もうイチ度鷹に会いたくて出かける

午前８時に起床して朝飯を作る

蕎麦粉を卵液で硬めに溶き卵焼き器で四角く焼き

バナナとマグいっぱいのモカをそれに添えて喰う

このブログに恥ずかしげもなく貧しい朝飯を載せているのは

「五十なかばの独り者がこんなモノ喰ってやがる」と笑ってモラいたいからだが

無沙汰している田舎の老母に「ちゃんと食べてるようだ」と伝わるだろうという計算もある

どっちにしても笑って見てモラえればイイのだとバナナを齧ってモカを飲んでも　

脳裏に昨日泉の森で出会った鷹の姿が浮かび上がってきて矢も楯もたまらず家を出た

小春日和だった昨日とは違ってとにかく今日は寒い

猫たちは冷たい風を避けるように草むらで丸くなっていた

ぐるぐる歩き回ったけれど鷹には会えず・・・

ヒヨドリがイイギリの赤い実をついばんでいるのを見ただけ

森の中も薄暗くて春の気配は全く感じられない

ウバユリの殻がオブジェのように立っていた　冬らしい景色だ

がっかりして帰宅

夕暮れる前に猫たちに会いに出かける

土手の上から西の空を望めば雲が裂けて光が帯状に降り注いでいた

右から箱根の二子山　熱海峠　天城山　富士は見えない　

キジトラ妹にも会えず・・・

土手を降りると猫たちがわらわらと集まってきた

皆  元気だ！

小母さんの尻尾に気を取られた茶トラっ子は・・・

ぶつかってくるアメショ柄キジに気付かず・・・

ビックリして・・・

立ち上がる！

ほんとうに茶トラっ子はぼんやりしているなぁ

息子の大騒ぎに微動だにしない三毛姐さん

さすがだねっ！　凛としてるねっ！

身体が冷えきったので家に戻る

今夜は豚バラ肉と白菜の鍋