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小さな庭で心の整頓

ー庭めぐり・庭いじり・草むしりー

石灯籠の正しい読み方は「いしどうろう」

2024-12-31 | ②石燈籠
※検索
石灯籠の”石”は「いし」、”灯”は「あか(り)」「とう」、”籠”は「こも(る)」「ろう」と読むことができますが、石灯籠を「いしとうろう」と読むのは間違いです。と、ある。
※メモ
石塔系層塔
お釈迦様の遺骨を納めた仏舎利塔(ストゥーパ)が由来
笠の枚数は奇数が基本
#へぇー

石灯籠:種類※検索

2024-12-19 | ②石燈籠
代表的な種類
<春日型>
寺社で多く見られるもので実用性も高い。竿が長く火袋が高い位置にあるのが特徴である。園路沿いに設置するのが一般的。適切な固定措置をとらないと地震時には倒壊する危険性が高い。
<雪見型>
雪見とは「浮見」が変化した語である。竿と中台が無い為、高さが低い。主に水面を照らすために用いられるので笠の部分が大きく水際に設置することが多い。足は3本のものが主流。笠の丸い丸雪見と六角形の六角雪見がある。
<岬型>
雪見型から基礎部分(足)を取り除いたもの。州浜や護岸石組の突端に設置する。灯台を模したものである。
<織部形灯籠>
つくばいの鉢明りとして使用する、四角形の火袋を持つ活込み型の灯籠。その為、高さの調節が可能である。露地で使用される。奇抜な形から江戸時代の茶人・古田織部好みの灯籠ということで「織部」の名が着せられる。石竿に十字模様や聖人(実際は地蔵菩薩)のようにも見える石像が刻まれており、これをもってキリシタン灯籠と呼ばれることもある。ただし、織部灯籠をキリシタン遺物と結びつける説が現れたのは昭和初期からであり、否定的な学者も多い。[4]
<遠州形灯籠>
小堀遠州の意匠によるもので、笠が特徴的で、小堀家の家紋である七宝紋の彫りのあるものもある。
<その他の種類>
道成寺型
三月堂
奥ノ院
双獅子
清滝堂
泰平
平等院
濡鷺
西ノ屋
柚ノ木
善導寺
善導寺なつめ型
泉涌寺
蘭渓
当麻
六角
勧修寺
般若寺
寸松庵
蛍型
高麗
小屋棒
道標
角露地
鰐口
利休
キリシタン

石灯籠:各部の名称※検索

2024-12-19 | ②石燈籠
石灯籠:各部の名称
上からの各部の名称
<宝珠(擬宝珠)>
笠の頂上に載る玉ねぎ状のもの。
<笠>
火袋の屋根になる部分。六角形や四角形が主流であるが雪見型の円形などもある。多角形の場合は宝珠の下部分から角部分に向かって線が伸び、突端にわらび手という装飾が施されることもある。
<火袋>
灯火が入る部分で灯籠の主役部分である。この部分だけは省略することができない。装飾目的の場合は火をともすことは無いが、実用性が求められる場合には火や電気等により明りがともされる。
<中台>
火袋を支える部分で最下部の基礎と対照的な形をとる。蓮弁や格狭間という装飾を施すことがある。
<竿>
もっとも長い柱の部分。雪見型に代表される背の低い灯籠ではよく省略される。円筒状が一般的であるが、四角形、六角形、八角形のものも見られる。節と呼ばれる装飾がよく用いられる。
<基礎>
最下部の足となる部分である。六角形や円形が主流。雪見型灯籠などでは3本や4本の足で構成される。

灯籠(とうろう)※検索

2024-12-19 | ②石燈籠
※検索
灯籠(とうろう)は、ご仏前(ご霊前)に灯される灯明のひとつ。 古来より仏教では、お仏前へのお供えとして、献灯(けんとう:明かりをともすこと)、献花 (けんか:お花をそなえること)、献香(けんこう:お香をくゆらすこと)が欠かせないものといわれている。

・現在では、庭の景観の一部として取り入れられている。
・戸外用の灯火器。風から守るため,火炎部を囲う構造(火袋)をもつ。 灯楼などとも書く。
・材料から石灯籠,金灯籠,木灯籠,形態から台灯籠,釣灯籠に分類。
・東アジアの伝統的な照明器具の一種であり、日本・中国・朝鮮半島・ベトナムなどの国々に広く分布している。
・「灯」の旧字体は「燈」であり、また「籠」の異体字や拡張新字体は「篭」である。このため、日本国内では「燈籠」や「灯篭」といった異なる漢字表記も広く見られている。
・日本庭園:日本には飛鳥時代に仏教が伝来したのと同時に灯籠が伝来した。初期はその多くが「献灯」と呼ばれ、社寺に設置されていたが庭園文化の発達と共に園内に鑑賞目的で石灯籠が設置されるようになった。石質は花崗岩が主流で、その中でも御影石は石灯籠の中で最も多い。