入湯求湯巡礼行記

これまでに訪れた温泉を紹介します。
時代に逆行し、写真は基本的に載せません。
変換できない残念な名称のブログです…

勝浦温泉 ホテル&レンタカー 660 (和歌山県那智勝浦町) ★★

2020-08-24 | 近畿・中国・四国の温泉

勝浦温泉は、紀伊半島の先端にも近い那智勝浦町の沿岸部に展開する温泉で、千葉県の勝浦と区別するためか南紀勝浦温泉とも呼ばれる。江戸時代後期にはすでに温泉が利用されていたそうで、熊野古道や那智の滝などの観光地にも近いことから、現在は近畿圏や中京圏からの観光客でにぎわう。

ホテル&レンタカー 660 は、JR 紀伊勝浦駅のすぐ近くにあり、レンタカー、宿泊、立寄り湯などのサービスを提供している。浴室には 6 人ほどが入れる湯舟が 1 つあり、おそらく自家源泉であろう玉乃湯が加水、加温で使用されている。オーバーフローはあり、表示でもかけ流しとのことであったが、吸い込み口もあった。これは加温のためだろうか。無色透明で、塩味のある湯であった。


(2016 年 9 月)


◆源泉情報◆
源泉名:玉乃湯
泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉
湧出量:142 l/min
泉温:30.5℃
成分:pH7.3、溶存物質 5584 mg/kg、主要な成分は以下の通り(いずれも mg、カッコ内はミリバル %)。

ナトリウムイオン 1429 (65.48) 塩化物イオン 3066 (90.36)
カルシウムイオン 468.3 (24.62) 硫酸イオン 408.0 (8.88)
マグネシウムイオン 109.6 (9.50) メタケイ酸 43.6

分析日:2009 年 11 月 10 日


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