることで、回復可能。
2. 多重化された一部のREDOログメンバーのリカバリ
多重化された一部のREDOログメンバーに障害があっても、データベースのオープンも可能であるし、運用上の支障はない。
正常なREDOログメンバーのコピーもしくは、REDOログメンバーの削除、追加で回復可能。
以下のSQL文で、statusがINVALIDと表示されている場合、そのREDOログメンバーがアクセス不能になっている可能性がある。
SELECT group#, status, member FROM v$logfile
ORDER BY group#;
3. 一時表領域のリカバリ
データベースのオープンがおこなえる(アラートログに警告が記録される。)が、ディスクソートなど一時ファイルを使用する必要がある処理のときにエラーになる。
一時ファイルのみの削除、追加もしくは一時表領域の再作成により、回復可能。
4. 索引表領域のリカバリ
索引表領域に障害があってもデータベースは停止しない。
データベースの起動時にはオープンできない。
データファイルをオフラインにすることでオープンできる。(ただしNOARCHIVELOGモードでは削除前提のオフラインにする必要がある。)
索引表領域のリカバリはバックアップファイルからのリストアもしくは、索引表領域の再作成で行う。
NOARCHIVELOGモードでは再作成を行うべきであるが、ARCHIVELOGモードでは、リストアか再作成のどちらが良いか検討する必要がある。
再作成を行う場合は、Data Pumpにて索引定義を抽出するか、独自にSQLスクリプトを保存しておいてそれを利用する。再作成を高速化するのであれば、PARALLEL句もしくはNOLOGGING句を検討する。
5. 読み取り専用表領域のリカバリ
バックアップ時と状態が変更されていない場合は、バックアップファイルをリストアするだけである。
バックアップ時と状態が変更されている場合は、リストアとリカバリが必要。
多重化された制御ファイルの一部に障害があると、データベースのmountが行えない。
正常な制御ファイルをコピーすることで、回復可能。
2. 多重化された一部のREDOログメンバーのリカバリ
多重化された一部のREDOログメンバーに障害があっても、データベースのオープンも可能であるし、運用上の支障はない。
正常なREDOログメンバーのコピーもしくは、REDOログメンバーの削除、追加で回復可能。
以下のSQL文で、statusがINVALIDと表示されている場合、そのREDOログメンバーがアクセス不能になっている可能性がある。
SELECT group#, status, member FROM v$logfile
ORDER BY group#;
3. 一時表領域のリカバリ
データベースのオープンがおこなえる(アラートログに警告が記録される。)が、ディスクソートなど一時ファイルを使用する必要がある処理のときにエラーになる。
一時ファイルのみの削除、追加もしくは一時表領域の再作成により、回復可能。
4. 索引表領域のリカバリ
索引表領域に障害があってもデータベースは停止しない。
データベースの起動時にはオープンできない。
データファイルをオフラインにすることでオープンできる。(ただしNOARCHIVELOGモードでは削除前提のオフラインにする必要がある。)
索引表領域のリカバリはバックアップファイルからのリストアもしくは、索引表領域の再作成で行う。
NOARCHIVELOGモードでは再作成を行うべきであるが、ARCHIVELOGモードでは、リストアか再作成のどちらが良いか検討する必要がある。
再作成を行う場合は、Data Pumpにて索引定義を抽出するか、独自にSQLスクリプトを保存しておいてそれを利用する。再作成を高速化するのであれば、PARALLEL句もしくはNOLOGGING句を検討する。
5. 読み取り専用表領域のリカバリ
バックアップ時と状態が変更されていない場合は、バックアップファイルをリストアするだけである。
バックアップ時と状態が変更されている場合は、リストアとリカバリが必要。