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ただいまかぎり

自分の趣味嗜好で日々の出来事を写真付きで書く

諏訪大社上社へ行きました

2015-08-27 01:26:11 | 旅行

 諏訪市博物館を出て南方向の山へ向かうと、1分とかからないところに諏訪大社上社本宮があります。

車は、手前にある上社ドライブインの駐車場に入れ、ここの店舗を一回り。いわゆる門前にある定番の土産物屋

というよりも小奇麗な店舗が駐車場を囲んで並んでいるので、見て回りたくなるような場所でした。 

 博物館で一服する間もなかったので、ちょうど良い休憩場所となり、コーヒーとアイスを頼み、地域の信濃毎日

新聞を拝読、いざ諏訪大社へ!  

 

 鳥居をくぐると左前方に一の柱が目に付きます。正直、直立する柱を見ると大きさを、さほど感じることはありませ

んでした。 御柱祭で人が乗り通そうとする柱には勢いがあり、エネルギーを感じるのですが、境内に収まっている

姿を見ると大きさというよりも、緑の葉のない木、柱がある。 そこに何か意義、願いがあるように感じました。

 さて、私たちの来た道は北参道に当たり、そのまま真っ直ぐに進めば本殿に行けると思ったのですが、、、 案内は

左に折れ東に向かうことになっていました。 なぜこのような道順になるのか? ふしぎ? でした。

     

東の入口に向かう間に、五穀の種池、天流水舎、神楽殿など相互に並んでいました。

 

杉とヒノキが混在している境内。 いつごろからこのような配置になったのかな?

  

  

気になったのは、境内最古の樹木のひとつである大欅です。 贄の獲物をかけて祈願をかけたとか、それがこの

ような場所にあるのは、なぜ? 祀られているわけではなく、境内の神様との位置関係も? ふしぎ?です。

 

これを東側から見ると、 ど~んと あり。 二の御柱と比べても、その存在感がありすぎです。

でも、案内図には、載っていないし、しめ縄もないのです。 やはりふしぎ?でした。

  

さて、東の鳥居の中には門番を務めるような形で、出早雄命 (いずはやをのみこと)が祀られていました。

イボ神さまということですが、入り口にいきなり摂社の神様がいらっしゃるとは? しかも、イボ神様とは?

昔は、イボの人が多かったのかな? 豊橋にも二川にイボ神様が祀られています。

  

入り口御門は、神様のいらっしゃる近くまで行くにはよい参道になる感じです。 雪国であれば、屋根付きでお参り

しやすいし、気持ちも引きしまるのではないでしょうか。 これを通らせたいので、東側に迂回させたのかな?

  

通路の左側には、上社の御柱祭の特徴である「めどでこ」(柱からツノのように突き出したもの)が飾られていました。

  

 いよいよ、神様のいらっしゃる本殿へと 唐破風が浮き出てバランスのとれたきれいな建屋に りっぱな建物だな~

とついうっとり、格式が高いので近くへ寄れず、遠くからお参りさせて頂きました。

そして、近くの案内板を見ると、あれ~、拝殿と幣殿が続けてあるだけで、本殿としてはなしか~ とすると、

建物後ろに神様がいらっしゃるのか~ と  最初に見た境内案内図をしっかり見ずに、全体の配置と進路だけ

しか見ていなかったことに気づかされました。 大神神社のようにご神体としては自然の中にいらっしゃる。

あるいは自然自体ということなのか、とあらためて諏訪大社の歴史の古さに気づく始末でした。

もう一つ、神様の向きが、西になっているのは?やはり祀られている 建御名方神が出雲の方向をなつかしんで

向いているからなのかな? とも考えさせられました。 詳しい方に聞かなければ! 

まご娘は嫌がることもなく一緒に大社巡りに付き合ってくれました。 

 


まごとの夏休み 2

2015-08-26 15:37:24 | 旅行

8月23日 朝食は、諏訪湖SAで、すませました。 外へ出てみるとミンミンゼミが普通に鳴いていました。

最近の豊橋では、クマゼミとアブラゼミが多く、ミンミンゼミの声などとんと聞いたことはありませんでした。 

昔聞いたミンミンゼミの声が妙に懐かしく、こんな声だったよな~と嬉しくなってしまいました。

さて、次に向かったのが、諏訪市博物館です。

(博物館は、諏訪大社上社本宮の隣にあると言ってもいいほどの距離にあります)

博物館では、上諏訪駅舎改築50周年記念の鉄道展を開催していました。 マゴは、ジジババといっしょに旅行

すると必ず博物館に行くことには慣れていて、嫌がらずについて来ます。 入ると小さい子用のクイズも用意され

ていました。 クイズとなると興味を持ちやってみたくなるようで、さっそくチャレンジ。 解くために解説文なども

読むのでこちらとしては大助かりですが、それだけに目をとられてしまう場合もあるので、適度に立ち止まったり、

興味の湧きそうな言葉をかけをしながら回りました。 マゴは、全問正解で景品をもらい満足そうでした。

分かったことは、長野県は生糸の生産が盛んであったことと、今はがんの予防食品として注目されている、寒天

づくりがさかんであったこと、寒天の材料は海で取れるテングサ、海のないこんな内陸の諏訪市が寒天生産の

第1位とか、鉄道を利用してテングサが運ばれたそうです。

 さて、カウンターから博物館のホールを見ると、機織り機がおいてあり、そこには機織り体験できますとのメモが

あり、さっそく申込み、チャレンジしました。

  

  

織り上がるとコースターになり、後で送ってくれるとか。 しかし、完成するにはこれからまだ大勢のチャレンジャーに

織ってもらわなければならないとのお話でした。

 諏訪市と聞けば、御柱(おんばしら)となるほど、あの大きな木に大勢の人がのり坂を駆け下る御柱祭りが有名で、

当然それに関する資料はたくさんありました。 特に平成二十八年度は、七年に一度の式年造営御柱大祭(「御柱祭」)

で、きれいなパンフもたくさん用意され、情報発信されていました。祭りのニ、三年前から準備されているとのこと。

  

 

上社と下社では御柱の仕様が違うという事を今回初めて知りました。  自分の記憶は、すべて下社の御柱の木落と

しの映像で、こんな違いがあるとは驚きでした。 それにしても、やるたびにけが人や死者まで出すのにこの祭りを

中止にすることもなく続けてきたこの地の人々の文化、心意気というもののすごさを感じました。

さて、2階の常設展示では、アーチの門をくぐると、真冬の諏訪湖に出現する御神渡りの轟音を聞くことが出来ます。

マゴは、御神渡りの意味を知ると、「へ~、そうなんだ」と何度かその音を楽しんでいました。

 

 


マゴとの夏休み 

2015-08-23 09:20:05 | 旅行

今年もまた、マゴとの夏休み旅行に出かけました。

8月22日(土)、仕事を済ませ、午後3時過ぎの出発でした。そんな遅くの出発で旅行が楽しめるのか?って?

交通量も落ち着いてくるし、向かう場所が夜の方が都合がいい場合もありあます。 さて、向かった先は、昨年、

天候の都合であきらめた「ヘブンスそのはら」です。 そうです、夏と言えば「 星空 」なんです!

 

 恵那峡のサービスエリアには18:00には到着、夕食をとりヘブンスそのはらへ、ゆっくり食事をとっていたので

到着した時には、かなりの人でゴンドラに乗るまでに時間がかかりました。 やはり早めに行っていい場所取りを

しないといけないな~ 

   

ゴンドラの道中、照明は少なく、遠くに見える灯りをたよりに夜の空中散歩を楽しみました。 しかし、星空を見たい

身、思ったより時間(約15分位とか)がかかりました。 その間、暗い空間に漂う感じで、まご娘にとっては、ちょっ

ぴり怖い感じがしていたようで「 下を見れない 」 と体が少々固まっていました。 暗いので深い谷底のように見え

ていたようです。上を見てごらん今日は星空を見に来たんだから、、、こちらは、これから始まる星空ショーにワクワ

ク感は高まりました。

   

 到着するとすでに多くの人が、グランドに寝ころんで星空観賞中でした。 お姉さん二人が交互にレーザーで目的の

星を示しながら、いろいろお話をしてくれました。 見上げてみると、銀河も見えていたのです。 久しぶりの銀河の

星空です。お姉さんたちの解説の中でも、今日は一段と良く見えていますとのこと、この日のめぐり合わせにラッキー

を感じました。 

昔、息子(このまご娘の父親)と東北旅行に出かけ、小岩井農場からの帰り道で見た銀河を思い出しました。東北の

夜空はいつもきれいだった記憶があります。

さて、この星空を、デジカメでなどと思うまもなく、夜空の星に浸ることが出来ました。もっとも後で撮ったのですが、

月は写っていても、他の星は写っていませんでした。 残念。 また、秋にでも来たいな~ 今度来るときは、厚手の

シートが必要になるだろうな~ まご娘も自分の知っている星の実物を見れて、満足そうでした。

 


そうだ奈良へ行こう 1

2015-05-09 00:59:54 | 旅行

4月末から始まる連休に入っても変わらぬ日々を過ごしていました。

しかし、5月の風を感じると なぜか あのうす紫のフジの花を無性に見たくなりました。 

一度その思いが起こると、心が落ち着きません。 今年は旅行の予定も、無論、宿泊などまったく考えてもいま

せんでした。 藤棚で整えられたフジの花を見るのもいいでしょうが、緑に囲まれた野生で見ることのできる

フジの花ってホンと見たくなります。 この機会を逃すと見れなくなるのかもしれない、などという思も起こり、

自然にただいま限りの精神が引き起こされます。 5月2日の夜、寝袋積んで奈良へ向けて出発です。

 まず目指したのは名阪国道の高峰サービスエリアです。目的地の近くに行き、早朝から活動するといういつ

ものパターンです。 0:30に到着 朝を待ちました。 

 朝、奈良市内が一望できます。 大和高田市の方向でしょうか。かすかに二上山も

 

ファミレスで朝食を済ませ、高畑駐車場を目指しました。 2010年の平城遷都1300年祭の時は奈良教育大の

駐車場が無料開放されていたのですが、最近は無料開放を聞いたことがないですね~。 残念。

さて、奈良へ行く楽しみの一つに朝の散歩があります。特に好きなのは志賀直哉邸近くの散歩です。 それで、

奈良に来ると高畑駐車場を利用してしまうのです。 春日大社、興福寺に近く、奈良公園を楽しむことも出来ます。

 

傘のようにこんもりとした春日山を左に見て、歩くと古都にふさわしいお店があったり、ところどころに空き地があり

鹿に会うこともできます。

  

朝は、観光客が出始める前なので、落ち着いた雰囲気を味わうことが出来るのです。

歩いていくと パーキングでなんと一日500円、 次回はここにしよう! と思った次第。

 

また歩くと、 所どころにフジの花が見られます。 これを見たかったのです。 緑に紫、その色の対比がいいの

です。 どのフジの花も、その木が自分の本体そのもののように自然に咲き並んでいるのです。

 

藤原氏の家紋はフジです。 いったい誰が決めたのでしょうか。 自然の中にあるフジの花を見るにつけ、

これ程見事に一族の姿を現す家紋はないな~ と思わざるをえませんでした。 

このたわわな紫  たまりませんね。 

 

しばらく、ところどころに木々の間に見える  フジの花を楽しみながら歩いていくと、春日山遊歩道入口の案内が、

ありました。 右下を見ると東海自然歩道(旧柳生街道)も見えていました。

 

どちらの道を行こうかと看板の地図を見ると東海自然歩道は直線的な道で、春日山遊歩道は曲線的な道になって

いました。 直線の山道は急登、 曲線はゆるやかな道ではないか、しかも春日山原始林となったらやはり原始林

を見てみたいということになります。  長距離は大変なのでとりあえず、首切り地蔵まで行って、帰りは直線的な

東海自然歩道で帰ってこようと決めました。 実はこの見立てが、、、

   

 そうだ 奈良へ行こう 2  春日山遊歩道と東海自然歩道は、また後日。  時間がかかりそうです。


一本桜をたずねて 6

2015-04-09 12:49:32 | 旅行

加賀沢白山のエドヒガン桜

雲彩寺を目指した時、見かけた桜で、個人宅の桜かな? 後で見に行こう! と思って通り過ぎた桜でした。

野底川にかかる加賀沢橋のすぐ横にあります。道路からもよく見えます。

個人宅かなと思ったところは、小さな神社で、加賀沢白山大神と社名にありました。加賀白山本社から分祠され

た神社とのことです。 桜の大きさと神社の小ささは不釣り合いな程で、何か事情があったのかと思われます。

横から見た姿もいいのですが、川側から見る桜もいい感じに見られます。

樹皮の苔、木肌をみると歴史を感じさせられます。 樹齢は200年とのことです。

樹皮にあらわれた歴史に比較して、若々しい桜花には感銘を覚えます。

この方向から見た桜の方が、素敵に見えます。しかし、茶の外壁、樹形の良さに迫りすぎです。 残念!

空間を確保できないのなら、色の工夫をしたらとも思えるのですが、、、 白、グレー、黒、こげ茶 

う~む。 どれが? 適切なのか?

 

 

二本松の糸桜 ( = 枝垂れ桜)

大雑把な観光ガイドを頼りに、狭い道を入り。大体この辺りではないか、で、、出会うことが出来た桜です。 

今まで見てきた桜の中で一番小さなさくらでした。 なんでこんな小さな桜を?と思うほどでした。

 

案内板を読むと、、初代は巨木であったが、倒れてしまい、現在のものは三代目の桜とのことでした。 

小さくとも価値があるのは、初代の実生から育ったというところ。 支えているのは、「たえぬかほりそ」の歴史。 

どれほどのものであったのでしょうか?  想像してしまいます。    しかし、

想像するにしても、あった状況としての空間が欲しいですね。 またこの辺りは、道幅も狭く、駐車場もありません。 

道をへだてて二本の松と天満宮が見られます。 このようなところに二本の松とは何か象徴的に感じました。

天満宮の正面に行ってみると、ここにも小さな案内板が、読んでみると

二本の松の果たした役割があったことが理解できました。 このあたりに飯田の遊郭があったんですね~。