ほぼ不定期日記

散歩ばかりしている男の嘘日記

米原の伊吹野で天ざる手繰って三島池を散策する

2016年03月29日 | ほぼ蕎麦屋めぐり

高速道路はつまらない 

美濃加茂で降りて明治村を素通りし国道21号を西へ走る 

午後4時 米原に到着 

伊吹山の麓でちょっと早めの夕食を摂ることにする 天ざる1350円 

なかなか美味い! 


太目の蕎麦だが甘みと腰が強くて喰いごたえがある 天ぷらは関西風の白いタイプだ 

産直売り場でトマトとミカンと関西風のちらし寿司とご当地牛乳を買う 

宿のある三島池に向かう 

まだ明るいので池の周りをぐるりと歩く 

楊の新芽が輝いている 

後ろに聳えているのは伊吹山 言うまでもない


池の片隅には枯れ葦が生えている 

オオバンが水中の新芽を狙って何度も潜っている 


池をぐるりと回ったら猫がいた 

前にも会ったっけ? 


池のほとりに三島神社があるので訪ねてみる 


三島というのは水にちなんだ島の付く名を持つ神を三柱祀ってあるということだ 

石造りの鳥居を潜ると左手に手水舎がある 

蛇口はいわゆる中国龍タイプだがなかなか巧みな造形ではある 

まさか海洋堂の手になるものではないだろうが・・・ 

懐にタワシを抱かせているのも面白い 


手水を使った人のために手ぬぐいが掛けてある 

信長と秀吉の閨閥の相関図が染め抜かれているのもご当地らしくて面白い 


石段を登るとガラス張りの舞殿があるのが女神を祀った神社にふさわしい 

舞殿の背後には石段がありさらに門があり・・・ 

 


その奥に拝殿が見えるようになっている 


門の両脇には大砲の弾が据えられている 台座には「日露戦勝」と刻まれてある 


拝殿はちいさいながらも桧皮葺の立派なものである 

地面から清らかな水がこんこんと湧くのは理屈で解っていても不思議なものだ 

ましてや褶曲した地層のことなど知らない古代の人には神秘以外のなにものでもなかったに違いない 

拝殿の前から池を見下ろし手を合わせてしばし祈る 

宿に向かう 

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