マービン・マーベラス・ハグラー

2006-12-06 01:46:43 | ボクシング
YouTubeで、ボクシングの動画特集をやっていた。アメリカのボクシングに一時期はまったことがあった。
確か渡辺二郎の防衛戦が早く終了してしまって、おまけで見た「ハーンズVSデュラン」戦からはまったかな。日本の軽量級とは違い迫力がぜんぜん違ったし、スピードもあるしで、これがボクシングだなんて思ったものでした。
その時分大好きだったのが、ハグラーだった。なんせトレーナーも買ってしまったし、今でも私の宝物。

ハグラーってチャンピオンになるまで、強すぎてチャンスが与えられず、またチャンピオンになってからも、他の3人(レナード、ハーンズ、デュラン)に比べて不器用なのか地味に映っていたみたい。防衛戦を重ねていって戦っていく姿に、感情移入しちゃってた。(俺も不器用だったし。)
「俺はこんなに強いんだ!、俺を認めろ!」みたいなものが伝わってきてたから。実際、ハグラーって格好いい名言があるし。
覚えてるのは、「俺の禿頭を克ち割ってみな。そこにはボクシンググローブしか出てこないだろう。」とか。
だから、レナードvsハグラーの時は、本当にがっかりした。今でもミドル級史上№1候補にあがることは多いけど少し劣勢って感じだし、勝っていれば、皆が認めるミドル級史上№1という評価は得られたと思う。

何でこんなことを書く気になったかというと、ハグラーでぐぐってたら、「マイノリティーの拳」という本が引っ掛かって、書評読んでいるうちにあの時の熱い思いが蘇ってきたから。
明日、「マイノリティーの拳」を買おうっと。