8日前の問題の解答です。
第1波は未成熟な推進波。通常3つの推進波のうちで最も短いことが多いが、大きな底値圏形成後には極めて力強くなることもある。
第3波は通常、推進波の中で最も長くて力強く、最短となることはない。上昇幅は第1波の1.62倍以上の確率が最も高いとされている。トレンド系指標に買いシグナルが発することや、ファンダメンタルズも好転し出来高は最大となる。
第5波は第3波ほどの力強さはない。多くの確認指標が価格の動きに遅れることや、オシレータ指標などが逆方向にそれ始め、株価の天井を警告するようになる。
延長とは第1波、第3波、第5波の推進波のいずれかが、更に5つの波に分かれて拡大すること。最も多いのは第3波の延長。延長が起これば9波構成となる。延長の延長も第3波の中で最も多く、この場合には13波構成となる。延長推進波1波に対しては、他の2つの推進波は時間と規模で同等となる傾向がある。
全体の特徴として、①第1波が延長の場合、第3波と第5波は延長しにくい、②第1波と第3波が普通の波であれば第5波は延長されやすく、出来高が第3波より極めて多くなる時は第5波が延長の延長となる確率が高まる。③第3波が延長の場合、第5波は普通の波になりやすく第1波と同じ長さや値幅になることが多い、―などがある。
フェイリャーは第5波に見られる特異な動き。通常の上昇波動は1波、3波、5波と高値を更新するのに対して、第5波が第3波の高値を超えられないことをいう。これを未達成として波動の壊れと解釈している。それは、第5波の上昇推進力の衰えを示唆し、下降トレンドへの転換を警告する。第5波がより小さな5波で構成されていればフェイリャーと考えてよい。下落波動においては第5波の安値が第3波の安値の上で下げ止まることをいう。上昇相場ではダブルトップ、下落相場ではダブルボトムのフォーメーションを形成する。
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第1波は未成熟な推進波。通常3つの推進波のうちで最も短いことが多いが、大きな底値圏形成後には極めて力強くなることもある。
第3波は通常、推進波の中で最も長くて力強く、最短となることはない。上昇幅は第1波の1.62倍以上の確率が最も高いとされている。トレンド系指標に買いシグナルが発することや、ファンダメンタルズも好転し出来高は最大となる。
第5波は第3波ほどの力強さはない。多くの確認指標が価格の動きに遅れることや、オシレータ指標などが逆方向にそれ始め、株価の天井を警告するようになる。
延長とは第1波、第3波、第5波の推進波のいずれかが、更に5つの波に分かれて拡大すること。最も多いのは第3波の延長。延長が起これば9波構成となる。延長の延長も第3波の中で最も多く、この場合には13波構成となる。延長推進波1波に対しては、他の2つの推進波は時間と規模で同等となる傾向がある。
全体の特徴として、①第1波が延長の場合、第3波と第5波は延長しにくい、②第1波と第3波が普通の波であれば第5波は延長されやすく、出来高が第3波より極めて多くなる時は第5波が延長の延長となる確率が高まる。③第3波が延長の場合、第5波は普通の波になりやすく第1波と同じ長さや値幅になることが多い、―などがある。
フェイリャーは第5波に見られる特異な動き。通常の上昇波動は1波、3波、5波と高値を更新するのに対して、第5波が第3波の高値を超えられないことをいう。これを未達成として波動の壊れと解釈している。それは、第5波の上昇推進力の衰えを示唆し、下降トレンドへの転換を警告する。第5波がより小さな5波で構成されていればフェイリャーと考えてよい。下落波動においては第5波の安値が第3波の安値の上で下げ止まることをいう。上昇相場ではダブルトップ、下落相場ではダブルボトムのフォーメーションを形成する。
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